2024年 01月 02日
2024日記【002】境界と自由885
承前:
さらに元禄は「奥の細道」の旅が、松尾芭蕉の時代を告げた。井原西鶴も俳人として出発したのだが、今日ではもう忘れられている。西鶴は都市住民が買って、あるいは貸本で読む本に注目し、一連の経済本を企画したのだろう。好色物に見切りをつけ、経済物に一躍道をひらく、なかなかの遣り手ともいえる。
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2024年 01月 02日
承前:
さらに元禄は「奥の細道」の旅が、松尾芭蕉の時代を告げた。井原西鶴も俳人として出発したのだが、今日ではもう忘れられている。西鶴は都市住民が買って、あるいは貸本で読む本に注目し、一連の経済本を企画したのだろう。好色物に見切りをつけ、経済物に一躍道をひらく、なかなかの遣り手ともいえる。
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