山口百恵「百恵ライブ」(アナログで聴いてみよう51)

日本がいわゆるバブル経済に踊るまえ、あくまで陰に生きる人々がいたのである。歌とは、そういう陰の囁きをうけて育ってきたと言わざるをえない。百恵というみんなの幻想をつくったのである。しかし百恵とはボクらよりずっと賢かった。ボクらは幻想を、百恵は現実を見ていたのである。・・・このライブは彼女が16歳のときの「百恵ちゃん祭り」。ツッパリのせりふなどが嘘くさくて楽しめます。

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Commented by nightly at 2006-03-22 09:36
「ボクらは幻想を、百恵は現実を見ていた」とは、けだし名言ですなー・・・。
Commented by kugayama2005 at 2006-03-22 13:35
彼女は品川にある女子高に入ったんですね。そこでの「ジンセイで初めての普通の生活」を大切に思って、その後その高校の見えるマンションに住んだ(京浜急行が品川駅に入る直前に見える)。今はキルト作家として認められているらしいけど、きちっと選択できる女はうつくしい。
by kugayama2005 | 2006-03-20 00:00 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(2)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005