2017年 04月 22日

夢千夜一夜【第242夜】 ライカ ズミルックス f1.7/23mm ASPH

【第242夜】

公務員がリベートを取ったり、事務所の切手や印紙を詐取したりしていたということで問題になっている。そこに、山肌から水が大量にしみ出してきて、危険な状態、山津波の前兆だ。広い駐車場の路面に、扇状の水面がさざなみだって落ち、うすくきれいに広がっている。

山の上にある絵画館に避難したほうがいい、と思うが、他の人たちは車があるのでのんびりしている。車をたよって逃げ遅れ、最終的にやむを得ず谷の方にくだって逃げるのは特におろかで危険だが、現実はそうなろうとしている。

今すぐ流水を渡渉し、山のてっぺんの絵画館で一夜を過ごしたいのだが、見ると、公務員の労働組合の委員長が何も指示を出していない。彼女はなぜか、目が六つあり四方をにらんでいて、組合の方針とは違う行動は取りにくいようだ。事実、一つの目はこっちを凝視している。

しかしよく考えると、公務員の労働組合とは何も関係はない。六目のおばさんにいかにニラまれたとて、生き残るためおれはおれだと思い、水流を渡渉して山頂の絵画館へ行く。

山頂の絵画館も、湿っている。一晩眠るための小部屋を見つける。話し相手のロシアの美少女はいないのかとさがすが、いない。ふと、これはタルコフスキーの映画なのかと思う。そう思うと心を病んだ妻や、愛人の記憶が津波のように襲ってきた。

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by kugayama2005 | 2017-04-22 00:00 | Trackback | Comments(0)
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