2022年 07月 18日
2022日記【198】境界と自由384
■ 古代タミル「八つの詩集」(エットゥトハイ)から
■#47
(あなたは彼氏を待って 焦がれているのね)
でも月光は あなたの恋の助けにはなりません
彼は 闇夜に密林を抜けて もう近くにまで来ている
ヴェーンカイ樹の黄色い花ばなが
地の岩に散り重なる時
大きな子虎のように見えるでしょう
(ああ そのヴェーンカイの花を見て「虎よ 虎だわ」と呼ぶと あなたは彼に会うことができる)
ーと、これは彼女の友だちが(助言して)言ったことです。
—Kur̲untokai : Text, Transliteration and Translations in English Verse and Prose (CENTRAL INSTITUTE OF CLASSICAL TAMIL (CICT) PUBLICATIONS) Ancient Tamil Poets
※上記タミル語の英訳と、高橋孝信を参照して、私が勝手に意訳した(以下すべて同じ)
↓ ヴェーンカイ樹は、lebbek tree,Indian Siris, Broome Rain Tree,日本でビルマネム(夢の島熱帯植物館にいるという噂)などと現在呼ばれる。