2018日記【012】浦上玉堂と大田南畝5

2018日記【012】浦上玉堂と大田南畝5


幕府の下級武士、若い時の南畝の勤務実態とは?


何しろ、狂歌、飲酒はもとより料理屋そして吉原と寝る暇もなさそうなのだが、これで御家人というものは勤まるものなのかギモンであった。


野口武彦「蜀山残雨」のなかに「幕末下級武士の記録」から資料が紹介されており、やっと実態がわかった。


1か月の勤務は以下の通り。


江戸城の玄関で番をする「本番」

江戸城中ノ口で番をする「加番」

老中などの警護をする「御共番」

二の丸を警備する「二の丸当番」


これらを各「月に一回」。なんと、ひと月に4回しか勤務がないのです。


【写真】JR日光線/OLYMPUS PEN-FLOMO TRIPLET-43 4/40 SMENA


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by kugayama2005 | 2018-09-18 06:38 | 2018日記 | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005