2007年 03月 30日
ゾナーとテッサーの比較
ゾナー180mmはいろいろ使えそうだ。ツァイスには名玉がいくつかあるので、このレンズは忘れられているけど、ボクのように鳥も撮るヒトには最善のレンズと思う。色もべったりと乗るのではなく、中間色のグラデーションが美しい。考えようによってはこれ一本でもいいような気がするが、キャノンの100-400mmで撮るとその楽さ加減に呆然とする。今やニンゲンは退化し、ピントを合わせるのさえ苦痛なのだ。
イエナテッサー50mmはもっと撮ってみたいレンズだけど、鳥撮りには使わない。だけど薄くて軽いのでいつもポケットに入っている。表現は美しいとは言わないかもしれないが、ドラマチックであり、切れ味は苦みばしっている。キャノンやニコンではこういう写り方はしない。ドイツの終戦時、コンタックス社の優秀な技術者は皆バスに乗って西側に逃れたという伝説があるが、ほんとうだろうか。そうだったとしても、ムカシのコンタックスの風味は、イエナに残っているのではないだろうか。
予想通りでした。
それにしてもテッサーは凄みのあるレンズですね。
難しいだろうな。これでまともに撮るには。被写体をレンズが選びそうですな。