2006年 06月 12日
「La Traviata(椿姫)」2002年ブッセート(ヴィオレッタ=ステファニア・ボンファデッリ)DVD
結果、やっぱり彼女はたいしたもんです。特に“追いつめられた女”を演じたときの鬼気迫る般若っぽさは格別です。だから逆に、例の乾杯の歌などはちょっとこなれない感じはします。中の紙を読むと・・・彼女の本来の声は細くて軽いハイ・ソプラノと書いてあるのでなんとなく納得。つまり典型的なコロラトゥーラにならずに、コロラトゥーラの技法をもつハイソプラノリリコとかなんとかいう感じかな。
実は今日から来日公演が始まっている。ボローニャ歌劇場来日公演〈6/11 〜 6/15 )ベッリーニ大劇場来日公演(6/28 〜 7/1 )フィレンツェ歌劇場来日公演〈9/11 〜 9/21〉と忙しい・・・S席は5万7千円だから、5千円くらいDVDに使ってもいいよね。
なお、レナート・ブルゾン(ジェルモン)の素晴らしさが全体の水準をおおいに押し上げていることは、衆目の一致することろ。
ステファニア・ボンファデッリ「レナート・ブルゾン&ステファニア・ボンファデッリ」(DVD) http://kugayama05.exblog.jp/d2006-05-24
Stefania Bonfadelli


http://www.stefaniabonfadelli.com/

