2006年 07月 23日
フンデルトヴァッサー展(長野県御代田町)
![フンデルトヴァッサー展(長野県御代田町)_e0022344_1105142.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200607/22/44/e0022344_1105142.jpg)
フンデルトヴァッサー展・・・未見のデッサンなどいろいろ展示のあるなかで・・・「雨の日にみてごらん」(Look at It on Rainy Day)に感動して胸がガクガクしてしまいました。感動(いい年をして泣くのはおかしいと思ってこらえていたら、感涙が鼻水になってしまいましたっ)。連作10枚をぜんぶ一度には見られず、休みながらやっと10枚見られました。・・・・今まで印刷物で見た限りでは、「雨の日にみてごらん」は印象に残らなかったのですが、やはり印刷物と実物はぜんぜん別のものなんですね。他に、本で見てた絵と会えたし、切手になったのも見られました・・・帰りがけにカップを買いましたので、興味のあるかたは一番下の画像をご覧ください。(↑の写真は「雨の日にみてごらん」ではありません)
さて、ともかく雨になる確率はたかいのだけど、フンデルトヴァッサー展を見に行くには今日(7月22日)しかない、と決意してあれこれ考えた。始発(6時24分東京発)の新幹線をインターネットで予約した。問題は雨だったとき、持って行った自転車をどうするかであり、輪行はあきらめた。玄関にとまっているチャリ坊が、出がけになんかちらりと視線を飛ばしたように見えたは気のせいか(チャリ坊ごめんな!)。
軽井沢駅につくと何と晴れて浅間山がすっきり見える。・・・チャリ坊には内緒だったが、自転車を借りる算段なのだ。朝早すぎて無理なら全行程歩きのつもりだ(もちろん大人だから信濃電鉄に乗るというズルはありえる)。軽井沢には貸し自転車屋はあきれるほどあるが、なにせまだ朝の7時半。町は眠っている。・・・と思ったがある店の奥にほのかに電灯がつき、オヤジが新聞を読んでいた。首尾よく自転車を借りられたのであります(オヤジありがとう!)。
メルシャン美術館までは行程2時間弱というところだろう。国道18号を行ってもつまらないので、別荘の中の道をあちこち回りながらおおよその方角をめざした。あんまり早く着いても美術館が開いていない。・・・しかし、3段変速ママチャリで走るのはつらい。チャリ坊では何の苦労もなく登る勾配なのに、・・・ママチャリでは息が上がる。↓これはボクが元愛人にプレゼントした別荘(もちろんウソだよ〜)
![フンデルトヴァッサー展(長野県御代田町)_e0022344_17255037.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200607/22/44/e0022344_17255037.jpg)
下りにさしかかってしばらく行ったら水源池(この池は冷たすぎるわき水を少し暖めるためにあります)があって、涼しそうなので休んだ。グミがたくさんなっていたので、ぽいぽい口に入れて噛んだらものすごく苦い。ありゃなんだったんだ。・・・それで、旧中山道を下れば良いとは思いながら、一応地図を見ようと考えて自転車屋のくれたのを見たら・・・もう地図の外に来てしまっているのだった。そこで初めて知ったのだけど、貸し自転車は旧軽から中軽あたりをうろうろするためのものであって、どこまでも行っていいというわけではなかったのだ。・・・でも中軽はあっという間にすっとばし、もう信濃追分をこえて下ってきてしまったではないか(真赤な貸し自転車で!)。
![フンデルトヴァッサー展(長野県御代田町)_e0022344_173246.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200607/22/44/e0022344_173246.jpg)
とかなんとかで、ぶじ御代田(みよた)のメルシャン美術館に着きました。・・・実は帰りが凄かった。当然ながら信濃追分から下った分登るのであります。今日のママチャリでは無理、1キロは押して歩いた。・・・ふと見ると浅間のあたりから雲が降りてきている。観天望気、あやうし雲霧ニザエモンである。・・・一目散に自転車を返却、善男善女がぼ〜っとした顔で降り立つ霧の軽井沢駅からサラバとて東京に帰る途中これを書いているのであります(家へ帰ってビール飲むべし!)。
![フンデルトヴァッサー展(長野県御代田町)_e0022344_1739230.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200607/22/44/e0022344_1739230.jpg)
↑メルシャン美術館の受付のお嬢さんありがとう。開館5分前に着いて「あの〜自転車はどこに停めたらいいんでしょう?」と伺ったワタクシにわざわざお出ましになって「こちらでは?あちらでは?」とご案内いただき「あちらの木影はいかがでしょう?」とお勧めいただきました。あなたのような優しく可憐なお嬢さんはきっと不幸になるにちがいありません。
![フンデルトヴァッサー展(長野県御代田町)_e0022344_17433262.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200607/22/44/e0022344_17433262.jpg)
↑これは雑な模型ですから撮影は自由だとは思いますが盗撮(ぶひひ)してしまいました。
![フンデルトヴァッサー展(長野県御代田町)_e0022344_17451654.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200607/22/44/e0022344_17451654.jpg)
↑これを買おうと思って見ていたら、ゴルフかなんかに来たオジサン軍団が後ろで・・・「うっはあこでが1万円だとよ!」「ひとケタ違うんでねえべか」と騒ぎだして「なんだこりゃ、なんだべさ・・・ふんでると?ふん?でる?」などど騒ぐのです。9時半の開館時に行ってもこの騒ぎですからね。・・・おめえら早く棒もって芝草の穴掘りに行けよばかたれ!
![](http://s.eximg.jp/exblog/user3/img/common/icon-comment.gif?1735262376)
今日、おうちに戻ったら何やら黄色い封筒が届いておりました。 中身は久我山さんからの沖縄&軽井沢のお土産でした。カードはHUNDERTWASSER(フンデルトヴァッサー)という人の作品です。 一見、素人目には良くわからないような構図に見えますが、いぇいぇ、ワタクシのコダ...... more
私も8月になったら・・・いきます^^
ボクも8月になったら・・・いきます^^
でもワンこセット軽井沢だからな・・・、前回も行けなかったし・・・、でも今回は行くどー・・・。思わせぶりな伝言残しやがって・・・、こんなかっちょいーことやってたなんて・・・。
>nightly
あんたいつも軽井沢いってるくせに・・・きょうもnightlyが行ってたそうなパスタの店とか、フレンチとか行きすぎたけど・・・なんかヘンな化粧濃い風なオバサン多くて・・・嫌いじゃないけど・・・ビビって帰ってきたよ。
どうして上田で蕎麦くう必然性があるのさっ!!チミたち関西人は蕎麦のことしらんのに、ぴちぴちとれとれちゃうちゃうちゃうんちゃうって、蕎麦話しするのはちゃうでしょ。今度東京来たら蕎麦蕎麦しませう。
>obje-naさん!
あのですね、版画なんかの場合は自然と退色したり、すりむらがあるわけですけど、印刷ではそんな微妙なものは再現できないです。それから時々光り物を使うじゃないですか。それに何だかわかんないけどアクリルみたいなものとか・・・という質感が実物でないとわからないのですね。・・・ただ彼の場合タイトルの付け方が大脳的なので、タイトルや解説は一切見ないほうがいいかもね。
犬走り広場って見てみたいなと思って探したんだけど、見つからなかった。しかし別荘の奥様、お嬢様はじつにいろんな種類のお犬をつれてお散歩しておられまして、お犬見物、お嬢様見物もけっこうですね。しかし・・・やっぱりサモ軍団ひきつれていったら圧巻ですねえ。
ふうむ・・・上田で蕎麦喰う不思議な外国人(じゃないか=^ω^)ノ)・・・8月になっちゃうと軽井沢はお子ちゃまとヤクザとお水とに占拠されてあほらしいことこのうえ無しでゴザイマスっ。長野・上田方面からだったら軽井沢関係なしに御代田に行けますから。古城のほとり遊子かなしむ小諸から行くのもいいし。・・・東京で蕎麦喰いましたか?有名なあれとかこれとか言う店で。まあちょっとナンですね、高すぎますでゴザイマスっ。・・・蕎麦は山形が美味いでゴザイマスっ!山形の蕎麦でゴザイマスっ。ぜったい美女と蕎麦は山形でゴザイマスっ!(興奮)
あら、急に・・・東京にも、こんなエントツ欲しくなってきちゃった。
>赤いドーナッツ・・・
貴女もフンデルトヴァッサー人間ですね。
>東京にも、こんなエントツ欲しくなってきちゃった
大阪にフンデルトヴァッサーの設計したゴミ工場があります。今、税金の無駄使いと言われていますが。あれはヤッパリ見にいかねばねばねばねばねば・・・
![](http://s.eximg.jp/exblog/user3/img/common/icon-comment.gif?1735262376)
土用の丑の日ですね。貴殿は鰻を食べましたか、あるいは今夜は鰻ですか。私は医者から何を食べてもいいと言われていますので、自由に何でも食べます。それに反比例して体力は落ちていくのですが・・・
土用とは旧暦で立秋の前18日間のことです。土用の間にある丑の日、つまり土用の丑の日にうなぎを食べると夏バテ防止になると言われています。うなぎは精がつく食べ物とされているからです。暑気払いのためうなぎを食べる習慣は江戸時代に始まりました。
以下、もし間違っていたらゴメンナサイ。
<仏訳例>
≪ Doyo ≫ correspond aux 18 jours avant Risshu, le premier jour de l'automne selon le calendrier chinois. On dit qu'on peut e'viter la fatigue due a` une chaleur humide et e'touffante en mangenant des anguilles
le jour de doyo-no-ushi(le jour du boeuf se situant pendant doyo,vers le 20 juillet). Car les anguilles sont conside're'es comme un aliment fortifiant. L'usage de manger des anguilles afin de mieux supporter la chaleur d'e'te', remonte a` l'e'poque Edo.
土用の丑を日本語で考えるのも大変なのですが・・・そういえばウナギは食べていません。土用の丑にウナギの起源は、平賀源内の発案といいますが、ほんとうかどうか。・・・ぜいたくなとこを言うようですが、やっぱりスーパーで売っているようなウナギじゃなくて、割きたて焼きたてを食べたいものです。ウナギをこんなに美味しく料理するのは、日本の蒲焼きくらいじゃないでしょうか。・・・冷酒などを用意し、失われた美少女の幻影を追うのもよろしいかと思います。