久我山散人

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2006年 03月 31日

早見 優「Image」(アナログで聴いてみよう60)

彼女をはじめてTVで見た時、日本の型にはまらない女の子が出てきたもんだ、と思いました。ということは当時の女の子は嫌でも日本の型にはまりきっていたわけですね。彼女はそういう意味で単なるアイドルではなく、指標のような存在で実は彼女自身もそこのところよくわかっている筈なのです。

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# by kugayama2005 | 2006-03-31 04:18 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(6)
2006年 03月 30日

竹内まりや「Love Songs」(アナログで聴いてみよう59)

春と言えばこのアルバムも聴きたくなりました。いつもはCDで聴いていますがLPでいきましょう。なんだかふと聴いていると、山下たつろ~が女化したような感じだな。ま、それは行きがかり上しかたねえっす。それはそうとクレオソート週末花見やらないと世の中に乗り遅れるな。
<ブログ内まりや様:http://kugayama05.exblog.jp/d2006-02-25

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# by kugayama2005 | 2006-03-30 05:59 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(2)
2006年 03月 29日

真梨邑ケイ「Tiempo de amor」(アナログで聴いてみよう58)

なにかなまめいた春の風がふいているのでこんなアルバムを取り出しました。彼女はなんだかH系のよう言われていますが、そんなことありません。でもケイさんの出ている映画を検索していたらいきなり「18歳以上ですか?」ときかれましたけど、あれって何ですかね。

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# by kugayama2005 | 2006-03-29 06:33 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(2)
2006年 03月 28日

欧陽菲菲「雨の御堂筋」(アナログで聴いてみよう57)

71年この曲でデビューした菲菲姐さん。・・・後日おっしゃるに「御堂筋ってなんの筋かな〜ってわからなくて歌ってた」と。このころの、どっちかというとカンツォーネ娘風な寂しさをもたたえた声、音程ははずれても日本語ちがっても押し切ってしまうところが好きです。でも後年の台湾オバサン丸出し菲菲姐さんもなかなかいけます。

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# by kugayama2005 | 2006-03-28 04:03 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(0)
2006年 03月 27日

カルメン・マキ「Night Stalker」(アナログで聴いてみよう56)

カルメン・マキとは本名Maki Lovelac、又の日本名を伊東牧、カルメン・マキとは寺山のシナリオ上の名前である。マキ・ラブラックや、イトウ・マキではなく、カルメン・マキであるところが寺山の天才だろうか。もっとも寺山は伊東牧のほうに固執していたらしいが、役が一人歩きしてしまったのだろう。

実は山崎ハコとカルメン・マキは誕生日が一緒で、ハコはそのことについて「共通点は暗いところかな。またそれを言わせないでよ〜」とコラムに書いていたけれど、マキが暗いワケじゃなくてみんなが寺山マジックの中にいたんだろう。・・・昨日那覇の街でマキのライブを告げるポスターが貼り残されているのを見てうれしくなった。


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# by kugayama2005 | 2006-03-27 00:12 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(0)
2006年 03月 26日

急に沖縄出張という無謀さ(3)安富祖貴子「KON」

今回の最大の収穫はじつは安富祖(あふそ)貴子CDでした。那覇の国際通りの老舗レコード屋さん(高良レコード)、最近はゴーヤ・マラカス(なんとニガウリのかっこしたマラカスというだけ;;)というお茶目なグッズをヒットさせてまして、じつはそれを見たかったのでありますが・・・ちらちらとCDを見ると気になるものが。

これはちょっと重いです。まず彼女がニーナ・シモンの影響を受けているらしいことです。ニーナの影響を消化しきれないまま出したところで、所詮はまがい物になってしまいますから。・・・最後になんと大胆にも「テネシーワルツ」が収録されています。・・・結論からいうと・・・やっぱり大物かも!

ピアノが安井さち子さんなので嬉しかったです。(その他のメンバーも勿論、おー!ってなもんですよ)

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# by kugayama2005 | 2006-03-26 00:03 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback(1) | Comments(2)
2006年 03月 25日

急に沖縄出張という無謀さ(2)仲宗根かほる「進駐軍時代を歌う」

やれやれ何とか業務遂行でほっとしましたが疲労困憊っす。でもしつこくブログ用撮影に走るおやぢの執念。那覇のCD屋さんで見つけた仲宗根かほる「進駐軍時代を歌う」をわざわざ首里城趾まで行ってケイタイで写す。今回は急な仕事だったのでデジカメもパソコンも持ってないです。でもホテルのインターネットは使い放題。良い時代です。

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# by kugayama2005 | 2006-03-25 20:42 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(2)
2006年 03月 24日

急に沖縄出張という無謀さ

那覇に着いてさっそく古レコード屋を覗いてしまった。いかんいかん仕事だ。
琉球国はいたるところ花に満ちていた。美島うちな、とはこのことであろう。

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# by kugayama2005 | 2006-03-24 20:32 | Trackback | Comments(0)
2006年 03月 24日

小林麻美「ANTHURIUM」(アナログで聴いてみよう55)

実は麻美さんのレコードをちょっとかけてみたのがきっかけで始まってしまった、この(アナログで聴いてみよう)シリーズでした。麻美さんの妙なフェロモンに眩みます。そういえばお家が近いのか以前は大きな帽子をかぶって歩いているのを見かけたけど、最近はいないようだ。大きな帽子が似合うというのは美女の証明ですね。しかしお歌のほうはちょっとぉ。・・・言いたいのは、もうこのあたりからこの(アナログで聴いてみよう)シリーズも中締めに移りたい!・・・だってレコードかけるのもけっこう面倒なんだョ。
<ブログ内リンク:http://kugayama05.exblog.jp/d2006-02-03

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# by kugayama2005 | 2006-03-24 06:41 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(0)
2006年 03月 23日

弘田三枝子「すてきな16歳」(アナログで聴いてみよう54)

三枝子さんの活動は大きく言って(1)アメリカンポップス(2)ジャズ(3)歌謡曲ということになります。初期の(1)(2)をリアルタイムで体験したという方ははっきり言ってもう年金を何年ももらっている方々かと思います。つまりボクらの三枝子体験は、「人形の家」を中心とした(3)歌謡曲から始まるわけです。・・・というのは実は大嘘で、ボクたちが中学校で初めて英語を習った時「Vacation」という単語はみんなが書けたのです!・・・以前、同じコトを書きましたが、コニーフランシスとは弘田三枝子がこの世に登場する前触れでしかなかったのですョ。

う〜ん好きなヒトのことを語ると意味不明におちいってしまいますが、鰓フイッツジェラルドが訪日した際“この子を連れ帰って養子にしたい”と言ったという伝説が示すように、ジャズ歌手としての存在には大きいものがありましてご本人もジャズがお好きな様子です。たしかにジャズはいいです。・・・で、何が言いたいかというと、(1)と(2)だけでは三枝子さんは大衆レベルでは単に過去の歌手ということで終わってしまったのです。・・・お顔も変えて乾坤一擲、歌謡曲の歌手になってしまった三枝子さんが、実はたまらなく好きなのです。

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# by kugayama2005 | 2006-03-23 00:00 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(0)
2006年 03月 22日

高橋真梨子「桃色吐息」(アナログで聴いてみよう53)

なんか頭の中で、桃色吐息+不思議なピーチパイ/2となっているのだがまあそれは良いとして、このアルバム(Triad)には桃色吐息以外はいつものあの歌ではないものが多く収録されている。なんかジャケットの写真もいつもの真梨子さんとちょっと違う。

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# by kugayama2005 | 2006-03-22 06:27 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback(1) | Comments(2)
2006年 03月 21日

藤 圭子「ベスト24デラックス」(アナログで聴いてみよう52)

彼女が札幌から東京までギターを抱えた流しとしてやってきた、というのは単なる伝説だろうけど、どの歌も同じように薄情に歌うその風情が嘘の話を生むのだろう。今は流しという稼業は絶滅したようだが、少し前まではギターだけではなく、新内流しなども夜景のなかにとけこんでいたのである。・・・一時、宇多田ヒカルと藤圭子を一緒に聴いていたら、ヘンタイと言われた。なぜかな?

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# by kugayama2005 | 2006-03-21 06:38 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(2)
2006年 03月 20日

山口百恵「百恵ライブ」(アナログで聴いてみよう51)

日本がいわゆるバブル経済に踊るまえ、あくまで陰に生きる人々がいたのである。歌とは、そういう陰の囁きをうけて育ってきたと言わざるをえない。百恵というみんなの幻想をつくったのである。しかし百恵とはボクらよりずっと賢かった。ボクらは幻想を、百恵は現実を見ていたのである。・・・このライブは彼女が16歳のときの「百恵ちゃん祭り」。ツッパリのせりふなどが嘘くさくて楽しめます。

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# by kugayama2005 | 2006-03-20 00:00 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(2)
2006年 03月 19日

山崎ハコ「山崎ハコ・ファーストライブ」(アナログで聴いてみよう50)

ライブ漬け。今夜はハコライブ。生きててよかったという気になりますね。山崎ハコのレコードはすでに相当持っているので、この際完璧に揃えようかとおもっています。この「ファーストライブ」はちょっと稀少のうちにはいります。
<ブログ内リンク:http://kugayama05.exblog.jp/d2006-01-26

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# by kugayama2005 | 2006-03-19 00:00 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(2)
2006年 03月 18日

浅川マキ「浅川マキ・ライブ(1971.12.31紀伊国屋ホール)」(アナログで聴いてみよう49)

今夜ほどボクのオーディオ機械の実力を確認したとはなかった。自慢話じゃないですけど、やっぱり自慢か、浅川マキがほんとに紀伊国屋ホールで歌ってるように聴こえる。実は現行システムにして初めて聴きなおしたのであります。このレコード、仕舞いっぱなしで・・・黴びていました・・・。マキしゃん、君は今でもボクらを迷わせるのか?・・・成仏してくれ〜!

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# by kugayama2005 | 2006-03-18 05:53 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(0)
2006年 03月 17日

Frank Zappa「LONDON SYMPHONY ORC.」(アナログで聴いてみよう48)

ザッパ先生!こんにちは。ボクはザッパ先生が好きです。でも色々御作品がありすぎて何が何だかわからんチン。でも好きです。先生のレコード、もう古物商の棚にしかありませんよ。それにアメリカ合衆国も腐りっぱなしです。ザッパ先生、どうするんですか?

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# by kugayama2005 | 2006-03-17 06:20 | ♪音楽の楽しみ(北中南米) | Trackback | Comments(2)
2006年 03月 16日

中本マリ「ムーズ・オブ・ア・レイディ」(アナログで聴いてみよう47)

昨年だったでしょうか、軽井沢(だったと思う)の私的ライブをお知らせいただき(もちろんボクがそんなお知らせを頂くような立場にないので間接的に)、ちょっと(見るのが)こわいけど行きたかったのに、まあサラリーマンとは自分の時間を自分で支配出来ない隷属階級なものですから、行けませんでした。残念。・・・こうやって聴きなおしてみるとけっこう日本ジャズヴォーカルもおもしろいなあ。昨年夏の「女ジャピ」(日本女性ジャズピアニスト)に続いて「女ジャヴォ」の連聴もやろうか、と思ったけど最近のヒトはちょっとわからないからやめた。・・・それより2月になったらバッハ聴こうという計画を来週あたりから実行したい。

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# by kugayama2005 | 2006-03-16 05:35 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(0)
2006年 03月 15日

笠井紀美子「SATIN DOLL」(アナログで聴いてみよう46)

ちょっとお茶漬け味と申しましょうか、彼女の歌声を聴くとなんだか安心してしまいます。じっくり聴いてもいいし、流しておいて部屋の空気をかえても良い。このジャケット、ギル爺さんにとっついた孫娘みたいに写っております。彼女のアルバムでスタンダードをひとさらい聴いた経験の方も多いのではないでしょうか。釣りで言えば鮒釣り。いまだ浅い春、なつかしい魚信をもとめていざ早春の野にでてみませんか?

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# by kugayama2005 | 2006-03-15 01:47 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(8)
2006年 03月 14日

赤い鳥「竹田の子守歌」(アナログで聴いてみよう45)

平山泰代さんと山本潤子さんが同じグループにいること自体が無理だったのですか?、さて難しい問題です。お二人の声の裏返りかたが違うとかなんとか、聴く方としては贅沢な楽しみを享受できますけど。まあこのアルバムはいろんな意味で、ちょっと不幸ななり行きを醸していたのかもしれませんね。しかし素晴らしいもんですね。この時代というか。・・・忘れましたけどたしかPPMに影響を受けているのでしょう。でもこれじゃ2PPMですよね。・・・ボク的には声質はガル・コスタ系(そんな系があるのか;;)が好きなので、ガル・コスタを日本化して優しくした系の新居潤子さんに走るのです、きっと、おそらく。

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# by kugayama2005 | 2006-03-14 01:59 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(0)
2006年 03月 13日

EDEN ATWOOD「This Is Always =THE BALLAD SESSION=」(アナログで聴いてみよう44)

CDも持っているけど良くなかったのでアナログまで買うのはどうかと思ったけど、当時の勢いで買ってしまった。このアルバムはBill Cunliffe(ビル・カンリフ)のピアノを聴くためのものというご意見さえもあるなかで、LP回してみたら意外と聴けた。彼女の場合、もともとハスキーのうえ更に脂気が抜けてしまったようなのだが、それはそれで結構ではないか。しかし行方不明なのである。故郷のモンタナに帰ってお嫁さんにでもなって風に抱かれているのだろうか?

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# by kugayama2005 | 2006-03-13 00:00 | ♪音楽の楽しみ(北中南米) | Trackback | Comments(0)
2006年 03月 12日

紙ふうせん「いつか二人で」(アナログで聴いてみよう43)

正直言って関西の方にいろんなグループがにょきにょき出来たり無くなったりしているなぁ、という感じでしたね。ハイファイセット+紙ふうせん=赤い鳥というような整理はできなくて、山本(新居)潤子さんを追っていたら紙ふうせんの方はちと忘れていたということでしょうか。平山泰代さん聴いていたらまたまた潤子さん聴きたくなりました。ご免ね。

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# by kugayama2005 | 2006-03-12 00:06 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(0)
2006年 03月 11日

ミスタンゲット&モーリス・シュヴァリエ(アナログで聴いてみよう42)

ボクはこういう結構チープな**集みたいなものが好きなんです。でも、内容はすごいですよ。ミスタンゲットなんてそうそう聴けなかったし、実はモーリス・シュヴァリエにはいろいろ思い出があります。しかしですね!ミスタンゲット&モーリス・シュヴァリエがなぜ面白いのか、これがわからないとヨーロッパの文化はわかりませんョ。・・・実はボクもわかりません。でも、エノケンが真似してたりして。古い話だなあ。ぶちっ。

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# by kugayama2005 | 2006-03-11 00:05 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback(1) | Comments(0)
2006年 03月 10日

サントラ盤「初恋」のテーマ(アナログで聴いてみよう41)

いかなる経過でこのレコードを持っているのかボクは完全に忘却してしまったが、この映画で初めてドミニク・サンダ(Dominique Sanda)に出会い、さっそく惚れてしまったことだけは確かなのだ。しかも尊敬すべきマクシミリアン・シェル(Maximilian Schell)が監督であり俳優としても出演しているとあれば、生涯忘れがたい作品であることは間違いない。・・・ところがなんたることか、この映画の映像は持っていない。・・・見るのが恐いということもある。これ以上惚れたら、社会生活に支障をきたすかもしれない。

ところで1972年からのドミニクはあまり見たくないというヒトもいます。振り返り見すれば、やさしい女(1969) 、暗殺の森(1971) 、初恋(1971) 、悲しみの青春(1971) あたりのドミニクを一生背負っていく馬鹿男がいるということでしょう。気持ちはわかりますけど、現実というものもありますしね。なおこの映画の原作はツルゲーネフの「初恋」であります。

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# by kugayama2005 | 2006-03-10 00:54 | ♪音楽の楽しみ(欧州スラブ) | Trackback | Comments(5)
2006年 03月 09日

MAYSA(マイーザ)「夜のカンソン」(アナログで聴いてみよう40)

マイーザ(マイーザ・マタラーゾ)の音盤があまりに少ないし高いので、アタマに来てけっこうブラジルから直買した。マイーザは15歳で大財閥に嫁入りし(三井とか三菱程度のチンケな財閥ではなく世界指折りの、であるという)、その後の波乱の生涯は多く語られている。でもいまだに全貌はボクにはわからない。彼女はサンパウロの人間で、最期はリオの海を渡る橋の上、車で激突死した。リオに来たということは、彼女にとって何だったのか。彼女が嚆矢となったサンバ歌謡は、リオではレオン家のサロンにおいてボサノヴァへと窯変をとげて(注)いったのである。彼女はとおくサンパウロからそれを望見していたが、たまらずリオへとのぼってきたのではないか。(リオに来てから彼女は「ボサノヴァの小舟」という大ヒットを飛ばしている)

このアルバムは、入門篇のような構成の日本版で、サンバ歌謡(カンソン)以外に、サンバの定番「Tristeza」やフランス語で歌っているシャンソン「Ne me quittes pas」などが入っていて面白いし、ろうそくの炎のような“ゆらぎ”のある彼女の声をなまなましく感じることができる。なお、日本を初めて訪問したブラジルの有名歌手はマイーザだということ。1960年、レアル航空の日本への初航行を記念してだそうだ。その際、NHKのインタビューがあり、マイーザが一曲歌うまえにコニャックをグビッと一飲みしたのでNHKのヒトは仰天していたそうだ。

(注)ボサノヴァの誕生はレオン家のサロンでではなく、ジョアン・ジルベルトがアントニオ・カルロス・ジョビンを訪問し、ジョビンが「想いあふれて」(詞はヴィニシウス・モライス)をジョアン・ジルベルトに提供した時、とされている。しかし、レオン家にふらりと誰も知らないジョアン・ジルベルトが入って来て、今でこそだれしもそれがボサノヴァだと知っているそのスタイルで歌いだした日は、ボサノヴァにとって特別な日とされている。

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# by kugayama2005 | 2006-03-09 01:06 | ♪音楽の楽しみ(北中南米) | Trackback | Comments(2)
2006年 03月 08日

Maxine Sullivan「Maxine Sullivan」(アナログで聴いてみよう39)

おお若かりしマキシン・サリヴァン、・・・チャーミンgですね。さらさらっと歌うのは婆になっても若かりしころも同じです。他の、クドイ、エグイ、皿、とか鰓、とか言う方々が日本でいまだ人気なのがきわめて不思議。もっともボクもサウンドパーツご主人にマキシンの名前を聞くまで知らなくてこの盤は最近買ったんだ。
ブログ内リンク:マキシンサリ婆;;

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# by kugayama2005 | 2006-03-08 05:43 | ♪音楽の楽しみ(北中南米) | Trackback | Comments(2)
2006年 03月 07日

梶 芽衣子「ふて節」(アナログで聴いてみよう38)

「はじき詩集(うた)」というアルバムなのである。ふて節、怨み節、おんな叛きうた、ひずみ燃え、にごり女・・・言いたい放題なのである。梶芽衣子、日本残侠伝以前(太田雅子時代)をふくめてたくさん映画に出ているが、女囚さそりシリーズを頂点として綺麗に型にはまっているのでつらくなる。・・・キル・ビルの広告を見た時、ボクはこれは梶芽衣子(修羅雪姫)のリメイクだなと思った。キル・ビルの縁で最近CDも出ているようだが、やっぱりアナログで聴かなきゃいかんのよ、をぢさん。
お友だちのブログにリンクhttp://sleepyluna.exblog.jp/

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# by kugayama2005 | 2006-03-07 05:32 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(0)
2006年 03月 06日

木の実ナナ「THE BEST OF NANA」(アナログで聴いてみよう37)

こんなに何をやっても素晴らしいヒトはめったにいないでしょうね。おそらくサラリーマンやっても政治家やってもヤクザやっても超一流なんだと思わせます。そういう方の場合、自分がいったい何者なのかわからなくなる一瞬の不安がある・・・のでしょうきっと。凡人には理解しがたい深い悩みですよきっと。

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# by kugayama2005 | 2006-03-06 00:01 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(0)
2006年 03月 05日

金子由香利「夜よさようなら」(アナログで聴いてみよう36)

ボクは朝方人間なので3時頃から起きていることは珍しくないのだけど、場合によっては眠らなくてもいいのだ。しかも朝起きなのに酒飲みなので一日の時間割は、ふつうじゃなくなる。例えば昨日土曜日はちょっくら仕事があったので帰宅したのは午後5時だった。それからなんだかんだ日付が変わる頃まで仕事の続きを処理して、それから映画を見た。「ANNA」という映画で、アンナ・カリーナ主演のミュージカル・ラブコメディなのである。これは前から見たかったのだが、LDもDVDも出ていないので廃盤VHSがやたら高価ゆえ買わなかった。でも欲しい気持ちは品物を引き寄せるのであって縁あって到来した。アンナのヘンな魅力全開、しかもCDで聴いていて不思議に思ったカモメの声と波の音の意味がわかってすっきりした。・・・で、さて一杯飲もうかと思ったらもう朝の4時すぎなのである。飲んでいるうちに朝刊が来たら読もうと思って、黒糀焼酎のコーラ割り苺入りという変態的酒をぽんぽん飲みながら牛ステーキを食べた。5時になっても朝刊は来ない。しかも街も家族も寝静まっている。「お〜い、みんなもう起きようよ!」と言いたい気持ちを抑えて、明け方レコードを聴きました。日本人のシャンソンてちょっとね、というのが多いんだけど金子由香利は持ってますよ。不覚にも女心に感動した。

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# by kugayama2005 | 2006-03-05 05:38 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(0)
2006年 03月 04日

PPM「WHERE HAVE ALL THE FLOWERS GONE:花はどこへ行ったの」(アナログで聴いてみよう35)

ボクたちにはこんな美しい友だちの時があった・・・のだろうか、なかったのだろうか。この歌の題は、花がすべて無くなってしまった、という意味じゃないのか。ボクたちの時代も無くなってしまうのだろう。・・・このジャケを見ているとルー・サロメを連想するな。ルー・サロメというとドミニク・サンダだな。

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# by kugayama2005 | 2006-03-04 07:35 | ♪音楽の楽しみ(北中南米) | Trackback | Comments(3)
2006年 03月 03日

アンリ菅野「SHOW CASE」(アナログで聴いてみよう34)

ボクの勝手な考えだけど、アカデミック系というのがやっぱりあって音大美大系のヒトもいる、というか徒弟的クラシック界ではそうじゃないヒトが珍しいのだけど、ジャズもそういう傾向が強くてやれボストンだNYCだなどと言っておる。アンリ菅野は別の意味で音大美大系というべきであろう。別の意味とは、ジャズをきっちりジャズとしてやらねばならないという強い気持ちである。しかしその気持ちは、馬鹿になれない、という弱点を包含している。

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# by kugayama2005 | 2006-03-03 03:00 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(2)