2019日記【036】斉明(天智・天武)持統期の心的推移 13

◾️藤原不比等=政治企画装置

◾️物部麻呂=政治暴力装置


について。


これはあからさまな、「マハト(Macht)とゲバルト(Gewalt)」の話なのです。あるいは、神聖支配~カリスマ支配~法的支配の物語なのです。


物部麻呂(もののべのまろ)は、持統天皇即位に際して、天皇の脇に侍し、巨大な盾をどっかと突き立てました。後の元明天皇の即位式でも同じ演出を行い、居並ぶ女性たちは恐怖におののいたようです。おそらく、物部麻呂の役割について、さまざまな噂が飛び交っていたに違いない。


壬申の乱の終末、日本書紀によると、


大友皇子は逃げるところがなく、(近江朝の方へ)戻って来て、山前というところに隠れていたが、自ら縊死した。その時、左大臣、右大臣、そのほかの群臣は皆、散り散りに逃げ(てい)た


という。


その際、大友皇子の側近にいたのが、物部麻呂とその手下1、2名であり、大友の首級を大海人(天武)側に持って行ったのも物部麻呂だ。どう見ても当初からの内通者で、その後、天武~持統朝側になり、さらに文武~元明朝で高位に達する。


ところで新聞によると、長江河口域の古代遺骨から、5000年以上前の結核痕が見つかったらしい。そして、日本には、稲と結核が同時にやってきたと推察。もしかして、稲+結核+大陸系呪術がいっしょに持ち込まれたのかもしれない。


【写真】IRいしかわ鉄道~あいの風とやま鉄道~日本海ひすいライン(えちごトキめき鉄道)/SONY DSC-RX0

◾️JR北陸本線バラバラ事件

○IRいしかわ鉄道(全長17.8Km:金沢~倶利伽羅)

○あいの風とやま鉄道(全長100.1Km:倶利伽羅~市振)

○日本海ひすいライン(全長60.3Km:市振~直江津)


2019日記【036】斉明(天智・天武)持統期の心的推移 13_e0022344_01140595.jpg












by kugayama2005 | 2019-02-05 00:21 | 2019日記 | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005