【バードランドのチャーリー・ボウ006】テスト撮影その6(多摩川の鳥たち<セイタカシギ>)

ほとんど毎日多摩川に行っているものだから、今日はやめて違うことにしようと思ったのに、また行ってしまった。でも行って良かった。おそらく自慢じゃないけど、野鳥の写真としてはそうとうのモノを撮ったと思う。セイタカシギの群の飛翔なのである。粘りまくってやっと撮れた。合い言葉は、飛ぶ鳥はいつか飛ぶので飛ぶまで待とう家康。

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11月5日、12時44分、東京都大田区・多摩川にて。ブログ用に3.5メガの画像を500KBまで落としてあります。セイタカシギの飛ぶ速度にあわせて流し撮り。しかし・・・ピント合わせはマニュアルではなかなかきつかった。1万5千円のレンズの限界であります。
Commented by 紅蓮 at 2006-11-05 17:51 x
あー、きれい。足もピンク? なのがわかるね。
美しい飛翔。せっかちにはできない技だわね。
Commented by kugayama2005 at 2006-11-05 18:01
だんだん潮が満ちてきたんだ。大潮(満月の時が大潮だよ)に近いと、潮の満ち干が大きい(月の引力が効果的に働くから)。だから河口でなくても、下流だと干潟がどんどん水になってくる。鳥たちはいる場所が狭くなって・・・いつかは飛ぶ。・・・飛んだ!
Commented by トントン at 2006-11-05 23:02 x
すごい!いいねっ、飛ぶ鳥!!
元生物部が情けないけど・・全部同じ鳥?羽の開き方、色々で面白い。
Commented by kugayama2005 at 2006-11-06 01:02
元生物部の方!、羽根の開き方を揃えろなんてシンクロナイズド・フライングというか航空ショーというかそんなこと言っちゃだめっすよ。みなさんセイタカシギのグループです。10家族くらいかな。11月にもなるとそろそろグループを解散して、家族単位に冬を越すのでしょう。

飛んだタイミングが面白かったですよ。ユリカモメが一斉に鳴き交わして、突然飛び始めました。・・・ユリカモメは上空で大きな群を作って旋回し、置き去りになる仲間がいないようにしばらく様子を見るのです。・・・その群に気を取られていたら・・・セイタカシギがいないのであせりました。実はセイタカシギもほとんど同時に鳴き交わして飛びたったのです。それがこの写真です。
Commented by kugayama2005 at 2006-11-06 01:08
その後、どうなったか。ユリカモメは一斉に東京湾方面に飛び去り・・・しかし面白いことに約500羽はそのまま去ったのですが、100羽くらいはまた戻ってきました。

セイタカシギは・・・着水してまた全員戻ってきました。ぶらぶら遊び食いしていた子どもたちも、遅れずに集合したらしいのはすごいですね。らしい・・・というのは干潟中さがしていなかったので、合図を聞いて飛んだのだと思います。
Commented by 松沢千鶴 at 2006-11-06 11:25 x
 TBありがとうございます、久我山散人さん。はじめまして。
 多摩川で撮影されたのですね。素晴らしいです。
  実は、ブログを引越しいたしました。
 http://blog.zukan.net/blog/
 です。今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by kugayama2005 at 2006-11-06 12:00
松沢さんはじめまして。セイタカシギは東京湾では谷津干潟で繁殖しているらしいですが、多摩川河口付近ではどうなのかわかりません。満潮になると干潟はなくなってしまいます。魚釣りや、潮干狩りのひとも多いので、繁殖は無理かもしれません。http://blog.zukan.net/blog/
ではいろいろ調べられるので感謝しています。
Commented by ターボ at 2006-12-07 05:51 x
鴫の羽返と喩えられても、これまでイメージが描けなかったのですが、おかげさまで、描けるようになりました。
Commented by kugayama2005 at 2006-12-07 08:24
ターボさんはじめまして(ここでは)。セイタカシギは一般的なシギではありませんけど、なぜか東京湾で繁殖するようになり、多摩川河口もゴカイなどが豊富なので定着しているようです。

これを撮った11月初旬はこんな大きな群れでしたが、いまはツガイ単位にばらけているようです。春過ぎの雛が育つまでは、核家族化するらしいです。
Commented by 赤い風車 at 2007-06-08 10:46 x
素晴らしいですね。
なかなかこんなチャンスには恵まれない。
粘りの勝負なのでしょうね。

多摩川を散歩するのにカメラを片手に目に見えるものをメモしています。
ガス橋中心にとどろき緑地から六号緑地の間ですが、今後とも勉強させてください。
Commented by kugayama2005 at 2007-06-08 11:02
赤い風車さんこんにちは。・・・これは去年の秋の写真です。一昨年の秋はもっと沢山セイタカシギがいたそうです。今、セイタカシギは、中央防波堤あたりに移住して、子育ての最中だと思います。また子どもたちと多摩川に帰ってくるのを楽しみにしています。

小生のブログは、最近は平日に音楽、週末は鳥見というようなパターンになっております。一番右下のカテゴリ「バードランド」をクリックすると鳥撮りが検索できます。今後ともよろしくお願いいたします。
by kugayama2005 | 2006-11-05 16:55 | バードランド | Trackback | Comments(11)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005