久我山散人

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2006年 08月 21日

ヘイリー・ミルズ Hayley Mills 「難破船」「罠にかかったパパとママ」「ポリアンナ」

注文しておいたDVDが届きました。ヘイリー・ミルズ Hayley Mills の三部作(かどうかは知らないけど)・・・問題はパソコンでしか再生できないのと、英語のヒアリングです。最低英語の字幕がついていればいいのですが。「難破船」を見て完全にホレてしまいました。1962年「難破船」、1961年「罠にかかったパパとママ」、1960年「ポリアンナ」となんと毎年主演映画で活躍していたんですね。「難破船」は、変なオジサン役のモーリス・シュヴァリエとの絶妙なやりとりがなかなか面白いです。ディズニーの財産ともいうべきこういう映画が、日本でDVD化されていないのは勿体ない話。・・・ビデオテープは中古が出回っていますが、吹き替えなんで・・・。

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e0022344_845463.jpg←この画像は某所からパクってきました・・・今見てもカワイイですね。ははは。
 DVDはまだ見ていませんので、見たらまた書きます。
 ★本名はHayley Catherine Rose Vivien Mills
 ★1946/04/18ロンドンに生まれた英国人です


e0022344_6283524.jpg←日本を代表して(ちょっとそれは大げさなので昭和30年代の杉並を代表してにしますか)
トントン姉さんにご登場お願いいたします。けっこう良い勝負だと思うけど。時代を配慮してセピア色にしてみました。(この画像は紅蓮さんのところからパクってきました;;)


# by kugayama2005 | 2006-08-21 06:35 | ♪音楽の楽しみ(欧州スラブ) | Trackback | Comments(17)
2006年 08月 20日

北海道(稚内)自転車行のまとめ(夏休みモード10)

さて、ここのところの北海道での自転車展開をまとめて、夏休みモードの終わりといたします。簡単に・・・8月15日(火)稚内空港→宗谷岬→稚内市(泊)/8月16日(水)稚内市→納沙布岬→抜海港→稚内市(泊)/8月17日(木)稚内市→(40号線から農道を抜け)サロベツ原野→JR豊富駅(輪行)→稚内市(泊)/8月18日(金)稚内市→(途中から路線バス輪行)稚内空港/なお自宅・羽田空港間は往路タクシー、帰路路線バスでした。自転車で走った距離は計194キロメートルです。

道北は総じて路面は良好、サイクリングロードらしき歩道部分も充実しています。但し路面に細かな危険物(金属片・ガラス片)が多いですがやむを得ないところだと思います。飲食物はしっかり用意しておかないと補給は困難です。パンク対策も怠りなく。万一のためタクシー会社の電話番号。なお何度も書きますが、自転車保険には入った方がいいです。(東京サイクリング協会は年会費5000円で保険もついてます)

法令順守で左側通行が当然ですが、後ろから大きなトラックが猛スピードで迫って脇を抜かれるのは恐ろしいので歩行者・二輪車が皆無で見通しの良いところはあえて右側通行しました。沿道の草などにハンドルを取られるのも非常に危険です。「鹿に注意」「熊出没」と至る所に警告が出ていましたが、残念ながら遭遇はしませんでした。独特のアップダウン、非常に長い登り、突然の10%程度の勾配などがありますが、「北海道の登り道は漕いではいけません。ただくるくると車輪を回すように」という先人の知恵を思い出して走りました。

ここのところ読んだ自転車関係の本です。伊藤礼「こぐこぐ自転車」/三輪裕子(紅蓮さんのことです)「自転車でいこう!〜ビッグバードめざして〜」。伊藤さんは、失礼ながらボクから見るとちょっと無謀な計画が多いです、ははは。この本を読むと、自転車に乗っているニンゲンは同じことを考えているんだ、とびっくりします。この本を紹介してくださった☆☆さんありがとうございました。お名前忘れてしまいましたご免なさい。あとで検索して読んだご報告いたします・・・三輪さんの文章はちょっとデジタルだなと思っていたのですが、この本はモメントです。つまり調布の少年二人が、羽田飛行場までの多摩川ぞいを自転車で駆け抜ける運動量のモメントなのです。それは自転車の本質でもあるし、自転車の文体でもあります。


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・・・そう言えばデ・シーカの「自転車泥棒」やジャック・タチの「のんき大将」など自転車に関する映画もあったよね、と思い、そのうちまとめて見ましょう。・・・本日のチャリ坊は、500キロ定期点検整備のため自宅後方の公園でなごんでいます。道北の泥、はさまった草を公園の水場で洗います。ははは、図々しいですねほんと。・・・一部指摘される方があるので、荷台(キャリヤ)をつけてみましたが、チャリ坊どうですか?・・・チャリ坊「なんか生活っぽくなってきちゃったよ」・・・^^今度沖縄へいっしょに行こうねチャリ坊。


【付記】カテゴリー名を「こげこげチャリ坊」に変更しました^^


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# by kugayama2005 | 2006-08-20 02:03 | こげこげチャリ坊【輪行メモ】 | Trackback | Comments(10)
2006年 08月 19日

リルケの墓碑銘(夏休みモード09)

それで偶然のいきさつでこの夏の旅には「リルケ詩集」を持っていったのだけど主に飛行機の中と、ホテルでの朝食時に読んだ。詩集なんて読んでいるオヤジは少なかろうとて、恥ずかしくて隠しながら読んだ。結論から言うと、やっぱり18歳ではわからないけど、今ならわかる部分がわかったと思います。短いもので、リルケ自身が死を意識して、そして実際にローヌ川沿いの墓に刻まれている詩を・・・わざと(笑)ヘタクソに訳してみます。

薔薇 おお 清らな撞着
喜び
誰の眠りもそこにはない
その幾多の 瞼の下には

Rose, oh reiner Widerspruch,
Lust,
Niemandes Schlaf zu sein
unter soviel Lidern.

・・・この、薔薇の内部に秘められたものが、外にむかって開く。しかし、薔薇の内部にあったものは結局自分だけなのではないか、というイメージはリルケには何度も繰り返し現れる主題なのです。でもこの墓碑銘は、瞼(薔薇の花びら)の下には誰の眠り(死)もない=それが喜びでもある、ということが書いてあるとすれば、それまでに現れたリルケの薔薇のイメージとは少し違うのですが、それをまとめて「撞着」(普通ここは「矛盾」と訳される)として読む者の心をゆさぶるんですね。閉じている瞼はあるが、瞼の奥にはなにもない。墓はあるが、ボクはここになんかいないよ、とも読めます。でもそういう矛盾が喜びなんだ、と言っています。

サロベツとか、名もない草の丘で、これと同じような気持ちになりました。草が地平線まで風に揺れている。向こうの丘から、雲が下がってきて、草や花やボクとかチャリ坊を濡らす。草と風って、別々に存在しているものでしょうか。・・・草の一本一本を引き抜いていったら、草原の秘密が解けるのでしょうか。まさに瞼の下の瞳には誰の眠りもない。自然というのは、清らかな矛盾の喜びだってね。

ところでリルケの名前は、ライナー・マリア・リルケと言います。マリアとは女の名前じゃないのか、と思いますけど、ムカシのドイツ語の先生の解説では、マリアの時間に生まれし、という意味だそうです。しかしただそれだけじゃなくて、リルケの複雑な育ちかた(母はリルケを産むとすぐ離婚し、幼児リルケを女の子として育てた)と関係しているのではないかと思います。


ラファエロの聖母子像


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アヴェ・マリア選集。特に、若い頃のバーバラ・ボニー(ソプラノ)は素晴らしい。このジャンルがボニーの独壇場であることがよく分かります。


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# by kugayama2005 | 2006-08-19 07:37 | ♪音楽の楽しみ(欧州スラブ) | Trackback | Comments(3)
2006年 08月 18日

見とれてないで前見よう(夏休みモード08)

窓から見たら漁師がなにかとっています。貝類のようです。左の海岸線を走れば納沙布岬です。画面右の海岸線になにやら陸橋のようなものがありますが、その下にバイク野郎がたくさんテントを並べています。


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こっちでは、ロシア警備艇の銃撃で新聞紙面はいっぱいです。なにしろ納沙布沖3.7キロというわけで、すぐそこなんですね。北海道新聞を見ていたら、こんな記事がありました。財政破綻した故郷の夕張市でコンサートをする姉妹・・・平野奈緒美さんと燕真由美さん・・・これが誰かというと双子のリリーズなんですね。75年に14歳でデビューした彼女たちって今何歳?・・・でもかわいいですね。ムカシのリリーズはこちら→【click!】


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ホテル裏にあるフェリー乗り場です。結構みなさん、利尻・礼文にむかって旅だっていました。厳冬期の利尻は氷河期のアルプスみたいで凄そうです。できれば季節はずれに行きたい。

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停泊中はみんなイカ釣り漁船です。日本各地から集まってきているようです。集魚灯の発電のためのオイル高で採算が悪くなって、LEDのイカ釣り漁船も考案されているらしい。

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・・・あと、昨日見たこんなの・・・。けっこう怖いものがあります。ご自由にって言われてもねえ。

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チャリ坊は平気みたいです。

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わかりました、わかりました、それでは東京へ帰ります。

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# by kugayama2005 | 2006-08-18 07:19 | こげこげチャリ坊【輪行メモ】 | Trackback(1) | Comments(7)
2006年 08月 17日

サロベツ原野(夏休みモード07)

自転車に乗っていると、いろいろ妄想が湧いてくるのでしょうか。金儲けのヒントとか、詩的霊感でも湧けば良いのに。2日間、海岸線の平地ばかり走ったので、ちょっと山の方へ今日は行ってみます。↓ボクが泊まっている全日空ホテル(銭食うホテルと発音してください)。なお、本日の標語はホップステップジャンプです。


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ボクはわざとだけど計画をものすごくルーズに作る。今日のメモはこれだけ・・・「238号線→40号線 音威子府1545→稚内1744」・・・地図も持ってない。出かける前に、インターネットの地図を見て、じーっとイメージトレーニングする(高低差がわからないのでこまるけど)。ちょっとした記憶違いとか、判断の間違えでその日の日程はいろいろ変化してしまう。そこまで含めての愉しみですね。真面目な話、他人のミスはいろいろ批判できるけど、自分のミスは正当化しやすいでしょ?・・・でもこうやって旅すると、みんな自分のセイだってことが楽しいよ。



あ、丘だ。これこそ道北。これを登らなくては。
チャリ坊「パパー、こういうところ大変なんだよー。ギヤに草とか泥とかビシバシ引っかかるしー」
散人「わかるわかる。だけどあの上に行きたいよ。途中のクリークは強行突破で渉って行くからね」


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チャリ坊「ついたねー。結構高いよここ。標高200メートル位かな」
散人「チャリ坊、山は高きがゆえに尊からずだよ・・・う〜、ほんとう良いねここ。ほら、向こうの丘から雲なのか霧なのか雨なのか・・・ず〜っとやってきて、風がさやさやと鳴っているね。草もさやさやと鳴っているね。丘の向こうはまた丘、風の向こうはまた風、風の葬列ってこのことかな。両手を広げて深呼吸してみようね」


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牛がたくさんいました。で、ボクもここでカウ・パレードに参加! カウ・パレードについては、アートビリティ(画面右のリンクにあります)で見てね!(牛乳の価格が暴落してミルクを川に棄てたりしています。その反面、道路には巨額な税金を投入しています。市場経済と行政とのミスマッチってかな)。40号線をひた走ると・・・なんだか農道が分岐している。農道ってご存知だとは思いますが、国土交通省の管轄でできている道路じゃなくて、農林水産省がぼこぼこ税金を使って道路を造っているのであります。そっちの方が面白そうなので、登っていった。役所が税金を使い切るために作った農道は、人より熊とか鹿の通る回数の方が多いと言われています。自動車には2台会いましたが、でも熊や鹿には会いませんでした。(この道路ははっきり言って酪農家数件のためだけにつくられたとしか思えない)・・・でもボクとしてはそんなことはどうでもいいので、実は、この坂を下って道路が終わっていたらまた同じ道を登らなければならない・・・という恐怖があるのです。(でも道路はちゃんと続いていました)



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それで・・・サロベツ原野につきました。それって何?と、半信半疑だったのですが、感動しました。すごいでゴザイマス。しばし呆然と見るのみ。風が草草のかたちになったのか、はたまた草草が風のかたちになったのか、・・・アイヌはこういうところで人智を超えた何かを見たんですね。帰ったらユカラを聴き直してみましょう。


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さ・・・て、このあたりの移動はうまく計画通りにいきました。サロベツ原野から、宗谷本線に・・・1両だけの単線です。この駅のお客は、ボクと青年1名のみ。駅長さんはボクには「特に改札はしませんから自転車をお持ちなら早く乗車位置にお入りください」、青年には「坊ちゃん試験はどうだった?」(青年「落ちちゃったんです」)「ああ、頑張ったのにねえ。でも大丈夫だよ、次のチャンスがまたあるんだから」(ちょっと感動でした)


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電車(正確に言うとディーゼル車)ははっきり言って・・・すご〜い、楽ちん〜・・・だって座っているだけでいいんだもんね。チャリ坊もちんまり袋に入って休んでおります。・・・さっきから鉄道少年が、筋向かいの席で時刻表とか地図とかなんだかんだを広げて、運転席をのぞきに行ったりしてます。ん?よく見たら女の子でした。・・・ふーん、なかなか美少女です。こんな女の子が北海道鉄道の一人旅なんてカッコ良いなあ。出来ればお友達になりたい気分でしたが、彼女は途中で降りてしまいました。


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本日の走行距離は80キロでした。そして今夜の合い言葉は「あかりを点けて、キスをして」です。紅蓮さんのコメントに応えて、最後にサロベツの風をもう一枚アップします。

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# by kugayama2005 | 2006-08-17 07:49 | こげこげチャリ坊【輪行メモ】 | Trackback(1) | Comments(11)
2006年 08月 16日

納沙布岬からどんどん先へ行く(夏休みモード06)

チャリ坊、旗を立ててスタンバるも雨模様。・・・主な持ち物は、チャリ坊以外はパソコンとチューブ(自転車パンク時交換用・フランス式バルブ20インチという特殊なもののため現地調達困難)の箱だけ=爆笑(あ、あとミニ空気入れね)。旗はきのう道で拾った。「のんびり走るべあ〜」と熊の顔が書いてある、意味不明の旗。着るものは夜洗濯して、乾かない分は速攻ドライヤーで朝乾かす。午後には雨はあがりそうだけど、こういう時は列車移動で音威子府あたりまで行ってみようか?・・・だめ元でチャリ坊かついで行くか。・・・それとも昼までまって納沙布岬へ向かうか?


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とは言え待っていてもしょうがないので、パラパラ降るなか走り出し、いよいよ悪天候なら稚内駅に走り込んで名寄方面に行こう。音威子府から天塩温泉なんかどうかな(時刻表は調べてある)。・・・と思いつつも心の中では「いくら雨が降ったって遠泳でもしてるつもりになれば自転車でも平気さ」と考えていた。ポンチョも持ってこなかった。幸いと言うか、インターネットで雨雲の様子も見たのだけどたいしたことはなさそうだ。国道をひた走る。・・・向こうから1200CCはありそうなかっちょ良いバイク、戦闘機乗りのような完全装備のオヤジ・・・ライトを点滅させ敬礼をしてくる。こっちは20インチの折りたたみチャリ坊だけど、負けてはいられない、ジェロニモのごとく誇り高き挙手、「白人 土地 奪った 女 奪った 皆殺し する」・・・意味不明。

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道北なのである。北方の、ジンセイなのである。
チャリ坊:「パパー、なんか今日はアンニュイだね〜。どうしたの?」
散人:「さっきホテルを出るときにある女性からメールが来たんだ。“いつまでも良いお友達でいましょうね♪”って」
チャリ坊:「あ〜、それって高校生レベルのお別れの言葉だね!」
散人:「ほら、ここをご覧。いくつかの家族があって、愛があって、そして別れがあったのだろうか。今は夏だけど、冬は海から極北の風が吹きすさぶ。家族の愛も、最後に残ったほんとうの小さな愛の炎も、消し去るんだよ」
チャリ坊:「その話、もっと詳しく聞いていい?」
散人:「パパは永久凍土に埋まっていたマンモス象をみつけたんだよ。そのマンモス象は、あと薄い氷一枚を割るだけで、この世に生き返るんだ。・・・そのマンモス象を見つけたとき、パパはもちろんジンセイでこんなに嬉しかったことはなかった。・・・それでそのある女性に、マンモス象を・・・しかもあと氷一枚割れば生きているマンモス象としてこの世に現れるマンモス象の話をしたんだ。」
チャリ坊:「ふーん、なんだかキチガイみたいな話だね」
散人:「そうしたら彼女はしばらく考えてこう言うんだ“これはマンモスじゃないのよゴキブリのなよ”。“でももしあなたがマンモスだって言いはるのならそれでも良いわ。これをゴキブリマンモスと言いましょうね”・・・とね」
チャリ坊:「でもさパパ、現実の話として最低ゴキブリマンモスでもいいんじゃない?そんな好きなヒトなら。でも・・・きっとパパ以上に大切な男がいるんだよ、そのヒト」


ん? それはそれとして。納沙布岬でございます。「喜びも悲しみも幾歳月」って映画があったらしいけど、ボクは知らない。でもその舞台になった灯台は、この灯台の前の古い灯台だよ。・・・稚内から自転車だとすぐ着いちゃってあっけない感じ。


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どんどん進みます。


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あと6時間くらい待っていれば列車が来るようです。


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チャリ坊「ボクをこんな所に置いてけぼりにしないでよ〜」
・・・小川が流れこんでいたので、車輪を洗います。


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道はどこまでも続きます。雨がだんだん強くなって、夕方までには帰れるように、計算して時計とにらめっこ。ちんたら走ったので、走行距離は64キロでした。

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# by kugayama2005 | 2006-08-16 08:01 | こげこげチャリ坊【輪行メモ】 | Trackback | Comments(10)
2006年 08月 15日

稚内・宗谷岬(夏休みモード05)

羽田から稚内への飛行機は、ボクの尊敬する鳥海山の上を通っていく。だから席は左側にしなくてはいけない。この航路を通る飛行機は限られているので貴重だ。・・・鳥海山は高度3万フィートから見ると、・・・ペッタンコだった。・・・おお!、見るんじゃなかった。「機長さん!剣岳の上空に戻ってください。上からおしっこひっかけますから」


とかなんとか考えているうちに、稚内に着いて、チャリ坊がお姉さんに抱きかかえられて出てきた。次はチャリ坊の役をやりたい。(自転車はコンベアーに乗せないで手で出してくれるのです。ただし場合によってはベルトに乗るのですが、その際は出発地の飛行場で“ベルトで出しますよ〜”と言われます=ただし全日空の話。JALはプライベートでは乗ったことないから知らない。)


稚内空港のお巡りさんに聞きました。ボク:「すみません、ここで自転車を組み立てて国道まで走っていいですか」・・・ポリス:「えー、いーですよ、いーですよ、もちろん」・・・ボク:「えーと国道へは?」・・・ポリス「ここを右、次をまた右、国道への入り口があります」・・・ボク;「わかりました。右右で回ればいいですね」・・・ポリス:「いいえ。右右で回っているとまたここへ帰ってきてしまいますよ」・・・お〜、羽田でこんなこと聞いたら即公務執行妨害だがね。

あらら。空港を出たらこんな感じ。後ろの平たい建物が稚内空港です。夏に来たのって初めて。


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チャリ坊「パパー、こんな道がずっと続くの?・・・これって何の道?」
散人「ん〜?国道500なんとか号線じゃないかな。おお、歩道もすごく広いし良い道だね。人もいないし熊も鹿もいないし・・・」
チャリ坊「でも歩いてどうする道?、こんなとこ歩いてどこへ行くわけ〜?」
散人「チャリ坊、あんまりここへ来てへんなこと言っちゃいけないよ。ここの舗装代金は都会の納税者からとった税金の交付金で地元の自民党幹事長が良い仕事してくれてるんだよ、キット。ここに比べると五月に行った苫小牧の道路はガタガタ、メチャクチャだったよね、チャリ坊」
チャリ坊「うん、ボク壊れちゃうかと思ったよ」


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チャリ坊「パパー、なんか変なもんが回わってる!」
散人「あ!これが宗谷岬の風力発電だね」


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チャリ坊「あ〜、ついたね、これが宗谷漁港だね。」
散人「でも誰もいないね」
チャリ坊「でもパパってニンゲン嫌いだから、誰もいなくてちょうど良いんじゃない?・・・でも一人くらい好きな人っているんじゃない?、もしかして・・・例えば・・・」

・・・というわけで、チャリ坊の背景の宗谷岬に風力発電のプロペラがうっすらと立っているところをご覧ください。海の水はあくまで清浄でした。実は今回は釣りをする予定にしていましたが、止めました。その理由は宗谷岬より礼文島の北端の方が北だったからです。・・・意味不明。

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# by kugayama2005 | 2006-08-15 00:01 | こげこげチャリ坊【輪行メモ】 | Trackback(1) | Comments(17)
2006年 08月 14日

ヴァンスカ=ラハティ響「シベリウス・ベスト」+リルケ「リルケ詩選集」(夏休みモード04)

オスモ・ヴァンスカ=ラハティ交響楽団「シベリウス・ベスト」


秋に来日するオスモ・ヴァンスカ=ラハティ響の「タピオラ」を聴くのがいまから楽しみだけど、予習の意味で今、日本で買えるオスモ・ヴァンスカ=ラハティのCDは全部買ってある。このアルバムは交響曲以外の作品で、有名な曲を集めてあって、ほんとうに素晴らしい。フィンランディア、トゥオネラの白鳥、悲しいワルツ、そしてタピオラなど。

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「タピオラ」とは以前も書いたけど、タピオという森の神の地、という意味です。あまり聴かれていない曲かもしれないけれど、演奏も難しい曲だと思います。その孤高、誇りにうたれます。

リルケ「リルケ詩選集」

実はこの前、マリコさんと書き込みで天使の話をしていた時、突然かつてドイツ語の試験にリルケの「ドゥイノの悲歌」が出て往生したことを思い出した。「たとえ私が叫ぼうとも天使の序列の誰がそれを聞こうか?」というのが有名な第1行なんだけど、そのあとはよく分からなかった。

・・・文学としてリルケを読んだわけではなく、語学教材として読んだわけで、当時は詩じゃなくて、早くヘーゲルだとか読みたいとか生意気なことを考えていたものです。

それで、ボクはここに来て、急にリルケに目覚めてしまったのであります。やっぱり十代の子どもには、詩はわかりませんよね。今はわかるかどうかもギモンですが、旅の友にリルケ詩集2巻をもっていくことにしました。

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# by kugayama2005 | 2006-08-14 00:14 | ♪音楽の楽しみ(欧州スラブ) | Trackback | Comments(0)
2006年 08月 13日

デヴィッド・ヘイゼルタイン「不思議の国のアリス」+ルイス・キャロル「不思議の国のアリス(ORIGINAL)」

          (夏休みモード03)

デヴィッド・ヘイゼルタイン「不思議の国のアリス」


マンハッタンで一番クールな、ヘイゼルタイン。これ聴くの1年ぶりです。全体にすこしまったり過ぎですが、遅い夜から明け方にはいいんじゃないかと思います。

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ルイス・キャロル「不思議の国のアリス(オリジナル)」


この本は実は、ルイス・キャロルがアリス・リデルのために手作りで作った、たった1冊だけの本、「不思議の国のアリス」の復刻です。ホンモノは大英図書館にあります。アリス・リデルとは、キャロルがオックスフォード大学のカレッジで数学教師をしていた時の学寮長の三人姉妹の次女なのです。三姉妹とボートでピクニックに出かけた日こそ、「ゴールデン・アフタヌーン」と呼ばれ、その後アリスは“あのときのことをお話にして”とキャロルにせがんだそうです。・・・しかし、ここまでちゃんとした本をつくってしまうとは、キャロルのアリス・リデルに対する思いこみがわかるというものですね。(左のページを読んでください。クリスマスにこの本をプレゼントしたことが分かります)


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最後の90ページには、お話のなかのアリスではなく、アリス・リデルのスケッチまでありますが、この挿画は写真を基に(右に添付)描かれています。キャロルはアリス・リデルの写真をたくさん撮っています。しかしそのことで“女の子を自宅に招き入れ写真を撮っている。しかも服を脱がせているらしい”という噂がたってしまうのでした。・・・なおこのオリジナル版の「不思議の国のアリス」は当時10歳のアリスのために書かれたので、ボクでもなんとか読めます。


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# by kugayama2005 | 2006-08-13 08:21 | ♪音楽の楽しみ(北中南米) | Trackback | Comments(6)
2006年 08月 12日

ワグナー「神々の黄昏」+北一輝「国体論及び純正社会主義」(夏休みモード02)

ワグナー「神々の黄昏」ショルティ=ウィーンフィル

実は紅蓮さんの立山から剣岳の写真を見ていたら、「神々の黄昏」の舞台装置を思い出したのか、ワグナーを聴きたくなった。ワグナーはLPしか持っていないので聴くのがたいへん。CD以前は、こんなにひっくり返しひっくり返し聴いていたのかと思うとあきれる。

そういえばCDというものが世に出現した時、最初に買ったCD第1枚目が“ワルキューレの騎行”だったなあ(その後紛失)と余計なことを思い出し、OBさんだったらワルキューレ=ナジカ説をとなえるのではないか、などと。・・・しかしワグナーはドイツ語のヒアリング能力がないと聴いても時間の無駄だね。(だからボクはめったに聴かない)


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北一輝「国体論及び純正社会主義」


若い時の北一輝はやはり凄い。なんだかともかくデモーニッシュなのは、近代というものの本質だと思う。書きぶりが水戸学っぽいと感じるのはボクだけだろうか。


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# by kugayama2005 | 2006-08-12 00:09 | ♪音楽の楽しみ(欧州スラブ) | Trackback | Comments(5)
2006年 08月 11日

フックス「レクイエム」+藤枝静男「田紳有楽」(夏休みモード01)

サービス業をのぞくサラリーマンの休みというのは、ふつう年末年始、5月の連休、夏休みの三箇所。ボクの場合、あまり東京を離れられない緊急性のあるセクションで仕事をしていた場合は、主に映画の集中的な見直しをしました。黒澤、溝口などの作品を2、3日ぶっ続けで見るわけです。

東京を離れられるセクションの場合は、やはり軽いトレッキングと、釣り道具を持っての海岸歩きの組み合わせです。場所は、舞鶴、浜松、沼津、それから北海道で、お気に入りのホテルと食べ物も決まっています。・・・今年はそれに自転車が加わっていくのですが。

ただそれだけじゃちょっと馬鹿っぽいので、本を日に1冊づつ読むのですけど、いろいろある本もいつの間にか淘汰されて、読むものはほとんど繰り返されるようになりました。・・・夏休みは来週一杯なのですけど、早くも夏休み助走というわけで、今日あたりからぼちぼちと。


ヨハン・ヨゼフ・フックス「レクイエム」

最近海外のいろんなレーベルを紹介してくださるお店も多いので、なかなか良いものを安価で買える。フックスの「レクイエム」の美しさは噂には聞いていた。これは比類無き美しさといえます。


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藤枝静男「田紳有楽」

ボクの本棚で、これだけは別にしてあるという数冊を夏に読もうと思う。藤枝静男はもう忘れられた作家なのだろうか。彼は私小説作家に分類されているらしいが、それは違う。「田紳有楽」は代表作と言っていいのだろうと思うけど、若く官能的な金魚のC子が、池に沈められた陶器の子を孕んでしまうという事件を契機に・・・要するに難しい小説なのです。


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# by kugayama2005 | 2006-08-11 03:14 | Trackback | Comments(0)
2006年 08月 10日

カトリーヌ・スパーク「狂ったバカンス  La Voglia Matta」2

一昨日、この映像をアップしなかったので今日追加しておきます。カトリーヌ・スパークに初めて出会った記念すべき映像です。

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# by kugayama2005 | 2006-08-10 03:00 | ■映画の楽しみ | Trackback | Comments(5)
2006年 08月 09日

ブリジッド・バルドー(テレビ番組から)

ボクはなぜかBBをセクシーだと思ったことはなくて・・・ひたすらカワイイと思います。歌はうまいです。この頃のフランスのTVの歌番組は、ほんとにおしゃれですね。真似はできません。

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# by kugayama2005 | 2006-08-09 05:41 | ♪音楽の楽しみ(欧州スラブ) | Trackback | Comments(2)
2006年 08月 08日

カトリーヌ・スパーク「狂ったバカンス  La Voglia Matta」

実は昨夜ほとんどねてないのに、今日はなぜか夜中にパスポートの提示を求められ、探した。パスポートをスキャンしたりして・・・意味がよく分からないけど、でもこれは夢ではない、カトリーヌ・スパークのアリネタで勘弁してください。・・・風蕭々として易水寒し 壮士ひとたび去って再び還へらず。おやすみ。


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# by kugayama2005 | 2006-08-08 03:18 | ■映画の楽しみ | Trackback | Comments(3)
2006年 08月 07日

カトリーヌ・スパーク「CATHERINE SPAAK Tous les garcons et les filles/J'ai ....」

実は夏休みにカトリーヌ・スパークの映画を見ようと思って、イタリアの業者を物色してみたんだけどなかなかない。しょうがないからレコードを注文した。これも日本で買うと法外に高価だけど、さすがイタリアでは普通の中古レコード。しかし・・・今までもそうだったけど、イタリアってやっぱりイタリアだなあ、と思った。

まず注文しても反応がないので、まあ時差の関係もあるしとは思ったが心配になってくる。3日くらいしたらメールが来て「チャオ!注文ありがとう。じゃ、悪いけど以下イタリア語だよ。(ここまでは英語)」みたいな感じで、こっちは必死でイタリア語を読まされる(意味はよくわからない)。やっとの事で支払いを済ませる。

・・・また全然反応がない。3日くらいしてまたメールが来る。「チャオ!振り込みありがとう。じゃ、悪いけど以下イタリア語だよ。」・・・あのね、またなんか読ませるわけ・・・。なにやら「送るよ」とは書いてあるので、ちょっと安心する。・・・3日位してまたメール。「チャオ!今日郵便局に行ったよ!」・・・あのねえ、まだ送っていなかったのキミは!

それでやっと到着するのです。・・・なんかこれフランス語とかイタリア語が書いてあって腸捻転になりそう。

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# by kugayama2005 | 2006-08-07 02:02 | ♪音楽の楽しみ(欧州スラブ) | Trackback | Comments(4)
2006年 08月 06日

von OTTER「I LET THE MUSIC SPEAK」ほか女性クラシック歌手を聴く・・・

そういえばキャサリン・ジェンキンスとステファニア・ボンファデッリ以外はクラシックの歌手はこのブログにあまり登場していない。その理由は、どうしても一部のヒトの一部のアルバムに限られてしまうからだろう。一流の歌手はあまりにも数少なく、キャサリンやボンちゃんのように突然あらわれてボクらを喜ばせるケースは希だから。

昨日のブログで歌の翼ということに思い至った。やっぱり歌の翼というのなら、彼女たちを聴かねばなるまい。・・・

十 そうだ肝心のことを忘れていました。女性クラシックヴォーカルを聴いたきっかけの一つはシュヴァルツコップ女史が亡くなったというニュースを受けてでした。ご冥福をお祈りいたします。実は彼女のCDを一枚も持っていませんでした。

アンネ・ゾフィー・フォン・オッター「I LET THE MUSIC SPEAK」


このアルバムは最初聴いた時、冒頭の音符3つで感動してしまいました。オッターは積極的にクラシック以外を歌っていますが、このABBAは格別にしみじみとしています。ぜったい自分たちの歌をカヴァーさせないABBAも相手がオッターならしかたないですね。オッターのような大御所にこんなこというと失礼だとは思いますが・・・ほんとうに可憐なオバサンですね。(後で気付いたのですがオッターを最初に聴いたのは戦略的間違えでした。他のアルバムが色あせてしまう)


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森 麻季「Bist Du Bei Mir(あなたがそばにいたら)」


タイトルは、バッハのアンナ・マグダレーナのための音楽帳のなかの曲。“夜ご美”の旦那は森さんの手を握って“あなたは美しい”とささやいたらしい。イヤラシイ、クヤシイ。サイン会での握手は禁止にしてほしい。

歌詞はBist Du bei mir,geh ich mit Freuden zum Sterben und zu meine Rhu!で、あなたがそばにいれば私は永遠の憩い、死へと喜びとともに赴くでしょう・・・というものですが、ボクの考えではDuは神様のことで「神の御許では死は永遠の憩い」という意味だと思います。Du(キミ)はSie(貴殿)と違って友だちに使う代名詞と言われていますが、神様をお呼びする時はDuと言いますよ。


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ユリア「Into The West」


「西入る」って京都の地名みたいやね(笑)。なんかねえ。今流行り(流行らせようとするやつがいるだけの話)クラシック・クロスオーバーだっていうんだけど。まあニュージーランド攻勢と言ってもいいでしょう。マオリのホキホキトヌマイ(帰っておいで愛しい人の魂)が入っているので、いきおい次はキリ・テを聴くことになる。


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キリ「MAORI SONGS」


キリ・テ・カナワ。マオリソングを歌わせたら、だれも彼女にはカナワない。彼女のソプラノはひとつのありうべき理想型ですよね。


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ヒブラ・ゲルズマーワ「ORIENTAL ROMANCES」


日本ではまだゲルズマーワは売れていないみたいだけど、ちょこっと来日はしています。


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ルネ・フレミング「Haunted Heart」

When did you leave Heaven,angel mine?...いいですよね、ほんとに。先日以来、リサ・エクダールの声が耳に住み着いてしまい、ちょっと矯正のためにルネ聴きました。ルネでリサをリサからルネへの贅沢。CDってゴミみたいなCDでもこんな宝石みたいなCDでも同じ値段だから笑えますよね。


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フィリッパ・ジョルダーノ「FILIPPA GIORDANO」


ルネに続き今や定番化しているFGのアルバム。ボクはこのヒトは美女の姿をした大悪魔じゃないかと思ってるのですが、大天使とのバトルにも軽く勝利する悪魔ですよ。・・・でもこれって彼女には許されるんですか?・・・他のヒトがこんなふうに歌ったら反則というかもう犯罪ですよね、これは。


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カルメーラ・レミジオ「SOGNO」

パレルモ生まれのフィリッパ・ジョルダーノに続いて、ペスカラ生まれパレルモ育ちのレミジオと行ってみましょう。こういう正確なクラシックもいいものですよ。それにしてもシチリア島って・・・美女ばかりのパルディオーゾ!?


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アンジェラ・ゲオルギュー「プッチーニ」


どうもプッチーニって・・・とお思いの方多いかと推察いたします。ワタクシもどうも・・・。でもこのアリア集はいかがでしょうか。ゲオルギューの均衡がとれしかもすべての部分で美しいこのアリア集。「蝶々夫人」から始まって「ラ・ボエーム」私の名はミミ、とか「マノン・レスコー」「トゥーランドット」そして「トスカ」に至るまでうまくまとめられています。


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マリア・カラス「la callas...toujours PARIS 1958」


ことあるごとにこのマリア・カラスのDVDについては触れてきたのですが、最後はこれで。日本の音楽評論家もいいかげんだと思うのは、この映像が発掘されて初めて動くマリア・カラスを見て、腰を抜かしたのであります。専門家が見て腰を抜かすわけだから、これはやっぱり凄いものです。もちろん「トスカ」も。・・・この鬼神のごときマリア・カラス、いやもう鬼と化しているといえましょう。声がどうの技術がどうのというレベルの話ではなく、カリスマそのものです。


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# by kugayama2005 | 2006-08-06 00:09 | ♪音楽の楽しみ(欧州スラブ) | Trackback | Comments(2)
2006年 08月 05日

新垣 勉「白百合の花が咲く頃」

今週はなんだかちょっと疲れてしまって、疲れた理由はただ一つ、ジンセイに対する疑問ですね。そんなことで疲れてどうするの、ということで今宵は酒でも飲んでみましょうか。ちょっといろいろ偶然が重なって、今日はこのCD引っぱりだして聴くことにしました。どういう偶然かは、書いても読まされる方は面白くないかもしれませんが、書いちゃいます。(OBさん・・・男は当面出さないと言いましたがすみません出します)

G蓮さん(ボクが小学校の時一方的に惚れていたナウシカ美少女)が剣岳に行くということです。すごいなあ、ちょっとでも山を好きになったことのある人は、剣と聞くと身震いしますよね。剣は立山につながっているわけですが、ボクは日本海側から立山を見るのが好きです。ついでに富山湾の白エビで酒でも飲めばなおさらに。

・・・でも鳥海山がもっと好きです。後背に月山など出羽三山を従えて、日本海の海辺から立ち上がる孤峰・鳥海山。森敦の小説にも影響されているかもしれませんが・・・。鳥海山は他の山とは、山の品格が違います。古くから山岳信仰の対象となっていたことも、むべなるかなであります。

なかなか新垣勉までつながりませんが、鳥海山の写真を見たくてネットで検索 していたら、一つのブログをみつけました。

http://blog.goo.ne.jp/torukin7

この方の美しいブログを拝見していたら、新垣勉「白百合の花が咲く頃」というCDの紹介がありました。ボクはこの曲は知らなかったのですが、紹介を読んだだけで涙が溢れてしまいました。・・・でこのシングルCDは持ってなかったので買いました。でもこの世界って、ボクとかヒロ子さんじゃなくて、トントン姉さんの世界だよね。


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# by kugayama2005 | 2006-08-05 00:42 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(39)
2006年 08月 04日

秋山羊子「指一本で倒されるだろう」

何もかも嫌になって死にたくなった・・・という状況がよく三文ドラマなどにありそうだけど、そういう話を聞くと、嘘つきめ!と思ってしまう。だって、何もかも嫌になると言うことは、死ぬことも嫌なわけで、何もかも嫌なくせに死ぬなんていう面倒なことをするわけはないでしょう。要するに、何もかも嫌になったと言って、この世に甘えているだけなんだ。

などと書くのは何だか何もかも嫌になりそうで、でも手は自動的にブログを書いているのから、まだ何もかも嫌になっているわけではないらしい。別の言葉でいえばまだまだ甘えているのだろう。・・・状況を転換するためにこんなCD買ってみた。昨夜聴いて何だか意味がわからなかったので、今朝また聴いてみたけどまだ意味がわからないので、面倒になった。

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# by kugayama2005 | 2006-08-04 04:16 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(0)
2006年 08月 03日

リサ・エクダール (LISA EKDAHL)全集(第2巻)

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「when did you leave heaven」のいろいろな盤

リサの「when did you leave heaven」はたくさんの別盤があります。どうしていろいろ出来たのかわかりません。・・・さて、画像の下に「スウェーデン人度チェック」というリストをアップしました。これが面白いので、ぜひ見てくださいね。


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「スウェーデン人度チェック」
(元は英語です。ネット内で翻訳してくださったかたがいて、申し訳ないのですが何処でコピーさせて頂いたか忘れてしまいました。元々は米国人がつくったもののようです。なかなか傑作で大いに笑えるだけでなく、実用品でもあります。これをまねて、○○度チェックをいろいろ作ったらおもしろいと思います)

1. お昼ご飯を11時に食べることができる。
2. スーパーの買物袋(スウェーデンでは有料)は、次回も使う。または、ごみ袋として再利用する。
3. 毎週木曜日は豆のスープを食べることにしている。
4. 銀行や郵便局、薬局などでまず最初にすることは、番号札の機械を探すことである。
5. 番号札をとって、順番待ちすることには、十分慣れている。
6. 深く息を吸い込みながら「ahh」と発声する(イエスの意味)のが、既に、あなたの語彙のひとつになっている。
7. 金曜日の午後は、「Systembolaget(公営酒屋)」に行く事が、習慣になっている。
8. 「Systembolaget」の安酒には、50ドル以上払う価値があるものはないと思っている。
9. 沈黙は、楽しい。
10. 母国語が、壊れてきている。例えば「eat medicine」とか「hire videos」とか言ってしまう。
11. あなたの家の玄関は、靴屋のようになっている。(スウェーデン人は、玄関で靴を脱ぐ習慣がある)
12. 道で、見知らぬ人に微笑みかけられたら、あなたは次のどれかだと考えてしまう。
    a 彼は、酔っ払いだ。
    b 彼は、きちがいだ。
    c 彼は、アメリカ人だ。
    d 彼は、上記のすべて(つまり、酔っ払いのきちがいのアメリカ人)だ。
13. 土曜日の夜は、家にいて「ビンゴロット」という番組を見る。
14. フィンランドに行くフェリーに乗るための理由は次のどれかである。
    a 免税のウォッカ
    b 免税のビール
    c パーティ
15. ヘルシンキに行く船に乗るための理由は、ピザを食べる為である。
16. 一晩に200ドル酒を飲んでも飲み過ぎとは思わない。
17. 電話帳の「w」と「v」は同じものである。(スウェーデン語には基本的にWから始まる言葉がない)
18. テレビ番組「ロビンソン」で、誰が勝者になるか、気になる。
19. 「思いやりのある遅刻」は、一切認められない。時間は、厳守である。
20. ボルボもボルボに乗る人も、もはや全然恐くない。
21. 自分のバンディ(室内でやるホッケーみたいなスポーツ)クラブを持っている。
22. スールストロミング(発酵した臭いニシン)をおいしいと思う。
23. 会話のつなぎに「mmm」を使う。
24. 気温が9度というのは、穏やかな日だ。
25. 「万歳三唱」といわれたら「hoorah,hoorah、hoorah」と言う。
26. サンダルなのにソックスをはく。
27. 肉団子にジャムをつける。
28. 顔表現は、二種類しかない。笑顔か無表情。
29. 外で飲むより、家で飲むほうが楽しい。
30. 4月に温度25度あっても、暖かい服を着る。なぜなら、4月だから。
31. 7月に温度10度しかなくても、Tシャツと短パンを着る。なぜなら、7月だから。
32. バスが二分遅れただけで、イライラしてしまう。
33. 女性が男性よりすぐれていて、職場でも、よい地位につくことがあたり前だと思う。
34. 妻がテレビを見ているとき、子守りをするのは、夫だ。
35. 時間厳守になった結果、友達が1,2回遅れたら、軽蔑してしまう。
36. もし、見知らぬ人が、道で話しかけてきても、無視して通りすぎてしまうのが、あたりまえだ。
37. 4年も婚約していても、結婚の予定はない。
38. あなたもあなたの友達も全く同じ情報を持ち、同じ態度をとり、「Social Democracy(政党)」が一番だという信念を持っている。
39. あなたの芸術的才能、それがいかなるものであっても、すでに失われてしまった。
40. タバコを吸う時は、いくら寒くても外に出る。
41. フィッシュフィンガー(冷凍白身魚のフライ)が、買物リストにある。
42. 黒ぶち目がねがカッコイイと思い、衣装ダンスの中は、20もの黒と灰色の洋服でしめられている。
43. 暖かく、しかもソースをどっちゃりかけてなければランチとはいわない。
44. 亜硝酸ナトリウムを心配することなく際限なくソーセージを食べる。
45. ぐったりしたレタスにまだ熟れきっていないトマトを乗せたものをサラダと呼べる。
46. 時間に関係なくしょっちゅう電話するが、金曜日の午後と7月は仕事にならないと思っている。
47. 電話で「順番になったら応対する」というテープの声を聞きながら、30分以上待っても気にならない。
48. 「折り返し電話する」といわれて、かかってこないのは、あたり前だと思う。
49. 最初の電話で用件がすむと、「すごくついていた」と思ってしまう。
50. ぶつかった後、謝られると、「旅行者か」と思ってしまう。
51. 通常、大きなレストランの喫煙席は、ドアの側のテーブル3つであると思う。
52. 1日に20回は携帯電話を使用する。
53. 携帯電話の流行については、友人同様非常に敏感である。
54. タクシーがメルセデスでも、もはやなんの感慨もない。
55. 友人に「飲みにいこうか」と誘われるという事は、翌日の二日酔いを覚悟しなくてはいけない。
56. サウナにはいるということは、見知らぬ大勢と一緒に完全な裸で入る事で、生活の一部であり、ビジネスとしても必要なことである。
57. 例えもし、ノーベル賞をとったとしても、謙遜して「たいしたことはしてないよ」と言うのが、最良の方法である。
58. 若い女性が頭の上にろうそくを立てていても、もはや、びっくりする事はない。
59. 週末の買物リストには、ろうそくが入っている。
60. 組みたて式家具を立派に組みたてられる技術が身についた。
61. コマーシャルを見るために映画館に早く行く。
62. 友達の多くが、同じ名前である。
63. 保育園や小学校では、雨だろうが、雪だろうが、休憩時間には外に出されることに違和感を感じない。
64. 予約した洗濯日は、他のあらゆる予定に優先する。
65. 洗濯機が、共同で地下にあることに、驚かない。
66. 記念日でもないのに、庭に国旗を掲揚している。
67. 教育にお金を払うのは、損をした気分になる。
68. ペットボトルや空き缶は必ず集めておいて、スーパーで換金する。
69. パーティの最中に、しばしば、全員で歌を歌う事に、驚かない。
70. 3,4週間の夏休み(職場)は、あたりまえである。

追加
1.夜ご飯を午後4時に食べることができる。
2.パスタをナイフで切ってフォークで食べる技術が身についている。
3.寝袋を常備している。
4.いくらまぶしくても顔は太陽に向ける。
5.野外のアクティヴィティーには夏も極寒の冬も関係なく積極的である。
6.外の気温が氷点下十数度であろうとも、空気の入れ替えのために窓を開ける。
7.自国の国王がスピード違反で捕まっても誇りを失わない。
8.周りに必ず長期の病気休暇をとっている人がいる。
9.鉄道駅では必ずしも電車の切符が買えるとは限らないと思っている。
10.土日は特にバスの時刻表を気にする。

追加&追加
1.紐でつながれて飼い主と共に街を散歩する猫を見ても違和感がない。
2.「子供を保育所に迎えに行く」ためならやりかけの仕事を残し職場を去るのも全く問題ないと思う。
3.アパートの階段を上っている最中に電気が消えて真っ暗になっても全然驚かない。
4.急患として病院に行って3時間ほど待たされても不条理を感じない。
5.玄関で靴を履いてから忘れ物に気がついたとき、土足で部屋にあがってものをとる。
6.もしあなたが18歳で、今同居している親が両方ともあなたの生物学的親だとしたら、それはすごいことだ。
7.誕生日にはプリンセストルタを食べなければならないと思っている。
8.makeという単語を見ると、「メイク」ではなく「マーケ」と発音してしまう(マーケは夫という意味)。
9.お城の塔を見てもサイロだろうかとは思わない。
10.気がつくと量り売りのキャンディを袋に放りこんでいる自分がいる。

# by kugayama2005 | 2006-08-03 00:04 | ♪音楽の楽しみ(欧州スラブ) | Trackback | Comments(12)
2006年 08月 02日

梶芽衣子「きょうの我が身は……」

このジャケットを見ると、ことさら自慢するわけではないが27年前に“いなくなった”ボクの妻を思い出します。ほんの数年暮らした妻が“実体”を無くすという体験は、今でも夢のように、しかし醒めない夢として、ボクのなかに居住まっています。きっと道で出会ったらその路上でキスするにちがいありません。


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1.〜きょうの我が身は〜
2.螢の橋 
3.あかね
4.知らぬ顔
5.袂に春風
6.私のいいひと
7.震災まえ
8.今更なんて叱らないで下さい 〜恋文〜
9.淋しき夕べ
10.海ほおずき
11.日暮れ道
12.命日
13.きょうの我が身は

# by kugayama2005 | 2006-08-02 00:05 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(2)
2006年 08月 01日

ユリア・フィッシャー「ロシア ヴァイオリン コンチェルト」

先日、魚屋百合子ちゃんなどとふざけたことを書いたので謝っておきます。なんと彼女、この秋からフランクフルト音楽大学の教授に就任されるそうです。まだ20代前半で教授とは、すごすぎます。実は彼女、多くの国際コンクールで優勝しているのですが、そのうち3回はなんとなんと!ピアノのコンクールでの優勝なのです。天はある人には2物も3物も惜しみなく与え、普通の人には荷物を与える…ってこのことですね。

Julia Fischer
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# by kugayama2005 | 2006-08-01 00:14 | ♪音楽の楽しみ(欧州スラブ) | Trackback | Comments(19)
2006年 07月 31日

CDの整理 (27) Hilary Hahn/Paganini & Spohr Concertos

昨秋ヒラりんと大植英次がストックホルムで何か録音したということは聞いていたけど、何なのかは知らなかった。こういう時は使い古された言葉しか浮かばない。“待望の”パガニーニだった。「パガニーニ/ヴァイオリン協奏曲」大植英次=スウェーデン放送交響楽団。

まったく使い古された言葉しか浮かばない。“高鳴る胸”をおさえて聴いた。・・・こういう美しいパガニーニがあっていいのだろうか。息をつめて聴いた。第二楽章はロマンティックに、第三楽章では可憐さを加えていた。もともとご存じのごとく、超絶技巧を誇示する曲なのである。しかし彼女の場合、技巧は地下にかくれてしまう。パガニーニで技巧が隠れてしまうって?

大植=スウェーデン放送響もよかった。ともすれば煩くなってしまうところを、根気強く抑制していた。でもヒラりんに負けて凡庸になってしまうオーケストラではなく、丁寧についていっている。大植英次にはあまり関心がわかなかったのだけれど、もしかしたらすごいのかも知れない。


Hilary Hahn PAGANINI/Violin Concerto no.1 in D major op.6
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Violin Concerto No.1 in D major, Op.6
Composed by Niccolò Paganini

Allegro maestoso (Cadenza: Émile Sauret) 21.39
Adagio 5.40
Rondo. Allegro spirituoso 10.26

Violin Concerto No.8 in A minor, Op.47
"in modo di scena cantante"
Composed by Louis Spohr

Recitative - Allegro molto 4.05
Adagio - Andante 7.44
Allegro moderato 8.03

Hilary Hahn, violin
Swedish Radio Symphony Orchestra, conducted by Eiji Oue

# by kugayama2005 | 2006-07-31 00:07 | CDの整理 | Trackback | Comments(1)
2006年 07月 30日

梅雨が明けたらしいのでボサノヴァからジャズまで聴いてみる…

ふつうの人間が懸命にじぶんの頭でものを考えても、なんだか前進もしないし、ますます生きているのが嫌になってくるのではないか。余計なことは考えず、安穏に日常を暮らすべきなのではないか。追い求める真実や愛は、しょせんは個の力の及ばざるところなのか?

などと実は昨日発売のヒラリー・ハーン「パガニーニ」CDの到着を心待ちにしていたのだけど…普通は発売日の前日に発送され、発売日には届くはずなのに何やってるんだろう。しかし来たら来たで、またぞろヒラりん特集になっちまって…せっかく晴れているのにもったいないなあ。

とういうわけでヒラりんのCDがどうなっているか検索したら、お!今日中には着くみたい。では聴くのは未明にかけてとして、当面、そのへんにあるCDを聴いてすごそう。夏空で出かけたい気もするけど先週軽井沢でお金も使ったしするから、今日は静かにすごそう。

ガル&カエターノ・ヴェローゾ「ドミンゴ」
つかの間のボサノヴァの季節の終わりの初めを語るために、このアルバムは不可欠といえます。ボクがガル・コスタのファンだということを前に書いたけど、後年のガルはちょっとすねたような甘えたような不思議な発声になっていくのですが、如何にも若いこのころはストレートに歌っています。もちろんカエターノ・ヴェローゾが素晴らしいのは言うまでもありません。


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コリーヌ・ベイリー・レイ「Corinne Bailey Rae」
日本版には"Another Rainly Day"というボーナストラックがついているということで、米盤を買ってしまったボクは日本盤も買う羽目になった。Rainlyという英語があるのだろうか?なんか知って得した気分になった。それとも単なる誤植か?…このミルクチョコレートみたいな容姿そのものの魅力的な歌声。


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Sara Gazarek「Yours」
東京の丸の内辺にマンハッタンの高級ジャズクラブ風を模した店があって、サラ・ガザレックの来日公演があることは知っていたので行きたかった。でも一人で行く店じゃないし、女性を誘うというのもいかがなものか…と思ってるうちに忘れてしまった。でもCDは買った。


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お嬢さん、そんなところに寝ているとお尻が冷えますよ。

# by kugayama2005 | 2006-07-30 14:31 | ♪音楽の楽しみ(北中南米) | Trackback | Comments(0)
2006年 07月 29日

リサ・エクダール (LISA EKDAHL)全集(第1巻)

今日は三浦半島を南下してみようと思ったのだけど、早朝お腹がいたかったのでやめた。それで何か聴こうとしていろいろ考えたのだけど、とりあえず真空管をウェスタン・エレクトリックの300Bに戻して暖めていたら、リサ・エクダールを聴きたくなったので、一日かけて全アルバムを順不同に聴くことにした。・・・と思ったが、リサのCDを数えてみたら15枚もあるので一挙掲載は無理だとわかった。だから今回は第1回目ということで、御勘弁を。

「Lisa Ekdahl sings Saivadore Poe」

リサはまだ少女みたいな時に、30歳以上年上の男と結婚したのであった。ボクらは嫉妬で狂いそうになったのであります。・・・それだけならまだ良いが、その後、精神統一とかいって毎年行くインドでなんだかわかんない野郎と愛し合い、再婚してしまった(当然前の夫はポイ捨てね)。これがそのラブラブ時代のアルバムであります。くやしいけど良いCDです。

まあ確かにリサは可愛いというかスウェーデン人としてはちょっと小粒;;であります。一回だけ来日した際も、あんまり華奢なのでみんなビビったのであります。でもこの程度の美少女は日本にもいますよ。ボクのアイドル、幼稚園時代の晶ちゃん、小学校時代のヒロ子さん、中学校時代の和子さんです。(ボクって異常?)

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「LISA EKDAHL」

なつかしいリサの初期アルバムです。このころはスウェーデン語で歌っていました(途中で世界戦略かしらんけど英語になる)。彼女のお父さんは核物理学者でお母さんは学校の先生です・・・って意味ないんですけど、要するにお堅い家庭で育ったのでは?という感じはしますね。お嬢さん芸?

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「PARLOR AV GLAS」

これがリサの最新アルバムです。スウェーデンから5枚買って、ファンに分配しました。下の写真のために彼女は髪をダークに染めているのですが、なにか意味があるのでしょうか。「PARLOR AV GLAS」とはガラスの真珠という意味です。このアルバムは教会のような部屋で彼女がアコースティックギターを担当して録音されています。そういう雰囲気が彼女の歌には合いますね。


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「olyckssyster」

「olyckssyster」とは辞書をひくと「不幸な姉(or妹)」という意味になるけど、どういうことなのか歌詞全体を訳さないとわからないんだけど、リサの書く歌詞はスウェーデン人でもわからないそうだという噂でなんとか納得してしまっている。要するにさぼっているわけね。

このアルバムもずっと探していたんだけどやっぱりないのでスウェーデンに注文した。低音で歌う歌が多いので彼女の別の魅力も満喫できる。ジャケットのストックホルムの白夜もすばらしいですね。


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「LISA EKDAHL EN SAMLING SANGER」(リサ・エクダール歌曲集)

最近のオバサンがかってきたリサはとってもステキですね。それにスウェーデン語回帰、曲もほとんど自分でアコースティックギターを弾いてのポップス調、彼女の原点にもどったわけです。歌詞がわからんのは困りますが、以心伝心です。来日する気配はなく、ステージも北欧のみ。このCDも日本では売ってないのでスウェーデンのCD店に注文しました。


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# by kugayama2005 | 2006-07-29 07:23 | ♪音楽の楽しみ(欧州スラブ) | Trackback | Comments(10)
2006年 07月 28日

前田祐希「One Touch of Weill」

・・・聴きものは杉田真理子さんのまねっこと思っていたのですが、まったく同じじゃつまらないし、ちょっとひねっていきたい・・・などと、工夫する。しかし、まねっこもなかなか疲れる。う〜ん。でもWeillってマリコ風味なんだな。


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# by kugayama2005 | 2006-07-28 06:04 | ♪音楽の楽しみ(欧州スラブ) | Trackback | Comments(7)
2006年 07月 27日

安井さち子「マイ・ウィル」

5月28日のブログに、いかにもボクの選び抜いた女性ジャズピアニストとして、野本晴美&三輪洋子のことをアップした。もちろん、それはそれであります。でも、隠し玉は安井さち子さん。・・・しかしこんな素晴らしいアルバムMy Willにどうして寺島なんかの軽薄な惹句をつけるんだろうね。なんだか腹がたってきた。

去年は2回書いていました。
2005年 09月 02日 安井さち子「Touch of Fortune」(女ジャピ08)
2005年 09月 26日 安井さち子「ぴあのトリオ」(女ジャピ32)

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# by kugayama2005 | 2006-07-27 00:00 | ♪音楽の楽しみ(アジア太平洋) | Trackback | Comments(0)
2006年 07月 26日

木住野佳子「ボッサ・ノスタルジア」

はっきり言ってなんでこんなCD買ってしまったのか、自己嫌悪に陥ってしまいます。これってほんとに木住野さん?・・・


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# by kugayama2005 | 2006-07-26 00:00 | ♪音楽の楽しみ(女性JazzPiano) | Trackback | Comments(3)
2006年 07月 25日

Maureen O'Hara「ラヴ レター フロム モーリン・オハラ」

モーリン・オハラはもちろん同郷のジョン・フォード監督の映画の中で不朽の映像として輝いていますが、ボクにとってはまだ未見の重要な領域が残っています。ケストナーの「ふたりのロッテ」を下敷きに映画化したディズニー映画に出ていて、その映画のロッテ(とその双子姉妹の一人二役)が、ヘイリー・ミルズ(Hayley Mills)なのです。・・・映画の題名を忘れちゃったのですが、ますます見たくなりました。中古のVHSを探しまくるしかないのですが。

話はそれますが、ケストナーの原作では他に「点子ちゃんとアントン」がDVD化していて、以前は稀少品だったのに、今や大安売りのリイシュー盤がでていて腹が立ちますけど・・・。小さな発見ですが、ドイツ語では可愛いコドモを呼ぶ時、固有名詞に縮小語尾をつけます。ロッテ→ロッテヒェン、プンクトヒェン(点子ちゃん)・・・親が小さなコドモと話す時、なんだかやたらと〜ヒェン、〜ヒェンとつけています。「ゆうこりん」なんていう日本語もあながち見当はずれではありませんね。

・・・映画の邦題を思い出しました。「罠にかかったパパとママ」。もちろんセクシーなママの役が主演女優モーリン・オハラです。

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# by kugayama2005 | 2006-07-25 06:12 | ♪音楽の楽しみ(北中南米) | Trackback | Comments(17)
2006年 07月 24日

栗山千明(主演)「下弦の月 ラスト・クォーター」

ふつうの人は矢沢あい原作の映画化としてこれをみるらしいが、ボクは栗山千明の主演映画としてみるわけである。日本を席巻しているような矢沢あいだけれど、ボクは原作を読んでいるわけじゃないのに映画化の困難性は推し量れる。演じる女優もたいへんということになる。買うのは恥ずかしいが原作も読むべきだろう。(原作は「りぼん」に連載されたが単行本も出ている)

栗山千明を見たいボクからすれば、ここをもうすこしこうできないものか、などという不満は多いけれど、矢沢あいのファンとしては栗山はまあまあ好演している、というような印象らしい。この役柄は栗山にぴったりなので、もっと彼女を深く露出することができれば・・・とボクはどうも残念でならない。

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↓ゆうばり映画祭からパクったゴーゴー夕張もアップしちゃおう。(この映画をきっかけに欧米でも日本女子高生の制服が人気なんだとか)

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# by kugayama2005 | 2006-07-24 00:03 | ■映画の楽しみ | Trackback | Comments(2)
2006年 07月 23日

フンデルトヴァッサー展(長野県御代田町)

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フンデルトヴァッサー展・・・未見のデッサンなどいろいろ展示のあるなかで・・・「雨の日にみてごらん」(Look at It on Rainy Day)に感動して胸がガクガクしてしまいました。感動(いい年をして泣くのはおかしいと思ってこらえていたら、感涙が鼻水になってしまいましたっ)。連作10枚をぜんぶ一度には見られず、休みながらやっと10枚見られました。・・・・今まで印刷物で見た限りでは、「雨の日にみてごらん」は印象に残らなかったのですが、やはり印刷物と実物はぜんぜん別のものなんですね。他に、本で見てた絵と会えたし、切手になったのも見られました・・・帰りがけにカップを買いましたので、興味のあるかたは一番下の画像をご覧ください。(↑の写真は「雨の日にみてごらん」ではありません)


さて、ともかく雨になる確率はたかいのだけど、フンデルトヴァッサー展を見に行くには今日(7月22日)しかない、と決意してあれこれ考えた。始発(6時24分東京発)の新幹線をインターネットで予約した。問題は雨だったとき、持って行った自転車をどうするかであり、輪行はあきらめた。玄関にとまっているチャリ坊が、出がけになんかちらりと視線を飛ばしたように見えたは気のせいか(チャリ坊ごめんな!)。


軽井沢駅につくと何と晴れて浅間山がすっきり見える。・・・チャリ坊には内緒だったが、自転車を借りる算段なのだ。朝早すぎて無理なら全行程歩きのつもりだ(もちろん大人だから信濃電鉄に乗るというズルはありえる)。軽井沢には貸し自転車屋はあきれるほどあるが、なにせまだ朝の7時半。町は眠っている。・・・と思ったがある店の奥にほのかに電灯がつき、オヤジが新聞を読んでいた。首尾よく自転車を借りられたのであります(オヤジありがとう!)。


メルシャン美術館までは行程2時間弱というところだろう。国道18号を行ってもつまらないので、別荘の中の道をあちこち回りながらおおよその方角をめざした。あんまり早く着いても美術館が開いていない。・・・しかし、3段変速ママチャリで走るのはつらい。チャリ坊では何の苦労もなく登る勾配なのに、・・・ママチャリでは息が上がる。↓これはボクが元愛人にプレゼントした別荘(もちろんウソだよ〜)


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下りにさしかかってしばらく行ったら水源池(この池は冷たすぎるわき水を少し暖めるためにあります)があって、涼しそうなので休んだ。グミがたくさんなっていたので、ぽいぽい口に入れて噛んだらものすごく苦い。ありゃなんだったんだ。・・・それで、旧中山道を下れば良いとは思いながら、一応地図を見ようと考えて自転車屋のくれたのを見たら・・・もう地図の外に来てしまっているのだった。そこで初めて知ったのだけど、貸し自転車は旧軽から中軽あたりをうろうろするためのものであって、どこまでも行っていいというわけではなかったのだ。・・・でも中軽はあっという間にすっとばし、もう信濃追分をこえて下ってきてしまったではないか(真赤な貸し自転車で!)。


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とかなんとかで、ぶじ御代田(みよた)のメルシャン美術館に着きました。・・・実は帰りが凄かった。当然ながら信濃追分から下った分登るのであります。今日のママチャリでは無理、1キロは押して歩いた。・・・ふと見ると浅間のあたりから雲が降りてきている。観天望気、あやうし雲霧ニザエモンである。・・・一目散に自転車を返却、善男善女がぼ〜っとした顔で降り立つ霧の軽井沢駅からサラバとて東京に帰る途中これを書いているのであります(家へ帰ってビール飲むべし!)。


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↑メルシャン美術館の受付のお嬢さんありがとう。開館5分前に着いて「あの〜自転車はどこに停めたらいいんでしょう?」と伺ったワタクシにわざわざお出ましになって「こちらでは?あちらでは?」とご案内いただき「あちらの木影はいかがでしょう?」とお勧めいただきました。あなたのような優しく可憐なお嬢さんはきっと不幸になるにちがいありません。

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↑これは雑な模型ですから撮影は自由だとは思いますが盗撮(ぶひひ)してしまいました。

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↑これを買おうと思って見ていたら、ゴルフかなんかに来たオジサン軍団が後ろで・・・「うっはあこでが1万円だとよ!」「ひとケタ違うんでねえべか」と騒ぎだして「なんだこりゃ、なんだべさ・・・ふんでると?ふん?でる?」などど騒ぐのです。9時半の開館時に行ってもこの騒ぎですからね。・・・おめえら早く棒もって芝草の穴掘りに行けよばかたれ!

# by kugayama2005 | 2006-07-23 05:06 | こげこげチャリ坊【輪行メモ】 | Trackback(1) | Comments(13)