2019年 07月 14日 ( 1 )

道教の特質のひとつに、「本草」と「錬丹」への強烈な傾倒があります。場合によっては、神仙思想よりも、「本草」「錬丹」が主目的のようにも見えます。


「本草」は、植物エンサイクロペディアで、漢方薬などに実用化されています。


「錬丹」は、金属への深い関心です。錬金術を研究した。銅器をつくり、剣と鏡を神聖視した。さらに辰砂から水銀をつくり、不老不死の薬石を発見しようとした(気の早い人は水銀を飲んで死んだ)。


「錬丹」の初歩は、辰砂から「丹」を生成することでしょうか。畿内ヤマトでも辰砂を産出し、宮の柱などを「丹塗り」し、朱色に染めたのでしょう。


福永光司氏によると、「錬丹」には大きな投資が必要で、秦国のような大帝国でないと財政的に無理らしいです。小規模予算でできるのは「本草」で、小国では「本草」が主流になるようです。


これまで触れてきた、畿内ヤマトに現れた、巫女アカデミーでの薬草知識、三種の神器の2つである剣と鏡、鉱物採取への執念などは道教からの強い影響が感じられます。


【写真】仙山線(仙台山形)SONY DSC-RX0

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by kugayama2005 | 2019-07-14 00:00 | 2019日記 | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005