2019年 11月 02日
2019日記【306】柿本人麻呂についての私的妄想49
◾️小野神社の祭神は、タガネツキ(米餠搗)
ということは知識として仕入れてはいたけれど、食べものとの結びつきで文化の流れを考える、という発想はなかった。
小野神社の餅のフィギュアは、丸餅である。関東で正月の雑煮が、「丸餅・白味噌仕立て」だったらギョッとしてしまうが、「伸し餅を四角く切る」というのは気の短い江戸っ子の発想らしいから、近年のことか?
いずれにせよ、水田稲作が前提になっている餅つきであり、長江流域から到来し、東国に広まるまでの時間は相当かかったはずだ。
したがって、水田稲作以前の食事にかかる神様と、それ以降の神様について比較してみたら面白かろう。