2022日記【198】境界と自由384


古代タミル「八つの詩集」(エットゥトハイ)から


■#47


(あなたは彼氏を待って 焦がれているのね)

でも月光は あなたの恋の助けにはなりません

彼は 闇夜に密林を抜けて もう近くにまで来ている

ヴェーンカイ樹の黄色い花ばなが

 地の岩に散り重なる時

大きな子虎のように見えるでしょう

(ああ そのヴェーンカイの花を見て「虎よ 虎だわ」と呼ぶと あなたは彼に会うことができる)


ーと、これは彼女の友だちが(助言して)言ったことです。


—Kur̲untokai : Text, Transliteration and Translations in English Verse and Prose (CENTRAL INSTITUTE OF CLASSICAL TAMIL (CICT) PUBLICATIONS) Ancient Tamil Poets


上記タミル語の英訳と、高橋孝信を参照して、私が勝手に意訳した(以下すべて同じ)


ヴェーンカイ樹は、lebbek tree,Indian Siris, Broome Rain Tree,日本でビルマネム(夢の島熱帯植物館にいるという噂)などと現在呼ばれる。

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by kugayama2005 | 2022-07-18 17:01 | 2022日記 | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005