年末なので自主音楽祭映画祭(8)魔笛のアンチョコ/カンペ本

★魔笛はだれがつくった?
 パミーナの父=夜の女王の夫、それはだれ?
★結局は自分をほろぼす魔笛をなぜ夜の女王はタミーノにあたえた?
★パパゲーノは修行らしい修行をしていないのにそれなりに免除されたけどそんなのあり?
 階級社会か?

そんなこと考えていると魔笛の夢をみてしまいます。

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しかし夜の女王をどう歌うかは、超難問ですね。ボクの考えでは、初演、というか、もともと最初に夜の女王を歌うのは、モーくんの妻の姉であることはわかっていたわけです。モー君は歌手として凡庸な妻より、義姉を意識していたことは確実です。こんな難曲をかいたのも、モー君としては、妊娠して温泉にあそびにいった妻ではなく、妻の姉の才能を評価してのことでもあり・・・。
Commented by ekoekolove at 2009-12-26 20:23
なんか難しい本読んだんだけど、結局はフリーメイソンの教義は良く解らん、みたいな結論で煙に巻かれた。
もっさんの他のオペラは、皆さんそれぞれの思い入れがあるけど、魔笛に関しては語るひとがあんまいなかったなぁ。
あたしたちが未熟過ぎて、難しいことは言わなかったのかも知れないけど。
魔笛は善悪の役割がはっきりしてる割りに、夜女の娘がパミーナだったり、ザラストロがモノスタトスを雇ってたり、人間関係も複雑。
個人的にはパミーナ好きだけど、母より出会ったばかりの王子様を選んでしまう辺り、普通の感覚ではないしね。
パパゲーノを初演したひとも、フリーメイソン仲間じゃなかった?
違ったらご免。
だったらこの役も、彼の為に加えたのかも???
これはほぼ推測だけどね。
ドイツ語の曲がリートっぽくなるのは必然なんじゃん?
もっさんがそれだけ、語学にも長けていたと云うことでせう。
下のDVD面白そうだね。
やっぱ魔笛はお金かけた舞台じゃないとねぇ。。。
Commented by kugayama2005 at 2009-12-27 02:21
繪子たん、フリーメーソンは当時は特に実利的な団体としての側面がつよかったというのを読んだ事があります。あんまりフリーメーソンを軸に魔笛を考えないほうがいいみたいです。夜の女王の演出はいろいろあって、めちゃくちゃパミーナをいじめるのもある。・・・よくある論で、夜の女王とザラストロは元夫婦で、パミーナの父はザラストロ、魔笛をつくったのもザラストロという考えがあるけど、そうだと結構すっきりするんだが。下のDVDはなかなか良いです。
Commented by 諏訪ッチ at 2009-12-28 23:01 x
魔笛は本物の舞台では見たことがないですが、昔々にザルツブルグで人形劇の魔笛を見ました。
サウンドオブミュージックに出てくる人形なのですが、大きな劇場でセットも素晴らしくて楽しかったですよ。
Commented by kugayama2005 at 2009-12-29 05:22
諏訪殿、人形劇はヨーロッパでは大きな影響力をもっていたようですね。特にキリスト受難劇を繰り返し演じていたり、ファウストのような土俗的な劇もあったのではないでしょうか、興味深いところです。
by kugayama2005 | 2009-12-26 13:46 | Trackback | Comments(4)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005