MARIA CALLAS「LA TRAVIATA」(夜夜の美女美女10)

今日は実は忙しくて疲れたので、ともかくその辺にあるCDを聴いてねちゃおう、と思ってつかんだのが・・・なんとマリア・カラスの椿姫1955ライブじゃありませんか。

それはそうと、ちと前のウィーンではステファニア・ボンファデッリが人気だったのに、最近はアンナ・ネトレプコ一色らしいですね。ボンちゃんファンのボクとしては、どっちでもいいんですけど、ネトレプコのどこが良いのかはさっぱりわかりまへん。

しかし・・・マリア・カラスはやばいっす。・・・こんな録音悪い盤でも際立ってますから。それにしてもヴィオレッタっていう名前はカワイイですね。

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Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-08 01:55 x
健康になった金魚の飼い主より。何となく気になったので、今更と思い乍ら伊和辞典をひいたところ、violettaはニオイスミレと書いてありました。仏語のvioletteはスミレ、もしくは形容詞のすみれ色です。あたしは椿姫の椿は、ココ・シャネルのトレードマークのあの花だ、と聞いた事がありますが、何が正解でしょう??何故椿?業界では椿姫とは言わずにトゥラヴィアータ(堕落した女、でしょうか?)と言う事が多いので余り気にしていませんでしたが、どこから椿が出て来たのか・・・。菫姫の方がかわいいとあたしは思いますが。・・・あの役はエネルギーが必要なので、とても病気には見えない人が歌う事も多いのですが、数年前にメータさんの指揮で拝見した時は、貰い泣きする程感動的でした。あんなスミレちゃんがまた見たいです。あたしは今日、スミレではなく(季節じゃないし)変わり咲きの菊と大文字草と牡丹を買いました。お花は心のエネルギーですね。牡丹の苗が大きく育ちいつか花咲くこと、繪子が元気でいてくれることが、これからの演奏会を乗り切るエネルギーです。そう言えば、宇治の川原で摘んだ花が根を生やし、今も元気で咲いています。草木一本、生きているのは尊いことですね。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-08 08:33
繪子の飼い主さん。まずはデュマ・フィスの話。デュマ・フィスのフィスというのは息子のことだから、と父の(「モンテクリスト伯」などを書いた)アレクサンドル・デュマ(大デュマ)と混同しないように分けるため、そう書く、という解説がありますが・・・そうじゃなくて、父親の名前の後ろにフィス、と付けるのは私生児だかららしいです。つまり父アレクサンドル・デュマによって認知された私生児の息子というわけです。

そういったわけで、デュマ・フィスは放蕩の青春時代を送り、じっさい愛人であったマリー・デュプレシという愛人業の人をモデルに、小説「椿の夫人」を書き、戯曲にもして大ヒットしたわけであります。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-08 08:42
繪子の飼い主さん。次はそれでオペラの方ですけど、ヴェルディもこれを作曲するころ、私生活はちょっとやばやばで、こういう世界に深く同感してしまったのではないでしょうか。・・・しかし、ご婦人方もいらっしゃるオペラですから、愛人業の人を美しく描きすぎることは出来ません。したがって表題を原作の「椿の夫人」ではなく「堕落女」として、「こんな女はやく死ねばよろしいのよ」と心の中で思っているご婦人方対策を早々におこなったのではなからうかと。

名前もあんまりありそうな名前(マルグリット)だとリアリティが出ちゃうので、ヴィオレッタ(すみれ子)として、“まあ、ヴァーチャルな話ですよ、みなさん”という雰囲気を仮装したのではないかと、ボクは推察します。
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-08 11:52 x
なるほど!!原作があったんですね。それくらい、考え付いても良さそうなもんなのに。だんだん頭が金魚並みになって来たようです。自分で演った事のない作品については調べもしないし、あろう事か名曲解説、のような本を持っていないのです。実家行って調べてみます。・・・ってゆーか明後日本番なのに何してんだ、あたし。暗譜しろ、あたし。
Commented by カンカン at 2007-11-08 12:43 x
今日は準・メルクルとリヨンのオーケストラのコンサートなのでお昼休みですがコメントを。
ミーハーの私としてステファニア・ボンファデッリのポスターがすてきで聴きに行ったりしたことがあります。アンナ・ネトレプコはTVで見たラ・トゥラヴィアータは斬新な演出で、よくソファーに寝そべって歌えると感心しました。でも声もvisualても美しかったですが..
椿姫はゼッフェレッリの演出の映画で何回も見ました。音楽的に飽きさせません。 マリア・カラスはカルメンのテープをよく聴きましたよ。
イタリアオペラは好きだと思いますが、モーツァルトもまじめに見たり、聴いたこともないし、指輪は引けてきそうです。

Commented by kugayama2005 at 2007-11-08 20:54
カンカン様、今日は東京文化会館ですか?・・・準メル+リヨンですね。うらやましいです〜。ボクは毒キノコ鍋のつまみでこれから酒飲んで寝ます。・・・そうだ、寝ながら歌う・・・アンナ・寝とれプコ??
Commented by kugayama2005 at 2007-11-08 21:00
繪子の飼い主たん、原作も研究しませうね。せっかく左川ちかまで来たんですからね。本番ですか〜フォーレ?・・・いいですね。
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-08 21:42 x
ヴェルディは歌った事殆どないんですよ。今日はフォーレとサン・サーンスの往復書簡集を買って来ました。寝ながら歌う役としては、カプレーティ家とモンテッキ家のジュリエッタが薬で仮死状態から目覚めるところを演った事があります。ピアニッシモなのでとても緊張しました。ベルカント・オペラの割りに非常に重厚で、素敵な作品です。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-08 22:06
繪子の飼い主さん、暗譜暗譜(笑)。だけど現場で楽譜あるんですよね?、・・・カプレーティ家とモンテッキ家のジュリエッタが薬で仮死状態・・・ってなんでしたっけ?、ボケてますから分かりませんです。

ヴィオレッタの話ですが、今、検索したらこんなの見つけました。
http://vote3.ziyu.net/html/c28822.html

おやおや、ボンちゃんが一位??。
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-08 23:26 x
今日は非常に疲れたので本番前にも拘らず冷酒を飲んでいたところ、近所の友達が酒買って行くと連絡寄越しました。二児の母です。愉快な町会です。・・・ので暗譜は明日♪
カプレーティ~の原作は沙翁のロミジュリです。もっとも原作とは少し違いますが。今日の日経の文化面に、東北弁で、東北を舞台に置き換えた、沙翁原作のお芝居をやっている方のコラムが載っていました。面白そうです。来夏は東京でも演るそうなので、観に行きたいです。
上の頁拝見しました。・・・なんつーか、皆さんミーハーですな(笑)でもロス・アンヘレスが出ていたのには驚きました。
お、友人が来ました。んじゃこれにて。
ボン!
Commented by カンカン at 2007-11-08 23:56 x
私はテレサ・ストラータスに1票です。なんか哀れさが出ていて浄化されていく感じがいいよね。
東京文化会館はずーっと変わらないところがいいです。どんどんいいホールができていったけど原点という感じがします。
今日はドビュッシー、メンデルスゾーン、ラベル編曲のムソルグスキーでした。この前のバレンボイムのと違って軽く、楽しめました。やはりフランスのオーケストラで洗練されているというのか...
私は時々生の演奏がとても聴きたくなるのですが、ヒラリー・ハーンのチケット欲しさにシリーズで他のも手に入れてしまったというわけです。
散人さんもまた風邪ひかないようにね。
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-09 01:37 x
友達が帰ったと思ったら、別の友達から電話が来ました。なんであたしの周りはみんな宵っ張りなんだ!(笑)完全に目が覚めてしまいました。どうしましょう。こんな時にはフォーレの中期の歌曲を聴きたいものですが、何故か音源が見当たりません。実は今回歌う曲は、旦那と結婚する前にお付き合いしていた人とよく聴いていた曲で、今日偶然、久方振りにその人からメールが来たのです。二人で訪ねた絶景ポイントを思い出し、ちょっとトキめいちゃいました(´▽`)過去の恋愛も心の糧ですね。
嗚呼、でも、ヴィオレッタはどんなにか辛かった事でしょう。完全なる悪人が出て来ないだけに、彼女のいじらしさが際立って思えます。
・・・あ、さっき書き損ねましたが、カプはBellini作曲です。でもあたしが知っている限り、あまり良い音源がないようです。残念!!
さぁ。明日は伴奏合わせなのでそろそろ寝ます。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-09 02:49
繪子の飼い主さん(1)、じつにミーちゃんハーちゃんですな!、っていうボクは秘かにボンちゃん好きだと思ってたのに、みんなも好きだっていうことはじめて知りました。・・・たしかにカワイイもん。でもこれじゃ面白くない。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-09 02:55
カンカンさん、ヒラリンは来年ですよね。ヒラリンはできるだけ小さな会場でバッハを聴きたいものです。ボクはメゲているときでもヒラリンのシャコンヌを聴くと元気がでます。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-09 03:08
繪子の飼い主さん(2)、すみれ子はつらかったのでしょうか。彼女は愛人業でためたお金をすべて真実の愛に投げ出し、しかも愛するヒトのオヤジから、息子のためにあんたは死になさいといわれ、実際、結核で体はぼろぼろになっていく。・・・たしかにつらかったかも知れませんが、きっと何かの無形のかけがえのないものを得たのだと思いますけど、まあそれも不確かなのがジンセイってもんですか?
Commented by カンカン at 2007-11-09 12:34 x
なんかラ・トラヴィアータってドミンゴがでていても周りの男性が間抜けに見えてしまうのは私だけでしょうか...
バッハは魂の子守歌のように思える曲があります。ヒラリー・ハーン今度はコンチェルトでシベリウスですって。確かにソロの方がいいかもしれません。探すとあるかしら?数年前トッパン・ホールでのチケットがあっという間に売り切れたことがありますね。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-09 21:12
カンカンさん、「椿姫」のかくれた主人公は父ジェルモンではないでしょうか。ボンファデッリ+ドミンゴの指揮のDVDで見ると、ブルゾンの演じているジェルモンの位置関係が明白にわかりました。デュマ・フィスの父・大デュマに対するコンプレックスと愛、というものを感じます。だから、男声陣はジェルモンだけが秀逸であれば良いのです。きっと。

あ、それからヒラリー・ハーンですけど、ボクは来年3月の日曜日、横浜公演をおさえましたです。
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-09 23:05 x
暗譜はいつの間にか出来てました。いつもこんな調子です♪
蝶々さんもすみれ子さんもノルマも、強い女のように描かれる事も多いような気がしますが、女性が演出したらちょっと変わる気もします。極端な話、女性って好きな男の為に死ねるのかなぁ、と疑問に思います。ただ、子供の為になら死ねるでしょうけど。椿姫は見た事しかないので、余り詳しくは解らないんですが。前にドンナ・アンナを演った時、アンナはジョヴァンニに惚れているのかどうかで長々と話し合った事があります。結果、女性の意見は、例え父を殺した憎い相手でも、だからこそ尚更、父より強い彼に惹かれてしまうんじゃない、と云う意見が多かったように記憶してます。まぁ、どんな種類の音楽でも、解釈次第で千変万化ですし、そこが面白いところですよね。
Commented by カンカン at 2007-11-09 23:09 x
椿姫はひたすらヴィオレッタを引き立てるようにできていますが、第二の主役はおっしゃるとおりかもしれません。あの父親役は低い音域で知的な感じがしました。
ヒラリー・ハーンのチケット手に入ってよかったですね。
Commented by magic-days at 2007-11-09 23:12 x
音楽のお話でないんですが、
今、BSで「永遠のマリア・カラス」やっています。
私は何度か見ましたから、今夜は失礼してますが
主演女優が良かったです。
この方好きです!うまいですねぇ
こちらは、「カルメン」だったと思います。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-10 05:01
繪子金飼主さん、極端な話、女性って好きな男の為に死ねないぉ、というわけですか。まあ、一時の気の迷いで死んじゃうヒトもいるってわけですね。ドンナ・アンナの話をしだしたら大変かもしれませんね。・・・ボクはモーツァルトのオペラはLDでいくつも持っているのですが、なんだか演技がくさくてあんまり面白くなくて、どっちかというと、画なしのCDで聴いた方がよかったりして。つまり難しいオペラだってことかも。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-10 05:08
カンカンさん、ジェルモン父さんの「プロヴァンスの海と陸」にはウルウルきちゃいますけど。ヒラリー・ハーンは二階席をとりました。ちょうど真下くらいに独奏者が来るあたりです。ヒラリンは良いヒトだから、二階席にも挨拶してくれるんですよ。だから嬉しいですね。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-10 05:24
magic-daysさん、ボクは「永遠のマリア・カラス」はみたことないです。カラスを演じられるか?というギモンを感じますが、実はみてみたい映画です。劇中劇は「カルメン」ですね。
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-11 00:10 x
演奏会、無事終わって、銀座で遊んで酒飲んで帰って来てまた旦那と飲みながら書いてます。
そりゃ、いざとなれば男の為に体も張るでしょうが、なんとなく、女性の方が男性より、恋愛に関しては打算的な気がします。でも歴史的に見れば作曲家は女性より男性の方が圧倒的に多いので、女性が、それぞれの作曲家の理想像には当てはめて書かれている気がします。ベートーヴェンのフィデリオなんて、そうじゃありません?詳細は存じませんが。cosi fan tutteを観て、ベートーヴェンはフシダラだと激怒したそうですが、結構あれは演じやすいオペラとみんな言います(笑)
Commented by kugayama2005 at 2007-11-11 00:57
繪子飼いさんおかえりなさい。ボクは今日はいろいろCD聴きながら部屋掃除しました。最後のしめにDVDでレクイエム ニ短調K.626とミサ曲ハ短調K.427を105分見て、今終わったところ。ガーディナーにバーバラ・ボニーとオッター。カタルーニャ音楽堂(バルセロナ)でのライブです。

cosiは全曲通しで聴いたことないので、今度聴いてみます。モーツァルトも脚本には恵まれていないですよね。というよりやっぱりオペラはヒマを持て余した金持ちになんか面白いものを見せなきゃいけないわけだから、興行的な要素が大きいでしょう。・・・それにしてもモーツァルトは聴けば聴くほど意地悪じゃないかと思うほど難しい面ありますね。
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-12 01:02 x
今日は上野の老舗で旧友と舌鼓を打ったあと、酉の市に赴きました。雨でしたが、やはり縁のある日は良いものですね。
モーツァルトの頃は、金持ちに媚びると云う風習は若干薄れていたと聞いた事があります。cosiなんて貴族社会へのアイロニーだと教えられました。何が正解かはもはやわかりませんが、確か女ってこんなもんだなと思います。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-12 02:05
繪子金さんおかえり、上野になにか美味しいものありましたか。cosi見てみましょう。だけどオペラはいろいろ演出あるので迷いますね。金曜日からずっとエネスコのOctet op.7聴いてますけどギガント気に入りました。
Commented at 2007-11-12 23:39 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-12 23:51 x
Moz.のオペラは、他の作品はともかく、三部作に関しては如何に笑えるかも大きなポイントです。難しいのは、見る側にも知識がないと笑い損ねると云う点(苦笑)でもこればっかりは、台本(テキスト)を熟読しないと現代日本人には判らない事もあるので、後は演出家の腕次第ですね。字幕のセンスにもよります。何年か前にメータ指揮ので観たフィガロは、フィナーレの後奏に被せて「高砂や~!!!!!!!!!!!!!!!」と云う字幕が出て、爆笑しました。ドンジョはさておき、コジは笑えないと楽しめないので、出来るだけ腕の良い演出家のをお勧めします。
ちなみに魔笛は、素敵な曲もたくさんありますが、深く考えると何処までも辻褄が合わなくなって来るので、こういうもんだ、と思う事にしています。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-13 05:34
鍵コメントさん月光浴ですかなるほど。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-13 05:38
繪子金さん、魔笛は深く考えなくてもいいんですか、ああ、それならやっと楽になった(笑)、どうもあれに出て来るみんなを好きになれないので悩んでいましたが、悩まなくてもいいのですね。
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-13 13:24 x
夜鍋して、年賀状用の繪子の絵を描いていたら、風邪ひいちまいました。うぅ~。練習出来ない~。12月はシューマンとまたまたフォーレと賛美歌をvn.とpf.とトリオでやります。
久我山さん、魔笛はフリーメイソンの教義に基づいているとの話ですが、フリーメイソン自体、本などで勉強はしましたがあたしにはよく解りません。元は石工の労組みたいなもんだったとも聞きましたが、密教に関わりがあると云う話もありますし。まぁ、一部神秘主義のエリートの仲良倶楽部みたいなもんですかね。よく見れば、みんな特徴的ですよ。夜女はヒステリー、Tami.とPami.は馬鹿が付く程単純で良く言えば純真、Papa.達は三枚目、ザラストロは頑固親父、こんな視点でご覧になっては如何でしょう?個人的にはモノスタトスが人間臭くて好きです。
Commented by カンカン at 2007-11-13 21:21 x
モーツァルトのオペラはちゃんと見たことがありません。来年「フィガロの結婚」を見る機会を得ました。なんか奇妙な話が多そうですが、事前に勉強が必要のようですね。ケネス・ブラナーの映画「魔笛」を見たかったのですがこれもあまり長くやっていませんでしたね。モーリス・ベジャールのバレエ「魔笛」はずいぶん昔に見ました。あの頃は20世紀バレエ団に夢中でいろいろ見ました。音楽を人間の体で表現するというバレエは私の大好きなジャンルの一つです。
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-14 01:41 x
カンカン様、嗚呼、あたしがHP持っていたら、見所をスコアと首っ引きでアップしますのに・・・。いまウチでは開設しようと工事中です。もし間に合えば、最初のテーマはフィガロに致します。先ずは前段階として、Rossiniのセビリア~を、LD等でご覧になるといいかも知れません。フィガロは台本自体がセビリアを第一弾とする三部作なので、Moz.とRoss.の作風や時代の違いはありますが、予備知識として、各人がどんな個性を持っているかは知る事が出来ます。フィガロは細かい動き(頭をぶつとか)などもコントの様に出来ているので、台本を読み込まれれば、レチタティーヴォも退屈しません。全部お伝え出来ないのが歯痒いですが・・・。先ずは第一幕、シーン1、フィガロが鼻息荒く、寝室の寸法を測っている辺りから、馬鹿だなこいつ、と笑って下さい。・・・いえ、フィガロは決して馬鹿ではありませんが、Contes.やSusよりは間が抜けています。女性がより笑える作品だと思いますよ。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-14 05:09
繪子金さん、風邪には気〜つけてください。今インフルエンザが流行ろうとしています。端的に、帰った時の手洗いウガイがよろしいようで。モーツアルト自身、フリーメーソンだったという説もありますね。現在でもフリーメーソンはあるようですが実態はわかりません。ダボス会議がフリーメーソンの集会だというヒトもいますがボクは知りません。魔笛もそういう背景があるのかもですね。それにしても夜の女王は恐ろしいです。あれって女の真の姿なのでしょうか。時々夢の中で夜の女王のアリアが出てきましてビビります。

フィガロはおかしいですね。モーツアルトはフィガロの人物像が好きだったのではないでしょうか。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-14 05:20
カンカンさん来年来るのはプラハ国立劇場ですか?・・・プラハにいって音楽聴きたいですね。それこそウィーン、プラハ、ブダペスト、からルーマニアまでの船旅。
Commented by カンカン at 2007-11-14 05:41 x
繪子様、調子悪いのにありがとうございます。どこかでコメントを期待したいた私です。 HP待っていますね。私もブログを開設したいのですが、なかなか時間がありません。
散人さんピンポンです。プラハ。何十年も前イタリアに行ったとき、ミラノスカラ座でオテロのリハーサルを垣間見ました。指揮者はムーティだったのかアバドだったのか・・序曲のところでしたが..ジュネーブについた時は市のホールみたいなところでサヴァリッシュが振っていましたが、ためらった末行きませんでした。ウィーンでコンサートをいくつか行ったなんていう人に会うとうらやましいの一言です。ウィーンには行ったことが無いので、行ったら美術史美術館にもぜひ行きたいと思っています。
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-15 01:27 x
あたしは扁桃腺は小さい癖に、すぐ喉が痛くなって熱が出るのです。でも家族や他人に甘えて怠惰な一日を過ごし、どうも治まったようです。ご心配をして下すった心優しき方々、ありがとうございます。今日はピアニスト嬢(あっこさんは合われていますよ)が用事があって来たので、寝ている訳にもいかなかったのです。でも、そのお陰で落ち葉の絨毯を踏めました。春の染井吉野の緋毛氈を思い出し、思考は再来週のお持ちつき大会に飛躍しました。あたしは杵持ち上げたりはしませんが、髭の旦那はぺったんぺったんやる事でせう。・・・そう言えば、お餅つきのリズムも農耕型ですね。やっぱ、ぺったんよっこらどっこいしょ、は日本人には不可欠なリズム感かも。だって日本人ですものね。
そう言えば久我山さん、子守唄の件はどうなりました?ご高説賜りたいです。スレ待ってます。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-15 05:59
繪子金さん、子守唄ね。あるヒトが歌詞における子守りについて、いろいろ収集しているのを聴いたことがあり、その聞きかじりと、採譜された「竹田の子守唄」が世の中から消された話。そのうち書きますね。
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-15 19:12 x
子守唄は子を守る歌との認識しかありませんでした。中国地方の子守唄はお宮参りを控えた親(多分)が歌ったものようです。他にはヨーロッパの子守唄しか歌った事がなくて、子守の歌う歌、と云う定義にはハッとしました。そういう土台の上に日本の文化は成り立っているのだなぁと・・・。
日本のものは久我山さんのブログをお待ちする事にして(勝手に)、あたしが一番好きな曲は、子守歌と云うタイトルではありませんが、ブラームスの眠りの精。それからフンパーディンクのヘングレの、眠りの精(砂の精)に術をかけられた二人が、毎晩しているように、お祈りをする場面。とっても素敵な二重唱です。一番好きな重唱を選べと言われたら、迷わずヘングレにします。CDも出ているので良かったら聴いて下さい。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-15 20:52
繪子金さん、ヘン・グレ好きですね。だけどオジさんは恥ずかしくてあんまり聴けないですそんなの。でも聴いたことないから聴いてみましょう。・・・子守唄の話・・・かつての日本では、親が自分の子の子守りなんかしないですよ。たいがい年長の子どもに弟や妹の世話をさせるか、ヒトを雇える階層のひとは「子守り」をやとって子守りをさせたわけです。だから子守唄というのは、寝る子はかわいいけど、おきて泣く子の面憎さ、となるわけです。
Commented by 繪子 at 2007-11-16 01:13 x
繪子はハッピーエンドがしゅきでしゅ。それにフンパーディンクさんは(確か)ヴァーグナーを師としていたような気がしゅるので(朧気)、曲のスケエルはおっきいでしゅ。飼い主曰く、元元は友達の子供達が演じる為に書いた小さな音楽劇でちたが、作曲者自身気に入って、オペラと云う冠を被せるべく、加筆修正ちたそうでしゅ。子供達を思って書いたんでしゅから、動機がじゅんしゅいなんだと思いましゅ。
飼い主はさっき迄、作曲家に賛美歌の英語版を送る為にメールをひたすら打ち込んでいまちたが、英語の古語はスペルが特殊で打ち込みにくいそうでしゅ。目がしょぼしょぼだしょうでしゅ。
繪子は瞼がないので、いつも目を開けてまちゅ~◎▽◎
でもじぇんじぇん平気だもんね~ >(● ▽ ●)<
Commented by kugayama2005 at 2007-11-16 05:48
繪子金さん、それって、しょこたん語じゃなくてたんなる赤ちゃん語じゃない。金魚語かもしれない。英語の古語はかんべんしてほしいですね。普通の英語もかんべんしてほしいですけど。・・・あ、それから字面を揃えるって、たいした話じゃなくて、書いた結果を目で見たばあい、文字群が奇麗な形になるように書いた方がいいんじゃないか、というような意味。ボクも研究しているわけじゃないから、思い付きで言っただけ。
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-16 08:57 x
ご免なさい、どなただかは判るんですけど、よく知らないんです(笑)最初江間章子さんと江川紹子さんが目に浮かびました。眞鍋かをりがブログの女王の座を盗られるって騒いでた事は知ってますけど(笑)肝心のブログは見た事なくて。繪子はぱくぱくとちゅうちゅうとがしゃがしゃしか音を発しないので、赤ちゃん語で勘弁してやって下さい>(● ▽ ●)<
Commented by kugayama2005 at 2007-11-16 09:07
金魚さん、今や閲覧数1億ヒットを超えたという、しょこたんですよ。
http://yaplog.jp/strawberry2/
Commented by kugayama2005 at 2007-11-16 13:01
繪子金さんそれではボクのオリジナル詩作品をご紹介します。すべて回文詩(前から読んでも後ろから読んでも同じ)となっております。

 今朝 花見
 夜は 唄う
 昼愛ある日
 唄う 春よ
 皆は  酒

 けさはなみよるはうたうひるあいあるひうたうはるよみなはさけ

  金貨
  翡翠輝く
  神のご加護のみか
  苦や瓦解す日
  歓喜

  きんかひすいかがやくかみのごかごのみかくやがかいすひかんき

   みな語れぬに
   TSU NA MI
   聴きし 問い
   好き とキス
   愛しき君夏に
   濡れたか 波

   みなかたれぬにつなみききしといすきときすいとしききみなつにぬれたかなみ
Commented by kugayama2005 at 2007-11-16 13:44
回文詩追加

    夜よ唄う
    慕いたし 君の名は
    胸に咲くや
    名は知らぬらし花
    君は見き
    名は知らぬらし花や
    草に寝む
    花のみき 慕いたし
    唄う夜よ

    (よるようたう したいたしきみのなは むねにさくや
     なはしらぬらしはな きみはみき なはしらぬらしはなや 
     くさにねむ はなのみきしたいたし うたうよるよ)
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-16 16:11 x
しょこたんに会って来ました。ギザムズカシスよ。お着物はギガントカワユシ、あんなアンティークっぽいのあたしも欲しい。でも金魚にはしょこたん語はマスター出来まちぇん。赤ちゃん言葉で良いのでしゅ。赤ちゃんパブ「流金」(笑)完全倒錯してますのう。或いはぼられるか。ネット上に店だそうかな。
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-16 16:21 x
回文、Op.1はあたしの為に書いて下さったようなものです(笑)確かに春は毎日そんな感じ(酔)Op.3はサザン風ですか。
何だか知りませんが、ウチの近所の某ファーストフード店のトイレには、いつも意味不明だったり出来が微妙だったりする、手書きの詩が飾ってあるのです。店員さんが書いてるんでしょうけど、読み進めていくと段々顔が歪んで来るような仕上がりなんですよ(笑)
あたし、世の中には変なものが存在する事を常々不思議に思っているのですが、歌にも物凄く!!変な曲があるんですよねぇ。シュールとかそんな比じゃないヤツ。HP作ったら変なモノの頁作りたいんですが、音楽業界から睨まれそうで踏ん切りがつかない。でも思い余って書いちゃいそう。
Commented by トントン at 2007-11-16 21:12 x
散人か!詩 回文 全部生かし!肝心さ
(さんじんか!しかいぶんぜんぶいかし!かんじんさ)
ちょっと、苦しいのはお許しを!!
Commented by kugayama2005 at 2007-11-16 21:39
トントン様!、すみません、かんべんしてチョウダイませ!・・・実はさっき「ツナミ」の回文詩は、トントン様のオリジナルをボクが勝手に編曲したんだ、と思い出していたんです。・・・まあそれはそれとして、回文考えるのは、脳みそがへるんです。これ以上、脳みそが減ったらどうなるのでせう!
Commented by kugayama2005 at 2007-11-16 22:19
トン姉!コピーして来た!・・・久我山散人、大傑作の回文俳句、しかも自己評価付き!爆笑

◎土佐有楽啄木鳥突き喰らう里(とさうらくきつつきつつきくらうさと)
 
  【寸評】侘助の品種である土佐有楽(とさうらく)に注目し、キツツキの動きを添えている俳味はなかなかのもの。

○大和川妻憩い待つ我が苫屋(やまとがわつまいこいまつわがとまや)

 【寸評】大和川とはいずこの川とは知らねども、愛妻がこころなよやかに待つ家に帰り行く心の描写はなかなか良ろしい。

△今朝春よ消ゆ白し雪夜は酒(けさはるよきゆしろしゆきよるはさけ)

 【寸評】今朝+酒の組み合わせはやや陳腐ではあるが、早春の宵に酒を酌んでみようかという気持ちに同感。

△花の咲く君庭に見き草の名は(はなのさくきみにわにみきくさのなは)
 【寸評】作りやすい素材だがそつなくまとめている。

△花の舞い古伊万里舞妓今の名は(はなのまいこいまりまいこいまのなは)

 【寸評】古伊万里の食器を出すような良き座敷で舞っていたあの舞妓は、今は実名に戻ってどんな暮らしをしているのだろうか、という回顧の句だと思う。「こいまりまいこ」とはなかなか思いつかないものだ。
Commented by トントン at 2007-11-16 22:29 x
そうそう、私のところにだけ置いておいてはいけない!これは、お腹がねじれるほど笑った、自己評価付だもの!!once a miracleさんが、泣くほど感動したのだから!!
ハイ、津波の原型は私でございますが、いろけもなにもないというようなことを言われた気がいたします!!(笑)
Commented by kugayama2005 at 2007-11-16 22:36
トン姉!、爆、爆!・・・回文おもしろいねえ!、でも脳みそ使わないと出来ないねえ!・・・でも今年中にもう一回つくってみたくなったベシ!
Commented by kugayama2005 at 2007-11-16 22:55
繪子金さん、しょこたん語マスターしてソプラノの歌つくってくださいな。なかなかすごいよ。例えばこんな感じ・・・ちなみにアゴではなくのどのへこみもギザポイントよくネコはあごをコチョコチョするとごろごろいうけどもっとウレシス顔するのがのどぼとけのあたり。爪をギュッとしてキモチヨス顔するおマミトシ様マイケルもそうだったなぁしましまの色をかえてウレシス顔するマミトシ様皆様のネコ様もギザポイントあるかお(^ω^)
Commented by 繪子の飼い主 at 2007-11-17 20:35 x
あたし作曲はしないんで(笑)十万下さったら友達に依頼します。
でも何処で歌うんだ??
あいつどうしちゃったんだと言われるのが関の山。
それより回文の方が素晴らしい歌が出来るような気がするのお。
Commented by 諏訪ッチ at 2007-11-17 23:49 x
回文は読んでいるだけで脳みそがなくなります。
これを作る人の脳みそは鉄の脳みそとしか思えない!
疲れた・・・・・
Commented by kugayama2005 at 2007-11-18 06:04
繪子金さん、適当にルララーとか歌っていたら作曲にならないんですか?・・・まあそれで作曲できれば作曲家不要になってしまいますね。・・・俳句はシラブルが揃っているので作曲しやすいような感じしますが。・・・こんど真面目に詩も書いてみますよ。
Commented by kugayama2005 at 2007-11-18 06:07
諏訪殿、回文は文の内容を問わなければ簡単ですが、俳句にすると内容も整っていて、5・7・5としなけりゃならんし、さすが季語までは遠慮しときますけど・・・考えると脳みそが壊れます。
by kugayama2005 | 2007-11-08 00:11 | ♪音楽の楽しみ(欧州スラブ) | Trackback | Comments(59)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005