承前:
さてところで「奥のほそ道」(江戸離別)/「月は有あけにて、光おさまれる物から、富士の峯かすかに見え」に戻る。芭蕉先生が「源氏物語」に魅了されていたとすると奇妙な感がするが、芭蕉嵯峨日記によると借りた向井家の別荘落柿舎の一室に「机一、硯、文庫、白氏集、本朝一人一首、世継物語、源氏物語 、土佐日記、松葉集」が置いてあったという。私の強引な直感では、この源氏物語というのは北村季吟「源氏物語湖月抄」だと思う。芭蕉は、ああ季吟先生の湖月抄だ、と手に取り、気になっていたところをじっくり読んだのではないか。
↓ 嵯峨野「落柿舎」(右奥)あたり/GoogleMap

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