2018年 12月 15日
2018日記【091】日本の「農業化」と律令制崩壊過程 20
「倭国大乱」とヒミコの平和。その背景には、「農業化」のレベルが上がり、定着した事実がありそうです。
その結果、耕地に造成できる残地はなくなり、土地や水利にまつわる抗争が起きる。いわばそれは「男の論理」だったので、戦争を終結させるために男王が退き、女王を立てた。
近未来予知者として、ヒミコやトヨが優れていたという側面もあります。「農業化」が高度になるにしたがって、ヒトビトの右脳的活動が弱まり、近未来予知の人材が貴重なものになっていたのでしょう。
「農業化」と戦争は不可分なもので、戦争がスパイラルに進行してしまう。農地、水利、人口確保のために戦争が起こる→戦争を継続するために農地、水利、人口を確保する、の繰り返し。
その結果、一種のディアスポラが生じ、それはイワレだけでなく、また時期も前後していたと思う。多くの彼らはお互いに連絡を取り合っていた。
【写真】浜松城/SONY DSC-RX0
ふと思い立って、徳川家康に縁のある城を見に行きました。今川氏の衰退によって、遠江、駿河の地に空白が生まれた、家康は浜松に進出。
「右脳マインドは「わたしだけ」ではなく「わたしたちみんな」という価値観をもっています。今は持続可能性と地球全体のことを考える右脳マインドの価値観に切り替えるチャンス」と言っている。
養老孟司氏はそれに応えて、「無理な理屈を言ったり、批判的になったり、攻撃的になるのは左脳の負の機能です」と言っています。
以上は、当時の日経ビジネスオンラインの記事です。
女性がより右脳的存在かどうかは証明されませんが、右脳的機能より左脳的機能のほうが良いという考えがフェミニズムに潜んでいると思う。
テイラー女史が回復する過程で、テイラー女史の母親がまるで赤子を育てるように、テイラー女史をサポートしたという事実をみても、女性には右脳的特性が残っているのではないか?