弘田三枝子「すてきな16歳」(アナログで聴いてみよう54)

三枝子さんの活動は大きく言って(1)アメリカンポップス(2)ジャズ(3)歌謡曲ということになります。初期の(1)(2)をリアルタイムで体験したという方ははっきり言ってもう年金を何年ももらっている方々かと思います。つまりボクらの三枝子体験は、「人形の家」を中心とした(3)歌謡曲から始まるわけです。・・・というのは実は大嘘で、ボクたちが中学校で初めて英語を習った時「Vacation」という単語はみんなが書けたのです!・・・以前、同じコトを書きましたが、コニーフランシスとは弘田三枝子がこの世に登場する前触れでしかなかったのですョ。

う〜ん好きなヒトのことを語ると意味不明におちいってしまいますが、鰓フイッツジェラルドが訪日した際“この子を連れ帰って養子にしたい”と言ったという伝説が示すように、ジャズ歌手としての存在には大きいものがありましてご本人もジャズがお好きな様子です。たしかにジャズはいいです。・・・で、何が言いたいかというと、(1)と(2)だけでは三枝子さんは大衆レベルでは単に過去の歌手ということで終わってしまったのです。・・・お顔も変えて乾坤一擲、歌謡曲の歌手になってしまった三枝子さんが、実はたまらなく好きなのです。

弘田三枝子「すてきな16歳」(アナログで聴いてみよう54)_e0022344_014146.jpg
by kugayama2005 | 2006-03-23 00:00 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005