2006年 08月 13日
デヴィッド・ヘイゼルタイン「不思議の国のアリス」+ルイス・キャロル「不思議の国のアリス(ORIGINAL)」
↓デヴィッド・ヘイゼルタイン「不思議の国のアリス」
マンハッタンで一番クールな、ヘイゼルタイン。これ聴くの1年ぶりです。全体にすこしまったり過ぎですが、遅い夜から明け方にはいいんじゃないかと思います。
↓ルイス・キャロル「不思議の国のアリス(オリジナル)」
この本は実は、ルイス・キャロルがアリス・リデルのために手作りで作った、たった1冊だけの本、「不思議の国のアリス」の復刻です。ホンモノは大英図書館にあります。アリス・リデルとは、キャロルがオックスフォード大学のカレッジで数学教師をしていた時の学寮長の三人姉妹の次女なのです。三姉妹とボートでピクニックに出かけた日こそ、「ゴールデン・アフタヌーン」と呼ばれ、その後アリスは“あのときのことをお話にして”とキャロルにせがんだそうです。・・・しかし、ここまでちゃんとした本をつくってしまうとは、キャロルのアリス・リデルに対する思いこみがわかるというものですね。(左のページを読んでください。クリスマスにこの本をプレゼントしたことが分かります)
最後の90ページには、お話のなかのアリスではなく、アリス・リデルのスケッチまでありますが、この挿画は写真を基に(右に添付)描かれています。キャロルはアリス・リデルの写真をたくさん撮っています。しかしそのことで“女の子を自宅に招き入れ写真を撮っている。しかも服を脱がせているらしい”という噂がたってしまうのでした。・・・なおこのオリジナル版の「不思議の国のアリス」は当時10歳のアリスのために書かれたので、ボクでもなんとか読めます。
デヴィッド・ヘイゼルタイン「不思議の国のアリス」+ルイス・キャロル「不思議の国のアリス(ORIGINAL)」 : 久我山散人... more
なかなか興味深いですね。
最近まず貴兄のブログを拝見しています。
ここには、音楽・文学・女性がいてかつ深い考察もある・・・
と毎日楽しみにしておりますが・・・
「Alis In Woderland 」の女性の hipがなんともいえずsexyですが
こうした風景の中でもなぜか浮いていない・・・
というかゲイジュツ的なのですね。こういうのは大好きです。
・・・はあ・・・最近なんか美女モノが多くなってちょっと恥ずかしいですけどね。なにかコメント頂くと、調子にのってそっちへ流れていく傾向もありますが・・・。夏休みモードが終わったら少しオチャラケ方面に行ってみようと思います。
う=。この辺は読まれているか〜。ボクはヘイゼルタイン大好きなんだけどこのアルバムはイマイチなんだよね。でも・・・美少女をめでるのは、おとうさんの当然の権利だと思うけど。
という発想は正直言って私のような娘をもつお父さんからは
思いもよりませんでした。
なるほどぉ・・・そういう視点もあるのですね。
そうなると児童文学作家の紅連さんは、ロリコンオバサンになってしまうかも・・・
まぁお子さんのいない方々には、崇高なこの音楽・文学的視点はご理解いただけないのは仕方ないと思うので゛、ここのところは貴兄もあまりムキにならず冷静に対応しましょう。