2008年 03月 31日
魔鏡懺悔 望遠系接写系撮り比べ
アンジェニューの望遠系は、レトロフォーカスの印象と違って、かっちり写る。135ミリというのは当時流行ったのかもしれない。6番で出てくるライカ・ヘクトールも似ている。望遠というより長焦点のスナップと言ったほうが良いかもしれない。
2)カール・ツァイス ゾナー Sonnar 180mm f2.8
ツァイスの180ミリが最初に登場したのはベルリンオリンピックの時で、ゆえにオリンピック・ゾナーと言われている。これは初期のものではないけど、のびのびと色の出方も自由な感じがする。
3)キャノン マクロ CANON MACRO EF 100mm F2.8
マクロレンズには気の毒だけど、テレマクロ風に撮ってみた。カラスの質感などはキャノンといえようか。
4)ハッセルブラッド ゾナー Hasselblad Sonnar 150mm f4
ハッセル用のゾナー、優等生風の写りでちょっと物足りなかったけど、こうしてみると流石だな~、と感心した。もっと使いたいレンズ。
5)キャノンズーム CANON ZOOM 100-400mm(100mm) F4.5
おなじみの100-400mmの100mm端で撮ってみた。
6)ライカ ヘクトール Ernst Leitz Wetzler Hektor 135mm f4.5
近接撮影に強い感じがする。本来、そういう設計になっているのだと思う。
7)マミヤ アポ・マミヤ APO-Mamiya A 200m f2.8
今回いちばん感心したのがこのアポ・マミヤ。ファインダーを見たときから違っている。暗い色調が嫌な感じだけど、デジカメだからその場で軌道修正できるはずだ。来月からやってくるコアジサシはこのレンズで撮りたい。
8)ローデンシュトック・アポ・ロダゴン RODENSTOCK Apo-Rodagon-D 75mm f4
ここからは接写専用のレンズ。アポ・ロダゴンはやっぱり群を抜いている。もっとこのレンズを使おう。
9)ローデンシュトック・オメガロン RODENSTOCK OMEGARON 50mm f3.5
上記アポ・ロダゴンが75ミリとちょっと使いづらい焦点距離なので、もっぱらこっちを使っていた。
10)マミヤ・セコール マクロ MAMIYA-SEKOR MACRO C 80mm f4 N
このレンズも銘玉といえようか。シリアスなレンズである。
11)ニコン マイクロニッコール Micro-NIKKOR 55mm f3.5
おしまいにしようかと思ったらこのレンズを忘れていた。
たくさんの懺悔だわ。@@
カール・ツァイス ゾナー Sonnar 180mm f2.8の透明感のある明るさが好きかも。
これだけあるとどれを使うか迷って、撮りに出かける「時間が無くなりそうですよ。
意外に^^ツァイスに2票入っちゃいました。ここでは、やっぱりアンジェニューは面白い、という結論をえようと思ったのですが、世論は誘導されませんでした。ゾナーは自由感がありますね。
ボクはマミヤがいいなあ、と思いました。マミヤは色の出方が鬱なんで、難しいレンズですが、もっとはしゃいで良いんだよ、とか、気を楽にね、とか話しかけながら撮ると少しはゆったりとした絵になる、かどうか。
昨日、アンジェニューとローデンシュトックのよさげなレンズが、イーベイに出ていたので、それも200ドル程度だったのでオークションに参加しました。しかし時間ギリギリにアンジェニューは500ドル、ローデンシュトックは800ドルになったので、あっさり退却しました。
皆さんのディスプレーによって見え方も違ってくるし、なかなか判定は難しいですよ。
オークションなどをこまめにチェックすると、こういう日本ではレアなレンズが手に入るのですね。
それには、レンズの勉強をもっとしないといけないな。
レンズの勉強はやめといた方がいいと思います。結果だけ聞くのが賢明と思います。小生はこのあと、ローデンシュトックとアンジェニューを追加し、クセノンを買ったらもういらないって感じです。
その後は、1万円以下の珍レンズを自分で整備して再生させて楽しむ予定です。
レンズを手に入れるのにも為替レートが関係するとは、インターネットのおかげで知らず知らずのうちに、庶民生活もグローバル化をしているのですね。