2007年 11月 08日
MARIA CALLAS「LA TRAVIATA」(夜夜の美女美女10)
そういったわけで、デュマ・フィスは放蕩の青春時代を送り、じっさい愛人であったマリー・デュプレシという愛人業の人をモデルに、小説「椿の夫人」を書き、戯曲にもして大ヒットしたわけであります。
名前もあんまりありそうな名前(マルグリット)だとリアリティが出ちゃうので、ヴィオレッタ(すみれ子)として、“まあ、ヴァーチャルな話ですよ、みなさん”という雰囲気を仮装したのではないかと、ボクは推察します。
ミーハーの私としてステファニア・ボンファデッリのポスターがすてきで聴きに行ったりしたことがあります。アンナ・ネトレプコはTVで見たラ・トゥラヴィアータは斬新な演出で、よくソファーに寝そべって歌えると感心しました。でも声もvisualても美しかったですが..
椿姫はゼッフェレッリの演出の映画で何回も見ました。音楽的に飽きさせません。 マリア・カラスはカルメンのテープをよく聴きましたよ。
イタリアオペラは好きだと思いますが、モーツァルトもまじめに見たり、聴いたこともないし、指輪は引けてきそうです。
ヴィオレッタの話ですが、今、検索したらこんなの見つけました。
http://vote3.ziyu.net/html/c28822.html
おやおや、ボンちゃんが一位??。
カプレーティ~の原作は沙翁のロミジュリです。もっとも原作とは少し違いますが。今日の日経の文化面に、東北弁で、東北を舞台に置き換えた、沙翁原作のお芝居をやっている方のコラムが載っていました。面白そうです。来夏は東京でも演るそうなので、観に行きたいです。
上の頁拝見しました。・・・なんつーか、皆さんミーハーですな(笑)でもロス・アンヘレスが出ていたのには驚きました。
お、友人が来ました。んじゃこれにて。
ボン!
東京文化会館はずーっと変わらないところがいいです。どんどんいいホールができていったけど原点という感じがします。
今日はドビュッシー、メンデルスゾーン、ラベル編曲のムソルグスキーでした。この前のバレンボイムのと違って軽く、楽しめました。やはりフランスのオーケストラで洗練されているというのか...
私は時々生の演奏がとても聴きたくなるのですが、ヒラリー・ハーンのチケット欲しさにシリーズで他のも手に入れてしまったというわけです。
散人さんもまた風邪ひかないようにね。
嗚呼、でも、ヴィオレッタはどんなにか辛かった事でしょう。完全なる悪人が出て来ないだけに、彼女のいじらしさが際立って思えます。
・・・あ、さっき書き損ねましたが、カプはBellini作曲です。でもあたしが知っている限り、あまり良い音源がないようです。残念!!
さぁ。明日は伴奏合わせなのでそろそろ寝ます。
バッハは魂の子守歌のように思える曲があります。ヒラリー・ハーン今度はコンチェルトでシベリウスですって。確かにソロの方がいいかもしれません。探すとあるかしら?数年前トッパン・ホールでのチケットがあっという間に売り切れたことがありますね。
あ、それからヒラリー・ハーンですけど、ボクは来年3月の日曜日、横浜公演をおさえましたです。
蝶々さんもすみれ子さんもノルマも、強い女のように描かれる事も多いような気がしますが、女性が演出したらちょっと変わる気もします。極端な話、女性って好きな男の為に死ねるのかなぁ、と疑問に思います。ただ、子供の為になら死ねるでしょうけど。椿姫は見た事しかないので、余り詳しくは解らないんですが。前にドンナ・アンナを演った時、アンナはジョヴァンニに惚れているのかどうかで長々と話し合った事があります。結果、女性の意見は、例え父を殺した憎い相手でも、だからこそ尚更、父より強い彼に惹かれてしまうんじゃない、と云う意見が多かったように記憶してます。まぁ、どんな種類の音楽でも、解釈次第で千変万化ですし、そこが面白いところですよね。
ヒラリー・ハーンのチケット手に入ってよかったですね。
今、BSで「永遠のマリア・カラス」やっています。
私は何度か見ましたから、今夜は失礼してますが
主演女優が良かったです。
この方好きです!うまいですねぇ
こちらは、「カルメン」だったと思います。
そりゃ、いざとなれば男の為に体も張るでしょうが、なんとなく、女性の方が男性より、恋愛に関しては打算的な気がします。でも歴史的に見れば作曲家は女性より男性の方が圧倒的に多いので、女性が、それぞれの作曲家の理想像には当てはめて書かれている気がします。ベートーヴェンのフィデリオなんて、そうじゃありません?詳細は存じませんが。cosi fan tutteを観て、ベートーヴェンはフシダラだと激怒したそうですが、結構あれは演じやすいオペラとみんな言います(笑)
cosiは全曲通しで聴いたことないので、今度聴いてみます。モーツァルトも脚本には恵まれていないですよね。というよりやっぱりオペラはヒマを持て余した金持ちになんか面白いものを見せなきゃいけないわけだから、興行的な要素が大きいでしょう。・・・それにしてもモーツァルトは聴けば聴くほど意地悪じゃないかと思うほど難しい面ありますね。
モーツァルトの頃は、金持ちに媚びると云う風習は若干薄れていたと聞いた事があります。cosiなんて貴族社会へのアイロニーだと教えられました。何が正解かはもはやわかりませんが、確か女ってこんなもんだなと思います。
ちなみに魔笛は、素敵な曲もたくさんありますが、深く考えると何処までも辻褄が合わなくなって来るので、こういうもんだ、と思う事にしています。
久我山さん、魔笛はフリーメイソンの教義に基づいているとの話ですが、フリーメイソン自体、本などで勉強はしましたがあたしにはよく解りません。元は石工の労組みたいなもんだったとも聞きましたが、密教に関わりがあると云う話もありますし。まぁ、一部神秘主義のエリートの仲良倶楽部みたいなもんですかね。よく見れば、みんな特徴的ですよ。夜女はヒステリー、Tami.とPami.は馬鹿が付く程単純で良く言えば純真、Papa.達は三枚目、ザラストロは頑固親父、こんな視点でご覧になっては如何でしょう?個人的にはモノスタトスが人間臭くて好きです。
フィガロはおかしいですね。モーツアルトはフィガロの人物像が好きだったのではないでしょうか。
散人さんピンポンです。プラハ。何十年も前イタリアに行ったとき、ミラノスカラ座でオテロのリハーサルを垣間見ました。指揮者はムーティだったのかアバドだったのか・・序曲のところでしたが..ジュネーブについた時は市のホールみたいなところでサヴァリッシュが振っていましたが、ためらった末行きませんでした。ウィーンでコンサートをいくつか行ったなんていう人に会うとうらやましいの一言です。ウィーンには行ったことが無いので、行ったら美術史美術館にもぜひ行きたいと思っています。
そう言えば久我山さん、子守唄の件はどうなりました?ご高説賜りたいです。スレ待ってます。
日本のものは久我山さんのブログをお待ちする事にして(勝手に)、あたしが一番好きな曲は、子守歌と云うタイトルではありませんが、ブラームスの眠りの精。それからフンパーディンクのヘングレの、眠りの精(砂の精)に術をかけられた二人が、毎晩しているように、お祈りをする場面。とっても素敵な二重唱です。一番好きな重唱を選べと言われたら、迷わずヘングレにします。CDも出ているので良かったら聴いて下さい。
飼い主はさっき迄、作曲家に賛美歌の英語版を送る為にメールをひたすら打ち込んでいまちたが、英語の古語はスペルが特殊で打ち込みにくいそうでしゅ。目がしょぼしょぼだしょうでしゅ。
繪子は瞼がないので、いつも目を開けてまちゅ~◎▽◎
でもじぇんじぇん平気だもんね~ >(● ▽ ●)<
http://yaplog.jp/strawberry2/
今朝 花見
夜は 唄う
昼愛ある日
唄う 春よ
皆は 酒
けさはなみよるはうたうひるあいあるひうたうはるよみなはさけ
金貨
翡翠輝く
神のご加護のみか
苦や瓦解す日
歓喜
きんかひすいかがやくかみのごかごのみかくやがかいすひかんき
みな語れぬに
TSU NA MI
聴きし 問い
好き とキス
愛しき君夏に
濡れたか 波
みなかたれぬにつなみききしといすきときすいとしききみなつにぬれたかなみ
夜よ唄う
慕いたし 君の名は
胸に咲くや
名は知らぬらし花
君は見き
名は知らぬらし花や
草に寝む
花のみき 慕いたし
唄う夜よ
(よるようたう したいたしきみのなは むねにさくや
なはしらぬらしはな きみはみき なはしらぬらしはなや
くさにねむ はなのみきしたいたし うたうよるよ)
何だか知りませんが、ウチの近所の某ファーストフード店のトイレには、いつも意味不明だったり出来が微妙だったりする、手書きの詩が飾ってあるのです。店員さんが書いてるんでしょうけど、読み進めていくと段々顔が歪んで来るような仕上がりなんですよ(笑)
あたし、世の中には変なものが存在する事を常々不思議に思っているのですが、歌にも物凄く!!変な曲があるんですよねぇ。シュールとかそんな比じゃないヤツ。HP作ったら変なモノの頁作りたいんですが、音楽業界から睨まれそうで踏ん切りがつかない。でも思い余って書いちゃいそう。
◎土佐有楽啄木鳥突き喰らう里(とさうらくきつつきつつきくらうさと)
【寸評】侘助の品種である土佐有楽(とさうらく)に注目し、キツツキの動きを添えている俳味はなかなかのもの。
○大和川妻憩い待つ我が苫屋(やまとがわつまいこいまつわがとまや)
【寸評】大和川とはいずこの川とは知らねども、愛妻がこころなよやかに待つ家に帰り行く心の描写はなかなか良ろしい。
△今朝春よ消ゆ白し雪夜は酒(けさはるよきゆしろしゆきよるはさけ)
【寸評】今朝+酒の組み合わせはやや陳腐ではあるが、早春の宵に酒を酌んでみようかという気持ちに同感。
△花の咲く君庭に見き草の名は(はなのさくきみにわにみきくさのなは)
【寸評】作りやすい素材だがそつなくまとめている。
△花の舞い古伊万里舞妓今の名は(はなのまいこいまりまいこいまのなは)
【寸評】古伊万里の食器を出すような良き座敷で舞っていたあの舞妓は、今は実名に戻ってどんな暮らしをしているのだろうか、という回顧の句だと思う。「こいまりまいこ」とはなかなか思いつかないものだ。
ハイ、津波の原型は私でございますが、いろけもなにもないというようなことを言われた気がいたします!!(笑)