承前:

沖縄の「わらべうた」を読んでいたら止まらなくなった。

「とーとーめえ(前)サリ とーとーめえ(前)

大(うふ)餅 やと餅 お賜(たび)みしょれ

うまぐる拾うて おしやげやべら」

※「トートーメエ」は「月(ツチ)」の幼児語。「前(めえ)」というのは、「様」だが、日本語の古語では「〜の前」というように女性に対する尊称。「お月様、大餅、でか餅をくださいな。「賜れ」は八丈島や茨城に近年まであるらしい。「うまぐる」は「アカニシ貝」、「拾って差し上げてましょう」

「沖縄童謡集」島袋全発/昭和47年/平凡社東洋文212

2026日記【082】境界と自由1697_e0022344_15503713.jpeg












# by kugayama2005 | 2026-03-23 17:00 | Trackback | Comments(0)

承前:

琉球王朝の玉城長薫という役人が、江戸幕府家宣将軍の就任を祝うための使節団の一人として江戸へ向かった。沖縄から薩摩に上陸し、瀬戸内海を航行、江戸へ向かう。その際、特に江戸では能、狂言、歌舞伎などを鑑賞したと思われ、後の長薫の組踊に「隅田川」などが取り上げられている。実は組踊は能楽に似ている部分が多い。 ↓玉城長薫の墓所/沖縄県浦添市前田

2026日記【081】境界と自由1696_e0022344_12541963.jpeg












# by kugayama2005 | 2026-03-22 17:00 | 2026日記 | Trackback | Comments(0)

「琉球貿易図屏風」にみる船体調べ/続

北京博物館にある「鄭和宝船」の模型を見ると、琉球王朝船の船首の「目玉」と同じものがついており、さらに船首正面には鷲鷹類の彫像がある。琉球王朝の貿易船は明朝から拝領したものだから、当然といえばその通りだが、明朝は厳しい海禁政策を行う代わりに、朝貢貿易を展開した。↓ Zheng He Treasure Ship/National Museum, Beijing/Wikimedia commons/船首にある鷲鷹類の彫像が、ホワイトハウスの演台についている白頭鷲にものすごく似ている。

2026日記【080】境界と自由1695_e0022344_16052552.jpeg












# by kugayama2005 | 2026-03-21 17:00 | 2026日記 | Trackback | Comments(0)

承前:

「琉球貿易図屏風」にみる船体調べ

◼️船首の「目玉」

これは「ハヤブサの目」らしい。現行の「沖縄県章」にも似ている。

◼️船腹の「窓?」

実際に窓の役目はないらしく、大砲の発射口を模したものとの説もある。ただし明朝の大航海時代、鄭和の船団には「青銅で鋳造された大砲を24門も備え」ていたという(ルイーズ・リヴァシーズ)から、もともとは砲口だったのかもしれない。

2026日記【079】境界と自由1694_e0022344_15402363.jpeg












# by kugayama2005 | 2026-03-20 17:00 | 2026日記 | Trackback | Comments(0)

「琉球貿易図屏風」にある船旗調べ/続

船尾の旗

(上から)

◼️七つ星旗

黒地に北斗七星が描かれているらしい。船首の四色旗と合わせて、正しい方角に進む祈願だろう。

◼️ムカデ旗

七つ星旗の末端に小さなムカデ旗が付いている。

◼️日の丸ほか

右舷寄りに琉球王朝の「日の丸」があるので、左舷寄りの旗は明朝側の意匠ではないか。

2026日記【078】境界と自由1692_e0022344_13300599.jpeg













# by kugayama2005 | 2026-03-19 17:00 | 2026日記 | Trackback | Comments(0)

君の名前の意味を聞いたら “山のきつね” まき毛はいかんせん狐色 瞳は草の緑をうつす好奇心。


by kugayama2005