2019日記【238】柿本人麻呂についての私的妄想5

◾️壬申の乱と近江荒都


柿本人麻呂が、小野神社の巡遊神人であったとして、現代の小野神社を調べてみた。結論からいうと、下段のリスト6、7(滋賀県)、8(島根県)が柿本氏と関係がありそうで、他はあまり小野氏とも柿本氏とも関係がなさそうだ。


現代でも1000以上数えられる春日神社と比べて、圧倒的に少ない。


驚いたのは、8 島根県益田市の小野神社で、柿本人麻呂は都を去って、石見国で亡くなったとする説があり、人麻呂の子孫は益田氏を名乗ったという。説明文は神社によるものだが、それが事実なのか、高名な歌人を敬って後に伝承が生まれたかは不知。


◾️現代の小野神社の所在地(関係神名・人名、説明)


東京都多摩市 (天下春命<あめのしたはるのみこと>)

東京都府中市 (多摩市のものと一対)

東京都町田市 (小野篁の子孫)

神奈川県厚木市 (小野妹子の子孫)

長野県塩尻市 (建御名方命<たけみなかたのみこと>)

滋賀県大津市小野(米餅搗大使主<たがねつきのおおおみ>)(天足彦国押人命<あめたらしひこくにおしひとのみこと>)

滋賀県高島市 (米餅搗大使主<たがねつきのおおおみ>)

島根県益田市(小野郷はその昔小野族と柿本族が開いた古代文明の発祥の地である。小野は春日族の支族で遠く大和国からこの地に移住し開拓した)

広島県府中市 (小野恒河)

10高知県南国市 (天足彦国押人命<あめたらしひこくにおしひとのみこと>)


【写真】湾ねこ SONY DSC-RX0  VCT-SGR1

2019日記【238】柿本人麻呂についての私的妄想5_e0022344_13293735.jpg

















by kugayama2005 | 2019-08-27 02:24 | 2019日記 | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005