鳥撮りにも春はきにけり

鳥撮りも一年半近くになったかな。それで思うのだけれど、季節のはざまは何やらさびしい。あんなにやかましく鳴き交わしていた鳥たちも、旅の準備にかかっている。それは鳥たちの気配でわかる。もうオオタカも旅立ってしまうのだろうか、と考えていたら、すぐ頭上の枝にオオタカがとまって目が合ってしまった。ボクもびっくりしたけど、オオタカも慌てたらしく飛んで行ってしまった。写真には撮れなくてもそういう瞬間があればうれしい。昨シーズンは鷹の姿を見ただけであせっていたし、ファインダーで捉えれば驚喜していたけど、このシーズンはゆっくりノスリやオオタカを見られたし写真も撮れた。春になったらまた戻って来る鳥たちもいるのだ。2シーズン目なので、ちょっと大人の態度で撮ってみたいと思う。

ヒヨドリやムクドリより遅れて湾岸にやってくるツグミは、一番早く帰ってしまう。ツグミの遠くを見る姿。いとおしい感じがする。
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ヒヨドリはまだまだ湾岸にいる。これからはサエズリの季節。
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ムクドリも少数は晩春まで残っているけど、だんだん少なくなっていく。
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カモ類も留鳥のカルガモをのぞいてそろそろ北帰行か。
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ユリカモメの群が大きくなって来た。今の群でおよそ1000羽くらいだろうか。旅立ちの前には何万の群になるはずだ。
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Commented by 紅蓮 at 2008-02-25 06:29
ヒヨちゃんも他の鳥たちも、旅だってしまうのね。
旅立ちが見られたら、サイコーだね。鳥が群れている写真は、それだけで意志の統一があって、すてきな写真。
Commented by kugayama2005 at 2008-02-25 08:36
紅蓮さん、勝手におちゃめしていたユリカモメも、ここに来てちょっと寡黙に、集団行動。シベリア方面にわたって、あちらの盛大な春の息吹の中で繁殖をします。ちょっと真面目モードに入ってきたのかもしれませんね。
Commented by 繪子たん at 2008-02-26 03:44
ひ~よしゃんもいなくなちゃうの?
おうち毎日来ゆのに。
ちゅまんにゃい。
繪子だれとあしょべばいいの?
猪木しゃん?
Commented by kugayama2005 at 2008-02-26 08:31
ゑ子たん、花であそびなさい。
Commented by 繪子 at 2008-02-26 09:37
猪木しゃんとお花とあしょぶ。
だああああぁぁぁぁぁぁぁぁ~!!
Commented by 諏訪ッチ at 2008-02-27 22:31
このユリカモメの大群は見てみたいですね。
諏訪湖のユリカモメたちは、全面凍結したらどこかへ行ってしまいました。そちらへ集結しているのでしょうかね。
Commented by kugayama2005 at 2008-02-29 00:09
諏訪殿、ユリカモメが内陸まで進出したのは最近の出来事のようです。なんせ海鳥ですから。山を越えていくのでしょうか。
Commented by 諏訪ッチ at 2008-03-01 00:37
へぇ~そうなんですか。最近なのですか。
私も、諏訪湖で初めてユリカモメを見た時は驚きましたね。
こんな山の中に、ユリカモメがいるとは思いませんでした。
Commented by kugayama2005 at 2008-03-01 05:06
諏訪殿、ボクは上野の不忍池にユリカモメがいたのでさえビックリしてしまいましたよ。カモにまざってパン屑あさりしていたので。野鳥にはニンゲンから餌を絶対にもらわない鳥と、気軽にもらう鳥がいるようです。
by kugayama2005 | 2008-02-25 00:01 | バードランド | Trackback | Comments(9)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005