朝比奈隆+新日/指輪全曲(廃れゆく夏にはクラシックを 005)

第3夜(最終日)「神々の黄昏」
 <ジークフリートは遠征中、地下のこびとに魔酒を飲まされ、謀殺される。妻ブリュンヒルデ
  は、愛馬もろとも炎に飛び込むと、天上の城は炎上、ライン川は氾濫し、神々の世界は消
  え去る>

(1)ジークフリートは指輪を妻に預け、ライン地方に旅をする
(2)ジークフリートは旅の途上、こびと族の魔酒のわなにかかり、記憶を失う
(3)こびと族は、ジークフリートの妻をめとり指輪を手に入れようとしているのだ
(4)ジークフリートの妻はジークフリートにだまされたと思い、ジークフリートの唯一の弱点を敵
  に教える(大蛇の血を浴びて不死身なっていたが、その際葉っぱが背中についていたため
  背中の一点が弱点だった)
(5)ジークフリートは最後に我に返り妻への愛を取り戻すが、槍に付かれて死ぬ
(6)ジークフリートの妻(プリュンヒルデ)はすべてを悟り、愛馬とともに火のなかに駆け込む
(7)天上の城も焼け落ち、神々の世界は消え去る
(8)ライン川は洪水となり、指輪はラインの乙女たちのもとに流れ着く

「指輪」をボクはずっと以前、カラヤン+ベルリン・フィルのCDを買ったのだけど、探しても見当たらない。記憶をたぐってカラヤン+ベルリンと朝比奈+新日を比較できるほど記憶力は良くないのだけど、カラヤン+ベルリンは相当シャープな演奏だったように思う。それに比べて朝比奈+新日はよく言えば落ち着いた、悪く言えばもさっとした感じがある。他にもレコードで一組持っているけど何だったのか忘れた。

それにしても、と言うか、いずれにせよ、と言うか、ワーグナーはドイツ語がわからないと、さっぱり面白くないので、対訳本は必須だろう。

朝比奈 隆(1908年7月9日~2001年12月29日)
朝比奈隆+新日/指輪全曲(廃れゆく夏にはクラシックを 005)  _e0022344_1193062.jpg

by kugayama2005 | 2008-08-22 09:29 | ♪音楽の楽しみ(欧州スラブ) | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


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