2019年 04月 29日 ( 1 )

◾️玉から金属


高天原周辺には、製鉄があった可能性がある。後に秦氏(辰韓)から輸入した、北方系の板状鉄材とは違う。南伝のタタラ製鉄である。


日常的に火山を見ていれば、高熱が岩をも溶解し、冷却すれば再び形成される、という事実が了解される。


ヤマタノオロチ伝説は、タタラ製鉄を隠蔽するためのものという説もある。スサノオが追放されてやってきたのは、出雲である。山谷に這う大蛇、頭と尾が8つ、目が赤く光っている。これがタタラ製鉄の現場だ。


出雲と言っても、島根県ではない、おそらく最初は日向どこかだ。スサノオは高天原では父母や姉の憎悪の対象だったが、俗世では辣腕だった。おそらく、秘儀のタタラ製鉄で活躍したのだ。


スサノオは「カラクニの島には金銀がある」と言って、将来の(金銀を運ぶ)造船のために植林事業をしている。


また、姉アマテラスとの間にできた(実際は姉の養子にしてもらった)3人の娘は「ムナカタ3神」となっている。すなわち、大陸貿易を秘匿裏に展開する、独占的ネットワークだ。


結果的には、北方系の鉄材を入手する方が簡単だったのだろうか。


ここで考えると、土器の焼成と、金属の精錬は同時進行したのではないか。縄文土器の野焼きでも、金属は抽出できる。しかし、高温釜(炉)なら、砂鉄や鉄鉱石を精錬できる。


高温釜(炉)は弥生式土器を大量生産できたと同時に、金属生産にも応用できたはずだ。自然給気を、フイゴを使った強制給気に変えれば、刀匠が日本刀を製作する過程と変わらない。


【写真】春の花ばな/OLYMPUS PEN-F/LEITZ CANADA SUMMICRON-R 90mm F2


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by kugayama2005 | 2019-04-29 12:28 | 2019日記 | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005