このブログも満二年、それを記念して二年ぶりに、日本のジャズそれも女性のピアノを聴き直してみよう。前回は網羅的に手持ちのアルバムを総動員して聴いたけど、今年は偏った聴き方をしてみようと思う。・・・偏ったといっても、好きな奏者だけを聴くというわけではない。ただただワガママに聴きたいだけなのである。
女性で日本のジャズピアノといえば、三輪洋子と野本晴美がまずボクの脳裏をくすぐる。野本晴美は東京で聴くことができるが、三輪洋子は知らない。マンハッタンでもボストンでも、一度聴きにいきたいと思う。しかし、彼女が日本で演奏しないのは不思議だ。なぜなら彼女の曲想は、日本を再発見させるものなのだから。