2023日記【225】境界と自由736

◼️慶応2年(1866年)江戸ならびに東海道川崎・品川宿騒擾7

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承前:

1866年、お江戸の騒擾に現れた少年部隊には江戸っ子も呆れたようだが、1871年春パリコミューンには17歳の田舎者アルチュール・ランボーが紛れ込んでいたらしい。お江戸の少年部隊はどういう連中だったのだろうか。日本橋や神田あたりに出没したということなら、シティボーイなのだろう。

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さて、一連の騒擾に連動したと推測される「慶応2年武蔵大打毀し」が6月に勃発する。秩父・多摩の山間部から始まり、武蔵国西北部に広がっていった。

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その中での冑山(現:埼玉県熊谷市)の様子を「冑山防戦記」(安藤野雁)で見てみる。安藤野雁は、国学者、文人、酒呑であり、自宅はなく当時冑山の豪農・根岸家に寄寓していた。この根岸家というのが熊谷直実の子孫というから驚く。

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「冑山防戦記」(安藤野雁)は、資料:「日本庶民生活史料集成」第6巻/三一書房/1968による。ただしこの本では安藤野雁を「安藤野鷹」と誤記している。野雁という号は安藤の自嘲が含まれているので、「野鷹」では困るのだが。

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根岸家長屋門(埼玉県熊谷市胄山152)

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by kugayama2005 | 2023-08-13 17:00 | 2023日記 | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005