2022日記【263】本居宣長2


本居宣長「古語拾遺疑斎弁」(こごしゅうい/ぎさい/べん)


この文書は、本居宣長が「疑斎」という文書に反論をしたもの。「疑斎」とは、日下部勝美(くさかべ/かつしか)という人が「古語拾遺」を批判的に書いた論文。日下部勝美とは実は奈佐勝皋(なさ/かつたか)という幕臣の学者で、1792年には塙保己一(はなわ/ほきいち)創設の「和学講談会」4人の初代会頭の内のひとりになっている。


日下部勝美(奈佐勝皋)が「疑斎」を著したのが1773年ということだが、それについての反論を本居宣長がいつ書いたのかは不明。


さてそれでは、論争の元になった「古語拾遺」そのものについて。


ー続く


日下部勝美=奈佐勝皋(17451799

本居宣長(17301801


TOKYO初秋のあしあと
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by kugayama2005 | 2022-09-21 17:00 | 2022日記 | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


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