年末なので自主音楽祭映画祭でゴザイマス(1)Patricia Petibon/パトリシア・プティボン

日本ではふしぎなくらい聴かれていないパトリシア・プティボンでありますが、2008年の日本初公演に続き、今年は2日間だけ来日。

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08年は「フレンチタッチ」、09年は「オペラアリア」、ということで発売されたCDにあわせているわけです。

これまでバロックや、あまり演奏されないオペラのアリアをこまめに歌ってきたわけで、日本まで情報がなかなか来なかった。

思うに彼女の場合は、オペラで主役級をはる機会があまりなかったということもありますが、あふれる才能に周囲がついていけなかったということもあるかもしれません。

今回のアルバムは、モーツァルトがだんぜん光っている。彼女は既存の解釈を変えてくるヒトなので、過去の名演とくらべてみるのも楽しかろうと思う。

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プティボンの夜の女王は、怖くなさ過ぎるけどねえ、善悪のはざまで揺れ動いているようにきこえる。母なのだから心が揺れるのは当然だとおもう。

1. 歌劇≪月の世界≫から 第1幕 アリア:「人には分別があります」 (フラミーニア)
2. コンサート・アリア:「私はあなた様に明かしたい、おお、神よ!」K.418 パスクワーレ・アンフォッシの歌劇≪無分別な詮索好き≫への挿入曲
3. 歌劇≪魔笛≫ K.620から 第2幕 アリア:「地獄の復讐が我が心に煮えかえる」 (夜の女王)
4. 歌劇≪フィガロの結婚≫ K.492から 第4幕 カヴァティーナ:「なくしてしまって…あたし困ったわ!…」 (バルバリーナ)
5. 歌劇≪フィガロの結婚≫ K.492から 第4幕 アリア:「さあ、おいで、遅れずに、素敵な喜びよ」 (スザンナ)
6. 歌劇≪ルーチョ・シッラ≫ K.135から 第2幕 レチタティーヴォ・アッコンパニャートとアリア:「行って下さい、急いでください-ああ、いとしいひとの」 (ジューニア)
7. 歌劇≪ルーチョ・シッラ≫ K.135から 第3幕 アリア:「死のこの上ない不吉な思いのうちに」 (ジューニア)
8. 歌劇≪薬剤師≫から 第3幕 アリア:「ご機嫌よう、親愛なるセンプローニア」 (ヴォルピーノ)
9. 歌劇≪アルミード≫から 第2幕 アリア:「ここへ来て、わたしの願いに力を貸してください」 (アルミード)
10. 歌劇≪アルミーダ≫から 第2幕 アリア:「憎しみ、激情、恨み」 (アルミーダ)
11. 歌劇≪哲人の魂、または、オルフェオとエウリディーチェ≫から 第2幕 カヴァティーナ:「わたしの心の今際の祈りが」 (エウリディーチェ)
12. 歌劇≪無人島≫から 第1部 アリア:「甘い錯乱のなかで」 (シルヴィア)
13. 歌劇≪トーリードのイフィジェニー≫から 第4幕 レチタティーヴォ・アッコンパニャートとアリア:「いいえ、私はこの恐ろしい務めをなすことはできません・・・」
14. 歌劇≪アルミード≫から 第3幕 アリア:「ああ!もし自由がわたしから奪われねばならぬとしたら」 (アルミード)
15. 歌劇≪ツァイーデ≫ K.344/366bから 第2幕 アリア:「虎よ、その爪を研げ」 (ツァイーデ)
16. 歌劇≪アルミード≫から 第5幕 アリア:「不実なルノーはわたしを捨てた」-レチタティーヴォと後奏:「あの人非人がわたしの力に抑えられていたとき」 (アルミード)
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by kugayama2005 | 2009-12-14 21:15 | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005