「ロッタちゃんと赤いじてんしゃ」「ロッタちゃんはじめてのおつかい」=お子様シリーズ2=

昨日に続き、リンドグレーン女史のこれまた代表作「ロッタちゃん」シリーズの映画化で、うれしいことにこれはスウェーデン語・日本語字幕で観ることができます。92・3年に制作され日本に入ってきたのが制作順と逆だったため、ちょっと細かいところで意味がわからなくなりますので観る順は「じてんしゃ」→「おつかい」です。「ピッピ」シリーズとはちがって、「ロッタ」ちゃんは5歳児の行動範囲内のみでお話が展開します。舞台となるスウェーデンの小さな町の一角をほんとうに作ってしまって、今は観光名所になっているそうです。

やっぱりなんて言うかスウェーデンの生活感覚って言いますか、感じるものがありますね。映画としても超一級品と思います。音楽もステファン・ニルソンというヒトですが、なかなかいいなあ、検索してみたらいくつか映画音楽を手がけていましたので後日追いかけてみましょう。金をかけて居丈高に物を壊したり人を殺したりすれば一応観客動員できる映画は可能でしょうけど、こういう映画はぜったいつくれないはず。

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Commented by lunasmile at 2006-01-09 12:20
ピッピ!とくればロッタ!!というのは当然ですね。
Commented by kugayama2005 at 2006-01-09 15:13
ロッタちゃんに対しては、いろいろ調べると好き嫌いが激しいようですね。だってこんな5歳児がいたら頭にくる気持ちわかります。だけどこんな女の子も、ほんとうの女になったら親も家も忘れてどっかに行っちゃうと思うとボクは悲しいな。となりのオバサンの家で“おままごとセット”をロッタちゃんが見つけたとき、オバサンはどんな気持ちだったのかな。オバサンの娘やお父さんはどこに、どうして暮らしているんだろう。まあ・・・これはやっぱりオトナの見る映画だな。
Commented by CBO at 2007-02-20 10:27 x
www.alv.seアストリッドリンドグレーンワールド開設記念に撮影されたのがロッタちゃんとやかまし村の子どもたちと聞いています。
Commented by kugayama2005 at 2007-02-21 08:14
アストリッドリンドグレーンワールドは行ったことないのですが、長靴下のピッピ役の女の子は地元の子なのでしょうか。
by kugayama2005 | 2006-01-09 00:10 | ■映画の楽しみ | Trackback | Comments(4)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005