Lisaは、ストレングネスというストックホルム近郊の古都のちかく、これもなんて読むのか迷うけどMariefredというところで生まれたらしい。東京を基点に妄想すれば方角は違うけど鎌倉近郊?・・・強引。彼女はジャズシンガーとして紹介されるけれども、モダンジャズ古漬けみたいな日本オヤジが聴いたなら、これジャズじゃねえというに違いない。・・・よくあることなのだ。が、そんなオヤジは早く死んだほうがいい。私は不幸にも、いや幸運なことにLisaに魅入られてしまった、朝も昼も真夜中も聴くのである。英語ではなにか母音があいまいに口のなかへ消え行くのだが、スウェーデン語ではもっとチャーミングだ、が、意味はわからん。音楽がインダストリーになったのはいつの頃からか知らないけれど、いまはもっと進化してインヴェスティメントとなった、飛び交うジャンク債の世界。そういうなかで、めったに飛来しない美しい渡り鳥のように、幸運な人にだけ姿を見せるLisaのアルバムを手にすることができる、だけで幸せだ。・・・ん、もしかしてスカンジナビア行きのやすい切符検索してない?
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