2018年 11月 25日 ( 1 )

振り返って日本列島を見てその有利な点は、「農業化」が比較的最近に起こったので、検証がしやすいことではないか。さらに、「農業化」を拒否したかのように、縄文時代から弥生時代に進まなかった北海道先住民の存在もあり、比較ができる。


環濠集落の出現、古墳時代、王から大王の時代へ、さらに朝廷の成立過程は、おおむね「農業化」プロセスだといえる。また、「律令制」の崩壊過程では、「農業化」のなかでミズン風に言えば、「社会的な権威や権力と農業生産との関係」が見てとれる。


「律令制」崩壊過程はせいぜい1500年前のことであって、しかも地域が限定され、朝廷の威信にかかわる問題だから記録もある。先ほど触れた、北方住民の「弥生拒否」路線と合わせて考えれば、これは単に日本歴史の話ではなく人類史。


【参考】ジュリアン・ジェインズ「神々の沈黙」<Julian Jaynes:The Origin of Consciousness in the Breakdown of the Bicameral Mind(1976)>、スティーヴン・ミズン「心の先史時代」<Steven Mithen:The Prehistory Of The Mind

(1996)>


【写真】那覇市「ゆいレール」/SONY DSC-RX0


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by kugayama2005 | 2018-11-25 01:12 | 2018日記 | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005