2025年 12月 03日
2025日記【337】境界と自由1589
承前:
水運業は軍事と密接に関わっている。自船団を防衛する場合もあるが、すきあらば掠奪もするだろう。外国人との接触も多く、外交力も問われるわけだ。そういう集団の代表が宮中に入り、淀川水系も掌中にすれば、他の門閥氏族は対抗することは難しい。これは「磐井の乱」に現れているように、抵抗勢力は筑紫までなかったのだから、事実上、継体大王が初代天皇だとも言えることになる。磐井は周辺の勢力に協力を求めて筑紫を防衛しようとしたが、どうも磐井以外はやる気がなさそうだし、継体も無理なく筑紫を併合した感がある。 ↓ 磐井の古墳とも言われている岩戸山古墳(福岡県八女市)の「石人」


