ゾナーとテッサーの比較

言い訳ではないが言い訳である。カール・ツァイスのレンズはそれほど高価なものではない。昨日写真をアップした三本を合計しても、キャノンの100-400mmズームの金額の半分なのだし、コンタックスやライカの中古はほぼ買った値段で売れるのである。

ゾナー180mmはいろいろ使えそうだ。ツァイスには名玉がいくつかあるので、このレンズは忘れられているけど、ボクのように鳥も撮るヒトには最善のレンズと思う。色もべったりと乗るのではなく、中間色のグラデーションが美しい。考えようによってはこれ一本でもいいような気がするが、キャノンの100-400mmで撮るとその楽さ加減に呆然とする。今やニンゲンは退化し、ピントを合わせるのさえ苦痛なのだ。
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イエナテッサー50mmはもっと撮ってみたいレンズだけど、鳥撮りには使わない。だけど薄くて軽いのでいつもポケットに入っている。表現は美しいとは言わないかもしれないが、ドラマチックであり、切れ味は苦みばしっている。キャノンやニコンではこういう写り方はしない。ドイツの終戦時、コンタックス社の優秀な技術者は皆バスに乗って西側に逃れたという伝説があるが、ほんとうだろうか。そうだったとしても、ムカシのコンタックスの風味は、イエナに残っているのではないだろうか。
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Commented by 諏訪ッチ at 2007-03-31 21:23 x
1日留守にしたら、ブログは桜で満開!
予想通りでした。
それにしてもテッサーは凄みのあるレンズですね。
難しいだろうな。これでまともに撮るには。被写体をレンズが選びそうですな。
Commented by kugayama2005 at 2007-03-31 22:35
テッサーはプラクチカのエキザクタなどいろいろありそうです。大きな声では言えませんが激安。ほしいなあ。しかし・・・諏訪殿おっしゃるように・・・辛口の難しい玉です。
by kugayama2005 | 2007-03-30 06:30 | ■イメージ保管庫 | Trackback | Comments(2)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005
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