ビクトル・エリセ「ミツバチのささやき」EL ESPIRITU DE LA COLMENA(蜜蜂の巣の精霊)

この映画については多くの熱心な論評がされているのでそれに追加して何かを語ろうとはおもわない。だから断片的なことを書きたい。「ミツバチのささやき」のひとつの秘密が、アナ・トレントとイザベル・テリェリアが後に再会したときの会話にある。

    イザベル「あの井戸、ニセものだって知ってた?」
    アナ「え?あの井戸ニセものだったの!」
    イザベル「わたしは知ってた」

イザベルはつくりものの井戸を見抜き、演技をしたが、アナはそうではなかった。脚本の構成とドキュメンタリーのタッチがからみあうことにこの映画の独自の魅力があるのだけれど、井戸についてのアナとイザベルの感じ方がそれを傍証している。でも、後半、アナの父の時計を脱走兵が持っていたことから始まる“社会とのつながり”は、生煮えのまま結末のつけかたに苦しむことになる。続いての“消えた少女さがし”のテーマは、なおさら。さて、エリセは映画に対しては冷静だが、好んで10年に1本しか撮らないのではない。予算がないのだ。

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Commented by magic-days at 2007-12-21 22:01
この子の瞳は100万ボルト以上です。
知らないです。こんな映画があったなんて・・・・
DVD出てるかな?
Commented by kugayama2005 at 2007-12-21 22:13
magic-daysさん、この映画のDVDは入手困難です。ボクの持ってるのをお貸しするのはいつでもOKでございます。
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-12-21 23:12
あ、久我山さんがナンパしてる(笑)
この映画、あたしがオリーブ少女だったその昔、話題になっていました。でも観ていない。フランス映画だとばかり思っていました。
Commented by magic-days at 2007-12-22 23:47
kugayamaさん、お気持ち嬉しいです。
会った事もない私に大切な映画のDVDを貸して下さるなんて、
反対の立ち場だったら、私はそこ迄相手を信じられるだろうかと
ちょっと恥ずかしく成りました。
トントンさんからお聞きした通りの方なんですね・・・
ちょっとこの映画の事を調べましたら、「禁じられた遊び」を
思い出してしまいました。
DVDは、その内良い機会が有るかも知れませんので・・・・
本当に有り難うございました。
Commented by kugayama2005 at 2007-12-23 00:15
繪子の飼い主さん、オリーブ少女ってなんだかな?
Commented by kugayama2005 at 2007-12-23 00:16
magic-daysさん、良い映画なのに見ることが出来ない、というのが多すぎます。
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-12-23 13:05
Oliveと云う、十代の女の子向けの素敵な雑誌があったのです。
今思うと、かなり完成度高かったですね~。たぶんまだ実家にあるんじゃないかな。今度探してみましょう。

あたしが余計ば突っ込み入れたから、magic-daysさんひいちゃったかな?野暮なこと書いてすみません。

magic-daysさん、トントンさん曰く、どうやら久我山さんは信用のおけるお人柄のようですよ。蠍食べたりとか、妙なことしてらっしゃるけど(笑)
Commented by kugayama2005 at 2007-12-23 17:04
繪子の飼い主たん、ボクはサソリの友だちなので、オリーブの敵です、きっと。
Commented by ekoekolove at 2007-12-23 21:13
友食い!?
by kugayama2005 | 2005-08-13 08:43 | ■映画の楽しみ | Trackback | Comments(9)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005