2021日記【024】古代の普遍と特異266


1 平城京における長屋王謀殺、長岡京における藤原種継暗殺。これらは古代の終焉を暗示させる。

2 怪死した者のタマシイが怨霊となる、という「実感」が、天然痘死や相次ぐ謀殺事件によって「事実」となる。これらのことが、平城京や長岡京という大都市建設とともに蓄積された。

3 平安京は、もちろんその基礎の上にあり、深く人々のあいだに浸潤していた。世阿弥の能楽は、それらの堆積が噴出したものだろう。


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by kugayama2005 | 2021-01-24 17:18 | 2021日記 | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005