2016年 10月 25日
夢千夜一夜【第1夜】 ライカ ズミルックス f1.7/23mm ASPH
学校の校舎のような建物。5階くらいの高さ。
窓をあけはなっている。
透明な箱に、昆虫が2、3匹入っている。
帰巣本能の実験。
箱の開いている部分を前にすると、昆虫が飛び出して、帰巣するかどうかという実験らしい。
虫が元いた所というのは、500メートルばかり離れた高校だ。
こちらは中学校らしい。
高校で昆虫を飼い、中学でも昆虫を飼っている。
それを交換して、放った場合、もといた場所に帰るかどうか。
そういう実験をしていると思う。
昆虫の箱は私がひとつ、あと中学生がひとつ持っている。
箱の開いている部分を上面にして昆虫を放とうとするが、出て行かない。
中学生の箱からは、昆虫が1匹出て、窓際に落ちてしまった。
中学生は手で虫を回収しようとしている。
「帰巣本能の実験ならば、帰巣性のある蜂とか蟻でないとうまくいかないのではないか?」と私は言う。
そう言いながら、蟻が500メートルの距離を帰巣しようとする姿を想像して気力がそがれる。
岡田克也氏(元民主党代表)が来て、「もう11月だぞ」という。
そして、手に持っていたビニールシートを窓から落としてしまう。
岡田氏は、だれか取ってきてくれないかと言うような顔をするので、無視する。
中学生も無視する。
実験は全体として意味の無いものに終わったようだ。