2008年 10月 07日
モニカゼタールンド/ワルツ・フォー・デビィ/秋に女性ヴォーカルをそえて(018)
このごろ毎晩寝るときにかけているのがビル・エヴァンスとオスカー・ピーターソン・・特にビル・エヴァンスが好きです。秋の夜にぴったりかも。
世の中、みんな感覚総崩れ、リスニング音痴の宝庫となりつつあるようですぞ。
SHM-CDといっても所詮は入れ物に過ぎんのだ!
要は中の料理を作る料理人の質、そしてそれを召し上がる客の味覚が狂っておるのだ。
それを矯正する為にワタクシは一人頼まれても無いのに世の中におせっかいを焼き続けるのであった。
【めでたしめでたし】
要するに、超音波。
でもね、音として耳でキャッチしなくても、波は脳が感知しているかも知れないんですよ。
あたしには、殆どの歌手の音程が低く感じます。
倍音が出てないか、デジタルの限界なんでしょう。
あたしは (=゚ω゚)ノ!!さんの心意気、かっこいいなと思います。
カリガリ博士、コピってくれたら散人さんもかっこいい❤
で、次に出るほうの音やね。出る方の音は、出る元と、出る経路と、出る出口があるわけやね。われ思うに、これは全部つながっているわけやから、元と経路と出口をそれぞれピカピカのものにしてもあかんわけやんけ。つながって巧くにょろ~っと出ることが一番肝心やから。関西弁疲れるわ。
友達が風邪ひいて、今日は声が低いなと感じるのは、ある程度周波数を脳が覚えているからです。
あたしは絶対音感はありませんが、ムーディー勝山の音程がピアノにない音なのは解ります。逆に言えば、いつもずれた音程で歌う彼も音感があるのでしょう。
あたしは令に上げた通り、低音が聴こえます。でも音楽家は常に音にさらされて、耳を悪くする割合が多いんです。
それでも、自分の演奏は無理だとしても、他のひとの演奏を聴いて、ずれていると感じることは出来ます。
訓練するんだとしたら、脳で聴き取る訓練、なのかな。
一秒間の波の数なんて、解っても、何百何十何の一の位まで聴き取れなければ、あたしから見れば音楽家としては絶対音感とは言えません。
だって、コンマ単位のところまで、倍音が聴き取れて初めて、安定した音程に聴こえるんですから。
確か、千住真理子さんは、東大教授の研究に協力しているはずですよ。
彼女はコンマのもっと下まで、数値化できると思います。
古楽器の演奏と、現代の楽器の演奏を聴き比べてみて下さい。
CDでもはっきり判るくらい、周波数が違います。
音感とは、周波数を聴き分ける能力と、倍音を感じる能力が合わさったものだと定義します。
それに加え、その振動数が何回かをコンマ以下まで判断でき、音程固有の名前に当てはめる能力を、絶対音感というのだと思っています。
つまり、音楽家以外には、あってもウザい能力です。
上に書いたことの反証のようですが、聴こえりゃいいんです。
でも、頭を良くしたいと思ってガムランを聴くなら、CDじゃ意味ないってことっす。
赤ちゃんはCDの胎教より、ママの優しい声の方が好きですよ、きっと。
そのことじゃなくて、ですか?
1オクターヴは割り切れないので、平均率と純正調があるのがご存じですよね。
ンブラってなんぞや?
ホーミーはぶつかった音程同士を多用していますね。
空気の波=音は波が減衰もしますし、増幅もします。
良い響きのvn.の音を想い浮かべて下さい。
響きますでしょ。あれが倍音です。
ドをひいたら、そこからミ、ソ、シ、レ、ファ、ラ、ド、・・・・・と減衰して消えるまで、別の音程を派生して出し続けます。
それが耳には(慣れた耳)には安定して聴こえるんです。
それがないと低く聴こえます。倍音の派生の数値は等差数列だそうですが、あたしにはなんのことやら。
ちなみに音の大きさは振動の激しさではありません。
波の幅の広さ=振幅です。
小さなオルゴールを木の壁などにくっつけると、スピーカー代わりになります。
真理を解明するとノーヘル賞ものです。