久我山散人

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2007年 01月 19日 ( 1 )


2007年 01月 19日

ウララ・ササキ「バッハ=ブゾーニ:イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる 他」

ブゾーニによるオルガン・コラールの編曲である。ボクは実は長い間、このような編曲に偏見をもって接していた。しかし、火曜の夜から心は変わったのである。リーズ・ドゥ・ラ・サールのリサイタルで、アンコールにこの曲が選ばれていた。リーズは「どう?これで私に満足したでしょ?」というようなイタズラっぽい表情を一瞬したように思った。ラフマニノフをたっぷり聴かされた後、意表をついたハッバは素晴らしかった。モーツァルトではテクニックを聴かされているような感じがしていたが、これを聴くと、彼女が深い感性に支えられているヒトだということがわかる。

ということで、バッハ=ブゾーニをいくつか弾いているウララ・ササキを買った。このアルバムにはラフマニノフによるバッハの編曲も入っていて、なんか物事がうまくつながって来たような、へんな喜びを感じた。ウララ・ササキにも教えられた。「これらの曲を弾いていると、ブゾーニやラフマニノフが(一度もドイツ圏から外に出たことは無かった)年老いたバッハの手をとり、つかの間の旅をさせてあげているように感じる」と言う。優しい心に心打たれるものがある。・・・その他、ヴァヴァルディとバッハとの関係や、ヴィヴァルディの不遇な晩年などいろいろなこと知った。

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by kugayama2005 | 2007-01-19 01:22 | ♪バッハを聴き直す | Trackback | Comments(0)