2019年 03月 17日 ( 1 )

◾️わざうた(童謡)の採録


現代の学者は、「わざうた(童謡・謡歌)を歴史書に書き込むことは、中国の五行史を真似たもの」と説く。あちらでは、「詩妖」と表記するそうだ。


五行史と言うからには、陰陽五行思想なのだろうから、道教的なのかもしれない。この辺りは調べてみて、後にまた。


おそらく、日本書紀のこの時期の編さん担当者が、「これはいい趣向だ」と気付いて採用したのだろう。


それで、編さん者は、何を見て、わざうたを取り入れたのだろうか。その元となる記録があったに違いない。あるいは、口承による記憶が残っていたのか?


当時、わざうたを文字で記録していたとは想像できないが、いつの時代にも好事家がいるもので、筆録していた可能性はある。日本書紀で、わざうたが取り上げられているのは、皇極ー天智期に集中しているようなので、編集の気まぐれかもしれないが、この時期に集中して、社会の蠢動に合わせて、ひどく流行したのかもしれない。そうであればやはり作者は、私説、ある特定の老巫女だ。額田王は、きっとそれが誰だか知っている。


わざうたの作者も、口承者や記録者も、それが「わざうた」というジャンルのものだと認識していたわけではなかろう。作者も、まさかこれが正史の書に採録されるとは!、と、編さん時、本人はとっくの昔にあの世へ行っているにしても。


【写真】春のメジロン劇場

 EOS 5DS R/EF400mm F5.6L USM


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by kugayama2005 | 2019-03-17 00:00 | 2019日記 | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


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