加納美佐子「Breakthrew」(女ジャピ13)

陰影。まだ暗い明け方このCDを聴いていたら、京都から丹後への途上、夜久野あたりの古道を走る幻が突然あらわれた。特にそのあたりに縁があるわけではないが、都を去りゆく時、山辺につつましくも美しくたちあらわれる村々の風景は忘れがたい。これはいわゆるフリージャズ風味なのだけれど、その陰影はモノクローム。彼女の希有な感性にふかく共鳴する。

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by kugayama2005 | 2005-09-07 04:40 | ♪音楽の楽しみ(女性JazzPiano) | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005