2009年 12月 15日
年末なので自主音楽祭映画祭でゴザイマス(2)The Other Boleyn Girl/Scarlett Johansson


アナ・トレント←←演じるキャサリン・オブ・アラゴンは、イングランド王ヘンリー8世のひとり目の王妃(結婚期間1509〜33年)で、男の子を産めず、ナタリー・ポートマン演ずるメアリーの策謀によって宮中から追放される。キャサリン・オブ・アラゴンはスペイン王家の出であるから、そこはスペイン人のアナ・トレント、気力の入ったすばらしい演技。本体より良いおまけがついて来た。
映画そのものは、英チューダー朝をそれらしく古城ロケも含めて良心的に再現しているらしい点は興味深いので、スカーレット・ヨハンソンを愛でる目的のない方にとってもそれなりに良い映画かもしれない。ただ、ヘンリー8世はもっとすごい男だったと思うが、そこまで描くと映画としてもたなくなるので、簡略化されてしまっている。

邦題/ブーリン家の姉妹

この瞬間こそあぁ、ニッポン人に生まれて良かったなぁと感じる瞬間でゴザイマス。