2020日記【155】古代の普遍と特異31

承前:


(時間を遡って)神武天皇が熊野山中でさまよい、道案内の八咫烏を追いかけ北上しているころ。吉野川で魚をとっている男がいた。


神武天皇「きみは誰かね」

男「にえもつ(聖なる食べ物)の子」

<原注>この男が阿陀(あだ)の鵜養(うかひ)の祖(おや)だ


阿陀(=阿多・あた)とは鹿児島県西部の地名で、その住人をアタハヤト(アタのハイトン)と言い、後に薩摩隼人と呼ばれる。ハヤトがいきなり紀伊半島の山中に現れる、不思議。


TOKYO Phantasmagoria #東京写真/iPon
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by kugayama2005 | 2020-06-05 17:00 | 2020日記 | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005
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