2026日記【094】境界と自由1709

承前:

柳田國男の時代と違って、年代測定や遺伝子解析が飛躍的に実用化した現代、琉球弧から日本列島、さらにオホーツク文化圏までの人や物の往来はかなり具体的にわかるはずだ。そうなると、柳田國男が島尾敏雄を強く揺り動かし、誕生した「ヤポネシア」論も実態をもって蘇るかもしれない。「ヤポネシア」論は「水稲」をもってするとヤマトタケル風の「王化」過程になっていくが、「腕輪」「ペンダント」「螺鈿」をもってすれば「王化」や「威信財」を離れて、抽象価値になっていくのではないか。それはヤマトの「神棚」、アイヌの「イヨイキリ(宝壇)」「シントコ(行器)」、沖縄の「トゥクヌカミ(床の神)」「ヒヌカン(火の神)」に類する日常の神を思わせる。↓「エージェントベースシミュレーションによるヤポネシアの西暦100年の言語分布」/Wikimedia commons

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by kugayama2005 | 2026-04-04 17:00 | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005