2019年 01月 21日 ( 1 )

酒のつまみがわりにNHK放送大学を見ていた時です。NHK放送大学は見るのはタダだし、講師が必死になって口を尖らせて喋るのも面白く、酒のつまみとしてはいいものだ(笑。


本郷和人氏の講義で、「戦国大名には領民に対するサービスという課題があって、サービスの質が低い戦国大名は淘汰された」という趣旨のことをおっしゃっていたので、ナルホド、と共感した。


班田収授法の遺漏をついた「奸人」地上げ屋も、せっせと土地交換してあげたり、偽籍をつくってあげたりとまめまめしく働いて、次の時代には貴族の荘園に取り付いてまめまめしく働いて、私兵ともなってまめまめしく警護をしたり、最後には戦国大名になって偽の家系図をつくったりしたのかなー、と空想をめぐらせた。


実は、例えば江戸時代のものなら何も抵抗なく感じるし、地続きなのだと思うが、鎌倉時代やそれ以前、例えば吾妻鏡を読んでも、あまりにグロテスクで霜月騒動などはいったい何がどうなっているのか感覚がついていけない。


そういう感覚の来たる所以はなんなのか、と考えると、日本的なるものとして作られた殻が、折に触れて地割れし、中からはみ出してくるものが実はほんとうの日本的なるものなのではないのか、というところで心理が行き詰まるのだろう、とも思うのだ。


持統天皇に注目したいのは、農業化・左脳化の傑出した存在であって、ほぼ唐制引き写しであっても法整備を生涯の政治目的としたからだ。それは看過していれば盛り上がってくる、古い日本との戦いでもあった。ともすれば盛り上がってくる古い日本というものは、彼女の内にもあって、それを切り捨て切り捨てて生きたのではないか。


【写真】富山地方鉄道(立山線)/SONY DSC-RX0

私は鉄道ファンではありませんが、勢いで。


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by kugayama2005 | 2019-01-21 00:50 | 2019日記 | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005