朝比奈隆+新日/指輪全曲(廃れゆく夏にはクラシックを 002)

なんと言っても朝比奈隆なのである。ボクは朝比奈+大フィルは、もの凄く好きだったのだ。その根拠は、実は朝比奈翁と関係の深い、大阪音楽大学に好きな女性がいたからだった、と、いうほど単純ではないけど、彼女はいまごろどうしているか気にはなることだ。

まあ、それはともかく、「指輪」をいってみよう。その前に、第一夜の概要を書いてみよう。(この「楽劇」は通しで15時間かかるのでバイロイトでは4日に分けて演奏)。

 世界 おもな住人(固有名詞)
○天上 神々(ヴォータン)
○地上 人類(ジークムントとジークリンデ=双子の兄妹=父はヴォータン)
○地下 ニーベルング族(アルベリッヒ)

序夜「ラインの黄金」
 <魔力をもった「ラインの黄金」の争奪、神々の欲望と狡知が、世界の終焉の契機
 となる>
 (1)地下のこびと、アルベリッヒがラインの黄金を盗む
 (2)そのころ、天上の神ヴォータンは、巨人族に対し築城を依頼する
 (3)ヴォータンは「城をつくれば美の女神フライヤを与える」と約束する(実は約
    束を守る気はさらさらない)
 (4)巨人兄弟は城を完成させ報酬を要求
 (5)ヴォータンは報酬をどうするか、そもそも仕掛人の火の神に考えさせる。
 (6)火の神ローゲは、アルベリッヒの盗んだラインの黄金を横取りしようと進言す
    る(その間、納得いかない巨人族は美の女神をさらっていく)
 (7)ヴォータンは地下世界に出向き、黄金を盗んだアルベリッヒをだまし討ちにし
    て黄金、指輪、兜を奪う
 (8)アルベリッヒは怒りのうちに指輪に呪いをかける
 (9)巨人族が報酬として黄金、指輪、兜を手に入れると、呪いのため兄弟は殺しあ
    い、残った兄は宝物を持って去る
 (10)神々は天上の城へ向かい、地上からは黄金を奪われたラインの乙女たちの嘆
    きが聴こえる

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by kugayama2005 | 2008-08-19 20:10 | ♪音楽の楽しみ(欧州スラブ) | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005
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