サントラ盤「初恋」のテーマ(アナログで聴いてみよう41)

いかなる経過でこのレコードを持っているのかボクは完全に忘却してしまったが、この映画で初めてドミニク・サンダ(Dominique Sanda)に出会い、さっそく惚れてしまったことだけは確かなのだ。しかも尊敬すべきマクシミリアン・シェル(Maximilian Schell)が監督であり俳優としても出演しているとあれば、生涯忘れがたい作品であることは間違いない。・・・ところがなんたることか、この映画の映像は持っていない。・・・見るのが恐いということもある。これ以上惚れたら、社会生活に支障をきたすかもしれない。

ところで1972年からのドミニクはあまり見たくないというヒトもいます。振り返り見すれば、やさしい女(1969) 、暗殺の森(1971) 、初恋(1971) 、悲しみの青春(1971) あたりのドミニクを一生背負っていく馬鹿男がいるということでしょう。気持ちはわかりますけど、現実というものもありますしね。なおこの映画の原作はツルゲーネフの「初恋」であります。

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Commented by nightly at 2006-03-11 00:06
ボクと同い年のドミニク!そういえば2、3年前に観た「クリムゾン・リバー」に盲目の尼の役で出ていたっけ・・・。それはないよなー・・・、って思って観てたっけ・・・。
Commented by kugayama2005 at 2006-03-11 17:01
「初恋」は原題Erste Liebeとドイツ語で、ヨーロッパでの公開は1970年です。ドミニク・ボレーニュとしてパリのブルジョア家庭に生まれ16歳(1967年)で出奔し氏名不詳の野郎と結婚。ヒモ男を養うためモデル稼業をしているうちに1969年ロベール・ブレッソンの映画「やさしい女」で女優デビュー。その「やさしい女」を見たいのだが!見てない!
Commented by kugayama2005 at 2006-03-11 17:04
ちなみに最初に結婚したヒモ男はすぐ棄てた。よかったよかった。その後、未婚の母になっている。「なぜサンダなの?」と聞かれて彼女は答えている、「Sの字が好きだから」
Commented by nightly at 2006-03-11 23:59
イチダ、ニダ、サンダ!ボクはMの字が好き!!
Commented by kugayama2005 at 2006-03-12 00:11
兵庫県に三田(さんだ)市というところがありますね。ボクはHの字が好き。
by kugayama2005 | 2006-03-10 00:54 | ♪音楽の楽しみ(欧州スラブ) | Trackback | Comments(5)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005