2024年 02月 29日
2024日記【060】境界と自由942
承前:
徳川綱吉(とくがわ つなよし)第5代将軍(在職1680年〜1709年)の時代と「生類憐みの令」簡易年表
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1680/延宝8年8月 諸國鉄砲改め
1682/天和2年12月 天和の大火(八百屋お七の「お七火事」) ※第1次芭蕉庵焼失 ※「お七」の史実は不明
1683/天和3年5月 芭蕉江戸に戻り年末に第2次芭蕉庵
1684/貞享1年 鷹狩縮小(幕府のみ?)
1685/貞享2年7月 将軍御成先で犬猫を繋がないよう命ず(江戸のみ?)
1687/貞享4年1月 病人、牛馬を捨てることの禁止
1687/貞享4年2月 犬の保護令 食用のための魚鳥類飼育の禁止
1687/貞享4年4月 捨子の禁止
1687/貞享4年10月 「生類憐れみの令」町触(江戸のみ?)
1687/貞享4年11月 鉄砲改め
1689/元禄2年3月 芭蕉「奥の細道」の旅に出る
1690/元禄3年4月 芭蕉「幻住庵記」
1690/元禄3年10月 捨子の禁止
1691/元禄4年4月 芭蕉「嵯峨日記」10月江戸に戻り第3次芭蕉庵
1691/元禄4年10月 動物(蛇をはじめ犬猫鼠など)に芸をしつけ見せ物にするとことの禁止(江戸のみ?)
1692 /元禄5年4月<ケンペル江戸で「生類憐れみの令」を知る>
1692/元禄5年5月<ケンペル久留米で「生類憐れみの令」制札をみる>
1692/元禄5年5月<ケンペル長崎出島で「10日前に江戸幕府の命令が出て魚類を含め動物は何ひとつ殺してはならないことになった」ことを知る>
1693/元禄6年1月 喜多見村(現:東京都世田谷区喜多見)の犬小屋設置
1693/元禄6年8月 趣味で釣りをすることを禁じる(江戸のみ?)
1695/元禄8年10月 中野(現:東京都中野区)の犬小屋設置
1696/元禄9年8月 妊婦と3歳以下の子の人別帳作成を命ず 飲酒抑制令
1670/元禄10年6月 「生類憐れみ令」の遵守指示(1万石以上の藩主へ)
1709/宝永6年8月 病傷馬の養育令
1709/宝永6年2月 綱吉病没
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※「生類憐みの令」は多くの内容がその度ごとに出されているものの総称で、単体の「生類憐みの令」というものはない。「憐み」とも「憐れみ」とも表記される。活用語尾の観点から見れば「憐み」だが、例外的送りとして「憐れみ」が存在する。
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